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とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

神目神社・「酒樽がえし」、田んぼと海で豊作、大漁を祈願

2018年04月03日 | 日記
下帯姿の12人が田圃と藤波港の海で一斗樽を奪い合い豊作と大漁を祈願する能登町の奇祭、「酒樽がえし」がありました。


神目神社に向かう途中、花笠に恵比寿様が飾られた曳山が準備されて引き出すのを待っていました。

源義経が「奥州へ落ち延びるとき樽にのり海岸に流れ着いた」との言い伝えがあるお祭りです。


海で樽の奪い合いが行われる藤波の港に、急にガスが発生し視界が悪くなる・・・・?


集落をでた曳山もガスでぼんやり・・・・・。 とし坊も30年以上通いつづけているお祭りですが、このようなガスには余り記憶がありません。


すっかりガスが晴れ、午後1時30分には神社の前では3台の曳山が勢揃い、カメラマンがシャッターチャンスとばかり撮しておりました。


神社に着きますと、拝殿の祭壇には本日の主役「酒樽」が準備されております。

 
14時、神事は始まりお祓いを受ける男衆


神事が終わり、お祓いされた酒樽。お酒が一斗入るので「一斗樽」と言われますが、宮司さんから男衆が樽にお酒を入れる。




酒樽を担ぎ拝殿を出て500mほど離れた田んぼへ。田圃では豊作を祈願し樽の奪い合い。たちまち泥だらけに・・・。

田圃での奪い合いが終わり、樽を担ぎ700mほど離れた藤波の港に。




今度は海で樽の奪い合いを行い大漁を祈願する。時折気勢を上げるため、樽のお酒をいただく.今年は気温が高く田んぼでもそうでしたが、海も水温が高くいつまでも海から上がってきません。
例年であれば気温、水温が低く寒くて男衆は酒で体を温めるのですが今年は違うようです。


藤波港での「大漁の祈願」の奪い合いも終わり、集落の戻ります。




飾られた曳山はすぐに解体され、花笠も外され竹に飾られた「花」は各日自宅の持ち帰り、神棚内飾り来年のお祭りには焼却するそうです。
とし坊もいただいてきました。











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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒樽返し撮影お疲れさまでした(^-^) (お祭りクン)
2018-04-03 21:38:38
とし坊さんお祭りクンです撮影お疲れ様でした。今年は本当に暖かい酒樽返しでした。
田圃も海も暖かい祭りでした(^_^)
また来年も宜しくお願いします☺~🎵
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