日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
遼クンに負けじと、“58”を目指し日夜奮闘する挑戦ブログ!

石川遼、今年の漢字は「実」

2010年12月13日 | Ryo log


 「日立3ツアーズ選手権」(12日、キングフィールズGC)
 国内ゴルフの男女、シニア各ツアーの賞金ランキング上位者らによる対抗戦が行われ、男子が2年ぶり4度目の優勝を飾った。1つの球を交互に打つダブルスと、シングルスを各9ホールで争い、男子は合計23ポイントと圧勝。シニアが2位、女子が3位だった。今年最後の試合を終えた石川遼(19)=パナソニック=は、2010年を漢字1文字で「実」と表現。充実の1年を締めくくった。
  ◇  ◇
 2010年最後の試合を終えた石川は、充実の表情だった。午前中のダブルスは薗田と組んで3ポイントを獲得。午後のシングルスは横峯に及ばなかったものの、上がり3ホール連続バーディーでフィニッシュ。「今年を締めくくるに、ふさわしい終わり方だった。締まったプレーができた」と笑みを浮かべた。
 1年を漢字一文字で振り返ると?と報道陣に問われた。「あった、去年も。忘れてました」とその場で長考。昨年は同音の「進」、「芯」を選んだが、今年は考えた末に「実」を選んだ。
 「実りある1年だったなと。賞金ランクに関しては2つ下げたけど、ドライバー、アイアン、ウエッジ、パターとすべてのカテゴリーでレベルアップしたと思うし、向上心を持ってトーナメントにも臨めた。たくさんの経験もして十二分に実りがあった」
 日本ツアー22試合に出場し、3勝。中日クラウンズでは世界最少スコア「58」も記録した。2年連続賞金王はならなかったが、数字ではなく「昨年よりも、その前の年よりも」進化を感じた1年だったという。
 


 海外は1月のロイヤルトロフィーから13試合に出場。2月のWGCアクセンチュアマッチプレー選手権で海外自己最高位の9位に入った。4大メジャーすべてに出場し、全英オープンではメジャー自己最高の27位。貴重な経験を積んだ。
 来年も今年同様、国内外で35試合程度の出場を計画している。「試合数を抑えるつもりは、まったくない。自分が成長するためになるべく多くのチャンスを生かしていきたい」と、今年の実りを、来年の収穫へとつなげていく。
(デイリースポーツ)

JGTOが2年ぶり4度目の頂点に

2010年12月13日 | Ryo log


我らがJGTOが、リベンジに成功した。合計23ポイントは、ぶっちぎりのV4をあげた。シニアチームの連覇を阻止した。昨年の優勝チームに7ポイント差をつける圧勝で、最強ツアーの名を奪い返した。

12月12日に、千葉県のキングフィールズゴルフクラブで行われたシニアと、女子と、男子の対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2010(日立3ツアーズ選手権)」。

後半9ホールのシングルス戦は、いよいよこの日の最終マッチを迎え、「うちの長老を迎えに行くよ」と悠然と腰を上げたのは、弟弟子の宮本勝昌。残りの4人も嬉々として、それに続いた。



もっともゲームは、前半から引き続きの優勢ムードに最後の藤田寛之の結果を待たずして、すでに勝負はついていた。もはや何のプレッシャーもない。最終ホールで余裕のパーパットを沈めた最年長キャプテンは、たちまち仲間5人に軽々と担がれ悲鳴を上げた。

「な、なんで俺なのっ?!」。
今年のジャパンゴルフツアーの最優秀選手は、この期に及んで抵抗した。「怖いよ、やめてぇ~!」との懇願むなしく、先週のツアー最終戦に続く2週連続の胴上げは、メンバー5人の手で高々と宙を舞った。

実力とともに、バツグンの統率力を兼ね備えた41歳の藤田を中心に、今年は例年にもまして硬いチームワークで結ばれた。昨年、最下位に沈んだ屈辱を、むしろ絆に開幕前から誰の心も燃えていた。

