画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

白い飾り棚/今のために

2021-06-13 10:03:45 | 絵について

これは20年前に横浜に住んでいた時の室内の様子。
描いたのは、10年前。
左奥にある白い棚は
今でも我が家で活躍中。

その白い棚の整理をした。

カエルコーナー。
鳥獣戯画のカエルもはりきってる。

この場所に時計があると、
作業中に見やすい。
飾り棚の中のカエルの時計。



この器は気に入って実家からもらって来たもの。
青のガラスの器は見ると
昔の記憶が蘇る。

レディーボーデンのアイスはいつもこれに入れてくれた。
ぶ厚いガラスの上で
アイスがゆっくりと溶けて行く。
固いところ、溶けたところ
すごく冷たいところ、
あんまり冷たくないところ。
味覚と舌の感触を 
美しい器の上で溶けて行く様子と一緒に楽しんだ。

マトリューシカと象とダルマ。
こんな組み合わせがとても好き。
多国籍、多様性。
何でも受け入れるこの棚のように、
人の心もこうあれば良いのに。




全部出してみる。
なかなかの量。 
ここは思い出の品が沢山。

お友達の結婚式の引き出物、
海外からのお土産、
民芸品、
大事な人からの頂き物が多い。

沢山の思い出。
沢山のストーリー。

良く使うものは取りやすい位置に。
断捨離、と言う言葉はあまり好きではない。
自分の手元に来たものを、
そんな冷たい言葉で手離したくない。

なるべく活かす。
そして、役目を終えたものは、
次の場所、違う形に変化する。

「ありがとう」

整理整頓は、
自分の生活の変化を実感する時でもある。
子供の成長、自分の成長。
過去と未来を思う、
今のために。

これは、まだセツ・モードセミナーにいた頃の絵。
棚の中も、描き方も懐かしい。

見るだけでうれしい棚。
思いのこもった品々は、
いつも私を励ましてくれる。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/