関ヶ原合戦図絵巻 『大坂城評定』の場面
石田三成ほか前田利家など豊臣側ビッグネームがずらり勢ぞろい
てことで、明大博物館特別展、見てきました
いや~、こんなすんばらしいものがタダで見られるなんて……。
明治大学さまったら太っ腹っ!
(よいっしょっよいっしょっ)
どういうつながりがあるのかは不明ですが、明治大学さんは延岡藩内藤家の古文書をいっぱい持ってるんですよね。
(このへんの事情、だれか知りませんか?
元藩主さんが学校設立に関係してたとかなのかな?)
それはおいといて、
じつは、ワタクシ、内藤家長公は磯田道史先生の「殿様の通信簿」で知って以来、ずっと気になっていたんです。
なので、今回、「無双の弓手」「騎射の達者」と称えられた家長さまの雄姿を絵巻で拝見し、ちょっぴり泣けてきました
なにしろ、伏見城守備を命じられた鳥居元忠以下1800人の兵は、西軍の足止めをするミッションを与えられ、全員討ち死にする覚悟で残った徳川譜代の忠臣ばかり。
もう…もう…なんといいますか、佐幕派なら涙目必至~
だって、こうした人たちの犠牲のうえに265年の泰平の世が訪れたわけで…(グスン)…。
ありがとう、徳川家臣団っ!
ビバ、TOKUGAWAッ!
(「ぅぅっ…ガンバレ、伏見防衛チーム」の図)
それにくわえ、幕末の延岡藩の動向なんかもわかって、ホント充実したよい展示ですぞ~
たとえば、ビンボーだったので、明治初年にはすでに時代遅れになっていたゲベール銃が主力で(414挺)、しかも実戦ではほとんど使われることなく終わってしまったとか、山用四斤施条砲を33門持っていただとか、発狂もののお宝情報てんこ盛りっすよ~
(え? それのどこがお宝かって?
うーん、改めてそういわれると……)
常設展の方では、大名の婚姻に関する内藤家資料が展示されていたらしいのですが、ちょっと時間がなくて、それは次回に取っておきます。
ぅっひょっひょ、こっちも楽しみ~