「今年は絶対に勝つ!!」。




あまりの入れ込みように、前半の9ホールはオルタネートのダブルス戦で、先陣を切ったシニアの尾崎直道が、思わず口をとがらせたほど。
「こんな重たい空気の中でやるのかよっ?!」。
第一組は、しょっぱなから池田勇太と松村道央の本気モードに、女子のLPGAでもブーイングが起きたほど。
「去年はもっと和気藹々としてたのに。今回は、2人とも顔が怖くて楽しくなかった」との有村智恵からのクレームも、どこ吹く風だ。

松村が「勝つという使命が僕らにはあったので」と、しゃあしゃあと言えば池田も、「真剣に、やればやるほど俺は顔が怖くなるもんで」。
ひとつのボールを交互に打つという、難解なゲーム方式でまさに「圧巻」(池田)の4アンダーで、チームに最初の勝ち点3をもたらして、弾みをつけると、続く藤田と宮本組は、師匠の芹澤信雄と大先輩の倉本昌弘を相手に、女子と引き分けの2.5ポイントを持ち帰った。
「弟子2人に負けて、テンションが下がった」と、師匠さえもギャフンと言わせて、いよいよ前半の最終マッチは石川遼と、薗田峻輔のペアが女子のラブラブ光線にも硬派を貫く。

女子のアン・ソンジュはかねてより、遼ファンを公言していた。今回、念願の初対面ではあまりの緊張にすぐには声もかけられない。恥じらいながら、サイン色紙を差し出した。
「遼クンは、本当にカッコ良かった」と、頬を染めた女王にも19歳はデレデレしない。
「普段のV争いよりも、ピリピリしていた」と、あくまでも勝負に徹した。薗田と二人三脚の2アンダーは、勝ち点3で貢献した。

前半は、8.5ポイントの優勢ムードも、6人のサムライは手加減しない。後半は、特に池田と松村がひとりになっても凄かった。それぞれ18番で魅せた。松村が15メートルをねじ込むと、続く池田はピンそばのバーディでとどめを刺した。
若大将が、早々に男子の2年ぶり4度目の勝利を決定づけてなお、石川は容赦しない。5マッチ目はやはり18番で、5メートルのバーディパット。ど真ん中から沈めて、直道が再び嘆息だ。「あの子はやっぱり、何か持ってる」。技のシニアも可憐な女子も、6人がかりでこっぱみじんだ。



思い返せばこの6人で、今季は計13勝。松村と2人、今大会は今年のMVPを受賞した池田がシニア勢の顔色を伺いつつも、してやったりと胸を張る。
「これほどのメンバーを持ってすれば、今日の結果も当然かと」。

今季、男子ツアーは計25試合。いよいよ正真正銘のこの最終戦は“26試合目”にして、何よりのクリスマスプレゼントになった。
「僕らが去年のリベンジにこだわったのは、ただやみくもに優勝したかったからではないんです」と、藤田は言った。6戦士の頭に常にあったのは、今大会の主旨でもある「for CHILD CHARITY」だ。

入場券収入と、選手の獲得賞金のうち任意の額が、難病で苦しむ子や、ゴルフ界を担うジュニアたちの将来に役立てられる。
表彰式で、代表して受け取った優勝賞金3000万円。最年長キャプテンは、その目録をほか5人にも順繰りに回覧して、「勝てばそれだけたくさんのお金を子供たちに使ってもらえる。それこそが、僕らみんなの誇りです」。6人のサンタが、満足そうに頷いた。
(JGTO)


終わりよければ…石川遼くん「実」の1年V締め

2010年12月13日 | Ryo log


 石川遼(19=パナソニック)が2010年を優勝で締めくくった。男子、女子、シニアの3団体による対抗戦、日立3ツアーズ選手権は12日、千葉・市原市のキングフィールズ・ゴルフクラブ(男子3532ヤード、シニア3377ヤード、女子3029ヤード、パー36)で行われ、男子チームは合計23ポイントを獲得し、他の2団体に大差をつけて2年ぶり4度目の優勝を飾った。1月から日本ツアーや海外メジャーなどに出場を続けて今大会が37試合目となった石川は“今季最終戦”を笑顔で終えた。

