とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

「水なし 塩なし まったなし」の相撲は唐戸山神事相撲

2015年09月27日 | 日記
25日唐戸山神事相撲がありました。
近所に不幸があり、投稿が遅れましたが相撲の状況をお届けします。

羽咋神社・磐衝別命(いわつくわけのみこと)の遺徳を偲び、その命日である9月25日に行われる「唐戸山神事相撲」は日本最古の相撲道場として約2000年の歴史を刻みます。
神事相撲は、土俵四隅にかがり火を焚き、古儀にて行われ、「水なし 塩なし まったなし」の伝統作法により、大関が決まるまで熱戦が繰り広げられます。

とし坊の子どもの頃の記憶では、四角い土俵ではなく、米俵の丸い土俵であったように思います。


神事相撲で焚かれるかがり火

午後から始まる一連の儀式は
神社相撲祭として神社立て行司任命祭から始まります。

「東」「西」の呼び名は無く、邑知潟を境として越中、加賀方面は「上山(かみやま)」、能登方面は「下山(しもやま)」と分ける。勝負は二番勝負で行われる。

余興の協賛相撲に夜になると「中入り」となり、


土俵入りに合わせ、相撲甚句にのり化粧前掛けをした関取?は土俵を簡単な所作で披露します。


その後、唐戸山神事太鼓の披露


土俵四隅のかがり火が焚かれ、神事相撲に入る。


勝負は二番勝負ですが、時折判定に物言いがつき、勝負審判役が土俵中央で話し合いがされる。これも唐戸山相撲の楽しい場面です。ヤジもよく飛びます。


神事相撲は「前弓」「中弓」と進みます。


大関に挑む関取の・・・?の応援のぼり旗が並びます。


奥弓の結びの一番、これで大関が決まりますが・・・・?勝負は同体・・・?で引き分けになってしまう。


決戦は引き分けで、二人とも同僚の組む肩車のウマに乗り羽咋神社に向かいます。


二組の大関が・・?夜店の並ぶパセオ通りを駆けぬき神社に到着


行事を挟み両者が並ぶ


お祓いを受ける


大関の賞證を宮司さんが読み上げ、披露する。


続いて「相撲の由来書」を祢宜さんが読む


大盃で御神酒をいただく


二人の大関には高張り提灯と御幣が贈られる


記念写真・・・?


御幣を担ぎ再び後援者の待つ地元へ向かい参道を走り抜ける。














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