日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
遼クンに負けじと、“58”を目指し日夜奮闘する挑戦ブログ!

さらなる進化の糧。石川遼、プロ3年目の試練

2010年12月07日 | Ryo log


 日本シリーズJTカップ最終日。2年連続賞金王を逃した石川遼は、今季最終戦をこう振り返った。

「日本にゴルフファンが何人いらっしゃるかわからないですけど、そのひとりひとりに感想を聞きたい。これだけ期待されていて初日にああいうプレイになってしまった。それに対して皆さんがどう思っているのか知りたいんです」

 確かに、初日は6オーバーと大きく出遅れ、最下位発進だった。しかし2日目と最終日に猛チャージ。初日の会見で公言したとおり3日間で15打伸ばし、一時はトップと3打差まで肉薄した。逆転賞金王を逃したからといって、最終日まで奇跡の逆転劇を期待させた石川に、非難の目を向けるギャラリーなどいるはずもない。

 また、大叩きもあるが、爆発力もあるハイリスク・ハイリターンの攻撃的なゴルフこそ、石川の最大の魅力。そういった意味では、石川のゴルフが凝縮された4日間だった。

 今季を振り返っても、序盤に2度の予選落ちを経験するなど、快調なスタートとは言えなかったが、5月の中日クラウンズ最終日に史上最少スコアとなる「58」を叩き出して逆転優勝。9月のフジサンケイクラシックで大会連覇に成功すると、その後は安定して上位争いに加わった。11月には、タイガー・ウッズにヒントを得たスイング改造を行ない、直後の三井住友VISA太平洋マスターズですぐに結果を残した。



 シーズン3勝を挙げ、海外メジャーでもマスターズこそ一打及ばずに予選落ちしたものの、6月の全米オープンでは予選ラウンドを2位通過するなど、昨季以上の成績を残した。

 それでも、石川の胸中には賞金王ゆえのジレンマがあった。

「去年、賞金王になれたからといって、そんなにうまくいくものじゃないと思いながら戦っていました。自分はまだまだ“練習が足りない”“下手なんだ”と言い聞かせて練習してきたんですけど、やっぱり結果というものが気になる部分もあって……。09年賞金王が果たしてこういうプレイでいいのかという気持ちが常にあった」



 賞金王の重責に苦しみ続けた1年だったというのだ。それが冒頭のコメントにつながる。

 シーズンも終盤にさしかかり、ジレンマを拡大させる要因となったのが、賞金ランキングトップの金庚泰の存在だった。精度の高いショットで常に優勝争いに絡む金と自分を比べることで、足りない部分を痛感させられた。

 その結果、金との差を埋めるべく、ドライバー以上に短い距離のアイアンショットやパッティングの練習に時間を割く石川の姿があった。賞金王争いを演じる中、ショートゲームの重要性に気付くと同時に、最終戦では新たな課題も見つかった。

「(最終日にダブルボギーを叩いた)13番はずっと打ちにくいなと感じていたんです。毎日クラブ選択に迷った中で、最終日に初めて“自分にはコースマネジメント力が足りないんだ”と気付いた。高い弾道の球や低い球、ドローにフェード……そういったものをもっとマスターできれば、ゴルフ場もこれまでと違う目線で見えるようになって、コースマネジメントのバリエーションも増えていく。この点が来年の課題ですね」

 最後は「最高のシーズンを送れたとは思う」と殊勝に語った石川は、来季以降に向けた自信も口にした。

「賞金王を逃した今年のほうが最終戦で得たものが大きかった。初日に出遅れても、最後まで気持ちを切らさずに集中してプレイができた。マスターズにつながっていく大きな手応えを感じた一週間でした」

「マスターズ制覇」という変わらぬ夢と、進化を続ける攻撃的ゴルフ。すでに石川の視線は未来へ向かっている。
(スポルティーバ)

“一振不乱”石川遼、彼女いらん!オフ徹底ゴルフ漬け

2010年12月07日 | Ryo log


 過酷なシーズンを戦い抜いた翌日に、石川は早くも来季を見据えていた。「せっかくいいシーズンの終わり方をしたので、安堵(あんど)感を持たずに徹底的にやりたい。素振りをしっかりして、ボールを打って、来季へつなげたい」。4冠に輝いた表彰式で飛び出したのは、ゴルフ漬けのオフへの決意表明だった。



 2年連続受賞となったUnisysポイントの副賞は、若者なら誰もがうらやむ大みそかの東京ディズニーランド・カウントダウンパーティーのペアチケット。表彰式のパーティーでのトークショーで、司会者から「誰と行くんですか?」の質問が飛ぶと「実は薗田先輩から欲しいと言われたんです」と打ち明けた19歳。さらに「一緒に行く人を見つけないと」と突っ込まれると「見つからないと思いますよ」とあっさり“全否定”。ようやく迎えたオフシーズンも彼女探しより、ゴルフに身をささげる決意であることを口にした。

 昨年の反省がそうさせる。賞金王の称号を手に入れて迎えた2009年のオフを「浮かれていた。周りが祝福ムードで、ゴルフから離れすぎた部分があった」と冷静に省みた。最終戦の日本シリーズJTカップでは初日に最下位に沈み「今年一番なえた」が、第2ラウンドで62をマークすると最終日は7位でフィニッシュ。スイング改造中のショットに手応えを得て今季を終えることができた。



