第二次世界大戦で日本連合艦隊の旗艦大和は大艦巨砲主義の象徴で戦艦としては世界最強の軍艦だった。しかし航空機の発達により戦争の形態が変わり大和は大した戦果を上げることも無く航空機の餌食となり沈んだ。日本の編み出した航空機の戦術でやられてしまったのは何とも皮肉な巡り合わせだったが・・
一方ロシアの戦車を主力とする陸軍は世界最強と言われてきたが、ウクライナ戦では対戦車ミサイル・ジャベリンの標的になり苦戦しているようだ。ジャベリンは兵士一人が肩に担いで移動でき自律誘導で98%の命中率だと言うから戦車はたまったものでは無い。これでは市街戦では使い物にはならない。ロシアがキエフを落とせないのもこの辺にあるのではないか。
日本の戦艦大和もロシア戦車部隊も技術革新の前には無力だった。ウクライナはあたかも新しい兵器の実験場の感がある。 でもこの技術革新は決して人を幸せにしない。