 終わりよければすべてよし。1年間ともに戦ってきた男子ツアーの仲間と一緒に優勝トロフィーを掲げて、長いシーズンにようやく別れを告げた。18番グリーン上で記念撮影をしながら、石川は充足感に浸っていた。

 「今年を締めくくるにふさわしい終わり方、引き締まったプレーができた。男子は先週シーズンが終わったばかりでコンディションもよかったですから」。午前のダブルスには薗田と組んで臨んだ。最終ホールでは同スコアで並んでいたシニアを突き放すバーディーを奪取。3メートルのパットを沈めて右手を空に突き上げた。午後のシングルスでは会心のプレーを見せた横峯に後れをとったものの、上がり3ホールは3連続バーディーと“らしさ”を発揮した。



 開会式では、投げキッスをした女子に対抗し、男子は石川が人気漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空の得意技「かめはめ波」を放ち、他のメンバーが倒れるパフォーマンスを披露。「池田さんがあそこまで足広げて倒れてくれるとは思わなかった」と池田の倒れっぷりを喜ぶなど、「普段のツアーとは違った雰囲気」を満喫した。



 1月のロイヤル・トロフィーに始まり37試合に出場して全速力で駆け抜けた1年間。「2010年を表す1文字は?」と聞かれた石川は「あっ、去年も聞かれたのに考えておくのを忘れてました」としばらく頭を悩ませた。昨年は「自分の中で一歩前に進めた」と「進」、「1年間自分の芯をもって戦えた」という「芯」の2文字を選んだ。



 今年、石川が選んだのは「実」だった。「獲得賞金は昨年より少なくて、ランクも下がったけど、すべてのカテゴリーでレベルアップできた。昨年、一昨年よりも実りのある1年。また、たくさんの素晴らしい経験ができたから」と理由を説明した。パーキープ率が84・85%(ランク15位)から85・05%(7位)、パーオン率が65・21%(24位)から66・74%(9位)に上昇するなどいくつかの部門ではデータでも進化を示し、シーズン終盤には賞金王争いの中で高みを見据えたスイング改造という種もまいた。



 その実りを収穫するべく、2011年も1月のロイヤル・トロフィーから参戦する。その後は2、3月の米ツアーを経て、4月のマスターズでは3度目の正直で予選突破に挑む。「オフといってもダラダラ過ごさないように、自分のゴルフと体調をよくしていって、いい形で2011年をスタートさせたい」。出場試合数も大きく変えるつもりはない。石川は来年もペースを緩めず走り続ける。
(スポニチアネックス)

遼、V締め「“実”りあった1年」

2010年12月13日 | Ryo log


 ◆プロゴルフ男子、シニア、女子対抗戦 日立3ツアーズ選手権(12日、千葉・キングフィールズGC) 石川遼(19)=パナソニック=が参加した男子チームは、23ポイントで2年ぶり4回目の優勝を果たした。日本ゴルフツアー機構(JGTO)がかかわる大会も全日程が終了し、石川は2010年を表す漢字1文字に「実」をあげた。2年連続賞金王は逃したが、自身初めて同年で海外4大メジャーに出場、世界主要ツアー最少スコア「58」を記録し、新スイングにも挑戦。昨年末に掲げた「攻」の目標を、見事に「実り」につなげた。大きな手応えを感じ、11年は更なる飛躍の年とする。

 最終18番のバーディーパットを沈めた石川の表情には、充実感が漂っていた。シニア、女子と競い合い1年の締めくくりとなる大会が終了。そこで、今年を振り返る漢字1文字を問われると、しばらく考え込み「実りのあった年なので『実』ですね」と、白い歯を見せた。



