「ルービンリキ」つまりはキリンビールの古い看板のことである。会津方面に遠征に行ってきて見つけたものである。最近はあまり話題に挙げないが、東北コンプリートについては粛々と活動を続けている。残すは青森県と福島県。未踏の市町村は多く、まだまだ時間は掛かるだろう。地理的に遠方の町ばかりで、日帰りで訪問することは困難になってきている。僕には僕の事情もあるので、そうそう出かけることも叶わない。一方で未踏の町も分類整理されつつあり、完全に未知の町はそう多くないとも感じている。そんな中でも例外的に手つかずのエリアの一つが、会津、それも奥会津とか南会津と言われる地域である。これまで会津若松より先には殆ど足を踏み入れてこなかった。
この週末、会津方面への短い旅に出た。明日以降、その写真を掲載することになるが、予告編としルービンリキの酒屋さんの写真を出した。何の作為もなく、これが普通に存在することに衝撃を受けた。このルービンリキは、ガチものである。いきなり奥会津の洗礼を受け、気を引き締めて次に向かう。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
「そんなことないですよ。あなたは今でも綺麗です。現代の看板とは比較のしようもないです」と訴えます(笑)。
実際本当にそう思っております。美しいですから。
「キリンビール」が「ルービンリキ」となる程度の旧い看板は滅多に見られるものではないと思います。土蔵造という感じの旧い建物にそれが掲げられている様は、地域の酒類販売店としての歴史を感じさせ、そういう歴史が覗くのは興味深いです。
そういうことを思いながら画と写真とを拝見していましたが、個人的に非常に気になった点が在りました。<花泉>です。会津地方には銘酒が多い訳ですが、<花泉>も少し知られていますよね。以前に取り寄せて芳醇な味わいを愉しんだ記憶が在ります。
会津地方の興味深い様子の画と記事を愉しく拝見しました。有難うございます。
でも確かにヤナコです。
僕は戦前のキリンビールの美人画ポスターを連想していました。
花泉は飲んだことがありませんが、南会津の酒だということで、今後の旅で必ず飲もうと思っています。
看板の夢心というのは喜多方の酒ですが。この旅で何度も見て、宿の夕食で注文しました。・・・。旨い!と思いきや、それは洗心で新潟(久保田、朝日山の旭酒造)でした。無茶苦茶旨かったけど、何しているのだか。
私も美人画のポスター思い出しましたが、あれはルービンリキって書いてあったのかな?
・・・ググってきました。戦前のはルービンリキですね。ルービヒサアもありました(笑)
話は変わりますが、昨日のTVで、屋根にずらりと並べたニッパー君が有名な倉敷の骨董品屋?さんが出ていました。今、100体あるそうで、あと1匹でコンプリートするそうです。お安い方のニッパー君、譲るお気持ちはありませんか?(笑)
となるとルービスビエとかもあるのでしょうか。
業界人の逆さ言葉みたいですね。
ニッパーくんのTV番組、あまりテレビを見ない僕が黄瀬的に観ていました。譲りませんが(笑)、あれ盗まれないか不安になります。ちなみに、うちは2匹だけです。