日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
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石川遼9バーディーの猛チャージ!6位に急浮上

2010年12月03日 | Ryo log


 男子ツアーの今季最終戦、日本シリーズJTカップ第2日(3日、東京・東京よみうりCC=7016ヤード、パー70)逆転賞金王に向け、優勝が条件となる賞金ランク2位の石川遼(19)は9バーディー1ボギーの62とスコアを伸ばし、首位と6打差の6位に急浮上した。首位は通算8アンダーの池田勇太(24)が守った。



 6オーバーの最下位から出た石川だったが2日目は絶好調。3番、4番で連続バーディーを決めるなど前半だけで4つスコアを伸ばすと、後半も5つのバーディーを奪う猛チャージ。18番ではラフからのアプローチを直接沈め、豪快なガッツポーズも見せた。この日だけで石川は8つスコアを伸ばし通算2アンダー。首位と6打差の6位と一気に順位を上げた。



 賞金ランク3位の池田勇太(24)は前半にスコアを崩すも、終盤に連続バーディーを奪い5バーディー2ボギー1ダブルボギーで通算8アンダー。首位を守った。同ランク1位の金庚泰(韓国)は4番、5番で連続ボギーを叩くなど1バーディー4ボギー。通算1アンダーで10位に後退した。

 1億7611万円で現在賞金ランク首位に立つ金庚泰とは、石川が2900万円、池田が3600万円差をつけられている。逆転賞金王には、ともに今大会に優勝し、さらに金庚泰の順位が、石川の場合は3人以上の2位以下、池田は8位タイ以下となることが条件となる。

最下位に出遅れた石川遼「最後まであきらめない」

2010年12月03日 | Ryo log


「賞金王に残された道は一つ」と優勝を見据えていた石川。記録の残るここ10年で、最多の6425人の観客の熱視線を浴びて初日に臨んだが、昨年に続く最下位スタートに、「期待してくれた人に申し訳ない気持ち」と肩を落とした。



 序盤からバーディーパットを決めきれずに流れを呼び込めない。4番の第1打は左の林へ。6番ではティーショットが左にOB。武器であるドライバーショットで、腰の回転のスムーズさを欠いてミスが連発したという。4番からの3連続ボギーで、同組で賞金王を争う池田、金庚泰に離された。



 決定的だったのが11番(パー4)。第1打は右の林。さらにミスを重ねて、バンカーからの3打目を目の前の木に乗せてしまい、1打罰を加えて打ち直し、トリプルボギーに。「情けなかった」とため息をついた。



 首位の池田とは13打差。それでも「練習場のスイングができれば1日5~6アンダーのプレーができてもおかしくない」と前を向く。「最後まであきらめない」。自らの身上を信じるのみだ。
(産経新聞)

最下位スタートの石川遼の第一声

2010年12月03日 | Ryo log
国内男子ツアー今季最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、キム・キョンテ、石川遼、池田勇太の3人が賞金王のタイトルを懸けて激突し、初日はその3選手が最終組で一緒に回る。この日訪れたギャラリー数は6,425名と過去10年間での初日最多ギャラリー数を更新し、注目の高さを窺わせた。


しかし、多くの人々の期待とは裏腹に石川は最下位スタートと出遅れてしまう。誰よりもこの結果に失望したのは石川本人だろう。その石川がホールアウト後、練習場での調整を終えて会見場に現れた。その第一声が次の言葉だ。

「とにかく、一緒に回った池田さん、キム・キョンテさんに本当に申し訳なかった内容でした。二人とも素晴らしいプレーをされていて、そんなお二人のリズムを崩しかねない、そういう自分の悪いプレーリズムだったので本当に申し訳ない。本当に二人はやりにくかっただろうなと思います」。

一方、直前の会見でこの日の石川のプレーについて尋ねられた池田は、「辛い1日だったと思うし、途中から流れも来なくてアンラッキーもあった。厳しいラウンドになってしまったので、もう少し場を盛り上げられれば良かったかなと思う」と、賞金王を争う石川を思いやる。同様に、キョンテも「アンラッキーだった」と石川を気遣った。

この1試合の結果次第で3人の中の誰かが賞金王に輝くわけだが、そんなライバル関係の中にも相手に対する配慮が滲む。どんな結末であれ、気持ち良く受け入れたいと思った。(ゴルフダイジェスト・オンライン)