私の少年 「クリスマス特別編」

休載前ラストの話。


聡子と別れた後のクリスマスの話で真修は貴重な冬服。
といってもパーカーに長ズボンというそんなに冬を感じない服装なのは小学生だし当たり前か。


帰宅すると遼一がコタツで寝ていて、そばには多忙な父が買っておいていった「ケンタのパーティバーレルとケーキとアイス」
いやあ、ちゃんと父親してますよ。少なくともネグレクトではない。

溶けかかったアイスを冷凍庫にしまい、台所に遼一を誘うも面倒臭いからいいと来ません。
仕方ないので準備を整えてコタツに行く真修。


しっかしこの家はかなり散らかってますね。小学生と言っても6年生なのだから普通はもう少し掃除しそうな気もしますが。
真修は性格的にもしっかりしてるのにここは違和感ですね。

ダイニングに遼一を誘導しようとしたのも、父の指示があったからぽいですし、彼はおそらく父の指示がないと行動できないのでしょう。
背景には気を利かせようとして叱られた過去があったのかもしれません。


チキンを頬張りながら「クリスマスに欲しい物」を聞かれ脳裏に浮かぶは聡子と「背が欲しい」といったあの夏の日。
聡子が絶対的存在なのがよくわかります。

ラストは小学生らしくケーキの上のチョコの取り合い。これは確かに譲れないぞ