株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

アホはアホだが関西電力幹部にも言い分はある

2019-10-06 11:22:06 | 真実の究明
元々関電は原子力電源比重が45%を占める原発頼みの会社だった。(当時は先進的な電力会社だった)
3.11地震以降原発が全部停止の状況に追い込まれて、廃止予定の効率の悪い火力を復活させたり他電力からの融通で凌いできたがその後20%の料金値上げに追い込まれていて経営陣の危機感は相当なものだったろう。
原因は福島第一原発の事故の煽りを受けてのいわば「濡れ衣の原発停止」で腹がたっただろう。

技術的には問題がないのだが、地元がウンと言わなければ原発は動かない。そこで森山助役のようなボスの登場となる。
評論家は結果論でボロクソに言うが地元対策なんて生半可なものではない。ここで関電はあきらめて「原発が動かないので電気料を値上げさせて頂きます」と言えばこんな事にはならなかったろう。
 ただ森山助役が関西電力幹部に金品を配ったのは関電を支配したような気分になっていたのかねぇ・・受け取らないと俺を軽く見るんじゃねぇ-・・と恫喝したと言う。 
地域独占でぬくぬくと商売して育ったアマアマの経営陣には手に余る相手だった。
地元の善良なる市民に一旦ハンタ-イ!!の風が吹くと手に負えないんですよ・・
大阪の市民投票だってイギリスのEU離脱の国民投票だって風次第なんだから、ボスに頼るボンボン経営者の気持ちも分からんでもない。(^_-)