OH江戸ライフ

パクス・トクガワーナ♪
とりあえず江戸時代っぽいものが好きなのです♡

映画『武士の家計簿』観たよ~

2016-07-07 | 日記


いままで何回もテレビ放送しているのに、なぜか途中で寝落ちしてしまったり、開始時間を勘ちがいして前半見逃したりで、まともに観たことがなかったと、きのう気づきました

この映画は、いうまでもなく加賀藩御算用者のお話。

ワタクシゴトながら、某所での活動において13代斉泰公や14代慶寧さんには、たいへんお世話になっているので、加賀藩はとても他所様とは思えません
(…アチラにしたら大迷惑&ブチギレでしょうな

ところが、

(城マニア的には萌え~な金沢城

は、よいとして、映画のなかの犀川…



いやいや、これは近江八幡の八幡掘でしょ

だって、ここの遊覧船乗ったもん
日牟禮八幡宮境内のクラブハリエで買ったカレーパンおいしかったもん
だから、絶対まちがいない

さらにいうなら、前日の彦根で食べた「麺匠ちゃかぽん」の「13代目赤鬼うどん」は絶品だったし、


料理自慢のお宿「やす井」さんの朝ご飯が激ウマだったから、あまりお腹すかなくて、昼食=カレーパンだったんですごく覚えてるもん。



(別に回し者ではございません
ウマイものとリンクしたことしか記憶できない仕様になっていると言いたいだけです

ああ、また行きたい…。
なんで滋賀県って、ウマイものだらけなんだー
やっぱ、古民家移住するなら、滋賀がいいかも

(……あ、はげしく脱線してる

えーと、話しを金沢にもどして、と。

うん、金沢では治部煮、食べたな。


じゃなくて!

この映画では、すこしでも借金を減らすために骨董や着物、蔵書を売る話が出てきますが、江戸時代は三価のレートが刻々と変わったりしたせいか、貨幣に対する信用があまりなく、骨董品・茶道具はいわば現代におけると同じようなものでした。
つまり、貨幣価値が急激に下がったときに備え、比較的価値が安定している「物」で資産保全=リスクヘッジしてたんですな。

なので、あんなに一切合財キレイさっぱり家財を売り払っちゃうというのは、現代人が考えるよりもっと大胆というかオソロシイ決断だったりするわけです。

とはいえ、明治になって、禄がなくなり困窮したお武家さまがたは一斉に家財を売り出し、当面の生活費を工面しようとしたので、こうした物の値段が一気に暴落
漆塗りのいかにも由緒ありげな什器類も、家紋入り金蒔絵のお道具類なども、すべて二束三文で投げ売りされるありさま。
だから、わがド庶民バアチャン家にも、お殿さまの雛人形セットがあったりしたわけです
いわゆる質草らしい)

まぁ、そういう意味では、猪山さんちは、いいときに売り抜けたといえるかもしれませんね


しかし、ここ数年、江戸検のせいでヘンな知識がついて、時代劇を見てても、
「おい、武士が道の中央やや右寄りを歩くのはオカシイだろ?
 右を歩くと、武士同士がすれ違ったとき鞘当てでケンカになるから、武士は左寄りを歩くはずだ!
 それに向こうから来たヤツに突然襲われたとき、右だと迎撃態勢に入りにくいし
などと、ギャーギャー騒いで、
「いいから、黙って見てろっ!」
と、家族にキレられるのがデフォになりつつあり、最近ちょっと居心地が……ごにょごにょ…

**********
いっしょに彦根にいった家族から、ちゃかぽんで食べたうどんは十三代目(=直弼公)ではなく、二代目(=直孝公)赤鬼うどんだったとクレームがきました。

なので、つつしんで訂正させていただきます
(んなの、家族以外どーでもいい話だろーがっ

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