日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
遼クンに負けじと、“58”を目指し日夜奮闘する挑戦ブログ!

石川遼、逆転賞金王へ「最終日に全てをかける!」

2010年12月05日 | Ryo log
 

国内男子ツアーの今季最終戦ゴルフ日本シリーズJTカップは4日、東京よみうりカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。賞金ランク2位から逆転賞金王を狙う石川遼は1イーグル、2バーディ、3ボギーの1アンダー69で回り、通算3アンダー10位タイと前日の6位タイからわずかに後退する形となった。

 初日『76』を叩く最下位スタートから、2日目は驚異的なバーディラッシュで『62』の急浮上。そして3日目は一体どんなスコアをマークするのか。まさかの80台から夢の50台まで両極端な期待を抱かせる19歳だが、ふたを開ければ『69』とごく平凡な数字。それでも、ラウンドの随所で石川らしい見せ場を演出した。



 序盤から好調なショットにパットが噛み合わず、1番から5番まではパープレー。そんな中、6番パー5ではグリーン横のラフから約15ヤードの3打目を直接ねじ込み、ダンロップフェニックス最終日以来2大会ぶりとなるイーグルを奪う。終盤の17番パー5では2オン成功から20メートル以上のイーグルトライをナイスタッチで合わせ楽々バーディ。迎えた最終18番は数々のドラマを生んできた東京よみうりCCの名物フィニッシングホール。前日の第2ラウンドでギャラリー大熱狂のチップインバーディを披露していただけに、この日も熱い視線が注がれた。

 注目のティーショットはグリーン左のラフへ。すると2打目のアプローチがピンをオーバーし、ボールは反対方向のラフまで転がってしまう。名物ホールにして最難関ホールといっても過言ではない18番に翻弄される石川だったが、直後の3打目でチップインパーかと思わせるナイスショット。結局3オン1パットでボギーとなったものの、グリーンを取り囲む大観衆を沸かせることは忘れなかった。



 第3ラウンドを終え、トーナメントリーダーは通算11アンダーの藤田寛之。8ストローク差で追う展開の石川は「(スイング改造など)今季ここまで苦労しながら取り組んできたこと、自分自身のゴルフに対する向上心、そういったもの全てを明日の最終日にかけます」と力強く宣言。賞金ランクトップの金庚泰(韓)を逆転して賞金王のタイトルを手にするためには、今大会での優勝が絶対条件だ。泣いても笑っても今季最後の18ホール、勝負の行方は果たして…?

【石川遼&池田勇太の逆転賞金王への条件】
賞金王の可能性があるのは現在賞金ランク1位の金庚泰、2位石川、3位池田の3人。金庚泰との賞金差が約2,883万円の石川は、今大会で優勝かつ金庚泰の最終成績が2位タイ以下(3人以上)になること。金庚泰との賞金差が約3,606万円の池田は、今大会で優勝かつ金庚泰の最終成績が8位タイ以下になること。
(ISM)