 昨年末に掲げた2010年の1文字は「自分のやるべきことを結果がどうなろうと怖がらずチャレンジする」と考え「攻」。その言葉は、1年後に「実」へと変わった。「賞金ランクも2つ下がった(3位)けど、ドライバー、パター、アイアンなどすべての面でレベルアップした。向上心を持ってトーナメントに臨めた」。期待された2年連続賞金王は逃したが、それ以上に多くの物を手に入れた。

 開幕3戦目の中日クラウンズでは世界最少スコア「58」を記録。ギネス・ワールド・レコーズにも認定され「RYO ISHIKAWA」の名前を世界にとどろかせた。また、自身初めて同年に海外4大メジャーに出場。マスターズ、全米プロは予選落ちしたが、全米オープンでは優勝争いするなど33位。全英オープンではメジャー自己最高の27位に入り「たくさんの経験ができた」と、得た物の大きさをかみ締めた。国内ツアー終盤戦にはタイガー・ウッズを参考にした“タイガーショット”にも挑戦。自分の可能性を広げることができた。


 この日も尾崎直道、横峯さくらと回ったシングルスでは3連続バーディーフィニッシュと、石川らしい攻めを貫いた。「女子選手への声援はすごい。僕がパットを入れても『おー石川入れたか』という雰囲気だった」と、さくらの人気に圧倒されながらも「毎年女王争いをする、さくらさんのすごさをプレーから感じることができた」と、賞金王奪回へ「実り」ある1日となった。



 新年最初の大会は、タイでのロイヤル・トロフィー。「オフでもダラダラはしない。いい形でスタートをしたい」。2011年。尽きない向上心が、石川をさらなる高みへ上げる。

 ◆石川の09年を振り返った1文字 「進」「芯」を挙げた。「進」は賞金王を獲得したことで「一歩前に進めたから」。「芯」はドライバーの向上など「自分の芯を崩さず1年間戦えたから」だった。
(スポーツ報知)

遼、来季は「賞金王」より「経験」

2010年12月13日 | Ryo log
 ゴルフの男子レギュラー、シニア、女子の3ツアー対抗戦「日立3ツアーズ選手権」は12日、千葉・キングフィールズGCで行われる。男子レギュラーの石川遼(19)=パナソニック=は11日、プロアマ戦後に会見。来季国内ツアー終盤の2試合の日程が、プレジデンツ杯、W杯と重複したことについて問われると、国際大会出場を重視する姿勢を示した。“賞金王”より“世界での経験”を積むことで更なる成長を目指していく。

 石川の視野は、世界を体感できる大舞台を向いていた。9日に発表された男子レギュラーツアーの日程発表で、今季の優勝賞金が4000万円だったダンロップフェニックス、カシオワールドオープンと、世界選抜―米国代表対抗戦のプレジデンツ杯、国・地域別対抗戦のW杯が重複。賞金王争いが佳境を迎える時期に、両大会の候補となった選手には究極の選択が求められることとなっていた。

 選出には世界ランクが影響するため石川が選ばれることが濃厚。これを受け「まだ選ばれていないですから」と前置きをしつつ「賞金王や獲得賞金は1年の目標や夢というより結果。賞金がその人の価値を決めるわけではない。それを達成するより将来の自分のためにやっていきたい。一番、自分が成長できる選択をしたい」と、言い切った。

 「プレジデンツ杯に選ばれれば世界の選手とプレーができる。かけがえのない経験。W杯も同じ」。自らの進化のため、世界と戦う貴重なチャンスを優先する姿勢を口にした。実際、プレジデンツ杯には09年に主将推薦で出場。世界選抜最多の3勝をマーク。当時「世界のトップ選手と過ごせたことはこれからの日本ツアーでも生きてくる」と話し、同年、世界最年少賞金王に輝いた。

 今大会に向けては「1打1打を大切に、会長に引っ張ってもらいながら頑張りたい」と抱負。1年最後の大会を優勝で締めくくる。
(スポーツ報知)