久商68回 くつろぎの部屋

昭和41年3月3日卒業式 諏訪野町校舎から巣立って
58年!我々68回生も喜寿を迎えます。

運転代行、禁断の途中下車 節約で飲酒運転続発 久留米

2010-09-26 | Weblog
asahi.comより転載

飲酒運転をしないために利用するはずの運転代行で「抜け道」が横行している。
福岡県警久留米署管内で、代金を節約しようと自宅や目的地に到着する前に「途中下車」し、
その後、飲酒運転して帰宅する客が増えていることが、同署の調査でわかった。
パトカーや検問が多い市街地を抜けたところで降りる客が多いといい、
同署は農道や裏道などでも検問するなど飲酒運転撲滅に力を入れている。

 久留米市中心部の繁華街「文化街」には、周辺市町などから客が集まる。
夜になるとコインパーキングはいっぱいだ。
一方、郊外には大きな駐車場が併設された焼き鳥店や居酒屋が並ぶ。筑後平野が広がる久留米市周辺では車は必需品。
代行運転に頼る機会は多い。

 代金は業者によって異なるが、初乗りは1キロあたり1千円前後が相場で、
その後は1キロごとに数百円が加算されるという。
タクシー会社の代行の場合は客はタクシーに乗ったまま帰ることができるが、
代行専門業者の場合は、客は自分の車の助手席などに乗って帰る。

 だが、同市の代行業者は「『代金が高くなるから、もうここでいい』と言って降りてしまう人はいる。
客に言われたら無理やり連れては行けない」と打ち明ける。

 久留米署は繁華街を中心に飲酒取り締まりをしてきたが、「代行を使えば、どこからでも飲酒運転できるのではないか」と考えた。
今年7月、市内の代行業者から飲酒運転を目撃したことがあるかを聞き取った。
すると、回答した運転手120人のほぼ半数が「客が途中で降りた」と回答。3分の1ほどが「そのまま飲酒運転するのを目撃した」と答えた。

 午前0時から午前3時に、コンビニ駐車場で降りる例が多かったという。
また、繁華街をはずれた郊外や周辺市町との境などが目立った。

実態を知った同署は県内全署に報告。
8月20日付で市内の約30の代行業者に、こうした「途中下車」について通報するよう協力を求める文書を配った。

 同時に、途中下車の多い郊外での取り締まりを強化。
コンビニ駐車場や飲食店の駐車場などを重点的に見回るなどしているといい、これまでに途中下車による酒気帯び運転容疑で4人を検挙した。
そのうちの1人の女性は自宅から500メートルの地点で職務質問を受け発覚。
「家の近くだから大丈夫だと思った」と話したという。

 福岡県は今年上半期、飲酒運転による事故が全国ワースト1となった。
同署は「代行料金がもったいないと思うのかもしれないが、飲酒運転をすれば人生が台無し。
飲んだら運転せず、代行運転やタクシーを利用してほしい」としている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嶋井誠 君 | トップ | 久しぶりの帰省 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事