 来季は欧州対アジアの対抗戦、ザ・ロイヤルトロフィー(2011年1月7日開幕、タイ)から始動。その後は例年通り2、3月に米ツアーに数試合参戦し、4月のメジャー第1戦・マスターズに乗り込む。年明けから体力トレーニングに加え、アプローチ、パットを重点的に強化する予定。「来年もまた一年を通して、賞金王争いに加わることが一つの目標」。ゴルフ道に精進し、キングの座を奪い返す。
(スポーツ報知)

石川遼 彼女もオフも要らん!賞金王奪回へゴルフ漬け

2010年12月07日 | Ryo log


 2年連続賞金王を逃した石川遼(19=パナソニック)がゴルフ漬けのオフを過ごす決意を示した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日に都内で表彰選手を発表し、昨年9冠の石川はバーディー率、各部門の数値をポイント化したUnisysポイント、ファンが選ぶMIP賞、特別賞の4冠にとどまり、来季の巻き返しを誓った。最優秀選手には藤田寛之(41=葛城GC)が初めて選ばれ、薗田峻輔(21=フリー)が最優秀新人賞に選ばれた。

 今季最終戦から一夜明け、石川の目はもう来季を見据えていた。表彰式後のパーティーで行われたトークショー。Unisysポイントランキング賞の副賞として得たペアの東京ディズニーランド・カウントダウン・パーティー・パスポートに話題が及んだ時だった。



 司会者から「誰と行くんですか」と話題を向けられると、「薗田先輩に欲しいと言われました」と苦笑い。さらに「早く一緒に行く人を見つけないと」と突っ込まれると、「見つからないと思いますよ」と切り返した。大みそかのカウントダウン・パーティーは薗田もうらやむように若い世代には人気のイベント。だが、石川には彼女を探そうなどという考えは無縁。年末年始もゴルフ漬けの日々を送る方針だ。

 昨年は史上最年少賞金王を獲得。それなりに練習もこなしたが、知らないうちに気持ちが緩んでいた。「去年は祝福ムードのオフだった。だらっとしたつもりはないけど、ゴルフから離れすぎた。このオフはオフというより、素振りもたくさんしてボールも打って、来年につなげたい」。2年連続の賞金王を逃した反省から、休むことなく日本シリーズでつかんだショットのイメージを固める。さらに、仲田健トレーナーの下、下半身を中心に肉体も鍛えていく。



 来季は1月7日開幕の欧州対アジアの対抗戦、ザ・ロイヤル・トロフィーを皮切りに、米ツアー数試合を経て、世界ランク(現在36位)で出場が決定的なマスターズに参戦。その後、日本ツアーに出場する。「賞金王を争えた09、10年は自分にとって良いシーズンだったが、一方でチャンスを生かせなかった悔しさもある。来年も1年を通して賞金王争いに加わるのが目標」。早くも1年後のキング奪回を誓った。
(スポニチアネックス)

藤田寛之が初の年間MVP!石川遼が4冠、薗田が新人賞

2010年12月07日 | Ryo log
 今季の全日程の終了を受けて2010年度「ジャパンゴルフツアー表彰式」が都内のホテルで行われた。ツアー成績、賞金ランキング、平均ストローク、海外メジャー成績の4部門のポイント合計で決定する今季の最優秀選手賞には、ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を制した藤田寛之が選ばれた。初の韓国人賞金王に輝いた金庚泰(キム・キョンテ)は平均ストローク賞など4冠、石川遼もUnisysポイントランキング賞など4つの部門で表彰を受けた。池田勇太は2年連続4勝を挙げた功績での特別賞を含む3冠、最優秀新人賞 島田トロフィには薗田峻輔が選出された。


 見事最優秀選手賞に輝いた藤田だが、受賞スピーチでは「今年のツアーを引っ張ったのは自分ではないと思います」と自嘲気味に語るなど初のMVPにまだ実感も自覚もわいていない様子。それでも「春先から突っ走ってきて1年間完全燃焼できたというお墨付きを皆さんからもらったのかな」と今シーズンの結果には満足感を表した。「1年でも長くプレーをして皆さんに影響を与えられるゴルファーになっていきたい」40歳を超えてなお進化を続ける藤田の姿が与える勇気や感動は、石川ら若手にひけをとるものではない。来季も中心選手の1人としてツアーを引っ張っていく。

 総合的に優れていた選手に贈られるUnisysポイントランキング賞に輝いた石川は「ドライバーも曲がるし、アイアンもレベルが低いし、バーディパットを決める率もパーセーブ率も高いとは思ったことはない」と受賞にとまどいも口にしたが、こだわりを持つバーディ率賞については「予想をはるかに上回るバーディ率(4.32)を記録できたので大満足ですね」と笑顔。来シーズンも1日4個のバーディをノルマとしてこの数字にはこだわっていく姿勢をみせた。

【各賞受賞者】
最優秀選手賞 藤田寛之
賞金ランキング賞 キム・キョンテ
最優秀新人賞 島田トロフィ 薗田峻輔
チャレンジ賞金ランキング賞 ディネッシュ・チャンド
Unisys ポイントランキング賞 石川遼

平均ストローク賞 キム・キョンテ
ドライビングディスタンス賞 額賀辰徳
平均パット賞 池田勇太
フェアウェイキープ率賞 井戸木鴻樹
パーキープ率賞 キム・キョンテ
サンドセーブ率賞 河野晃一郎
パーオン率賞 キム・キョンテ
トータルドライビング賞 松村道央
バーディ率賞 石川遼
イーグル率賞 朴星俊
ゴルフ記者賞 池田勇太
Most Impressive Player賞 石川遼
特別賞 杉原輝雄、尾崎将司、池田勇太、石川遼

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