とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

門前町内保・大王社の「宮田」の当役を決めるお祭り「ふきのとう祭り」

2019年03月03日 | 日記
3日、友人と輪島市門前内保の大王社の田「宮田(みやでん)」の耕作を担う当元役を引き継ぐ神事「ふきのとう祭り」を見てきました。




予定より早く神社に到着。祭壇には、芋やガヤの実など11種類の神饌が供えられておりました。






全員で五穀豊穣(ほうじょう)を祈願。拝殿は沢山の氏子さんでした。




直会では御神酒、豆腐と小芋のおすまし、ごぼうの味噌漬けがでる


全員で五穀豊穣(ほうじょう)を祈願したあと、直会が盛り上がると宮司が宮本さんを当元に指名し、氏子らが賛同。
宮本さんは「にわかなことで、家内と相談したい」といったん退席。




いったん退席の後、紋付きの羽織を着て戻ると、「何の支度もできませんが、フキノトウみそ、豆腐のホッタテ汁(すまし汁)で良ければ受けさせてください」と承諾。
御幣とお供え物を受け取る。


御幣とお供え物は「長持ち」に入れ、当元の家に運ばれる。

※ ところが・・・・・?  昨年から当元の家で「直来」は行わず、引き続き拝殿で直会を行うことになった。




当元の家の床の間で飾るのを、引き続き拝殿の祭壇に飾られる。


新しい当元の案内で直会は盛り上がる。締めは「大盃」が運び出されるとのですが、とし坊はここで神社から帰ることとなりました。


大王社の「宮田」の当役を決めるお祭りです。当役はこの一年間お宮の田んぼのお世話をします。
集落が60軒ほどあるので、2人の当役を決めます。60年に1回だと、生涯当たらないこともあるので、30年にして2人にした。30年に1回の当役に
なります。2月9日にも行われております。この日は森倉さんが引き受けたようです。


帰路、鹿磯の海岸でこんな模様を見ました。砂漠の中に駱駝が出てきそうな砂丘・・・・?です。






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