




まだ空には明るさが残る。時刻は19時30分頃だった。一応20時以降は立ち入らないようにと考えていた。杞憂だったようだ。見た限り営業しているのは、入り口にある赤提灯の店だけである。第三振興街には二つの通路(奥で繋がる)がある。赤提灯の店は大通り側に面し、その横にある狭い通路は通行禁止となっている。事実上の廃墟ゾーンだ。もう一つの通路は比較的状態が良いが、営業している店は見当たらない。誰も通らない通りの入口と出口、そこには「第三振興街」と描かれた看板がある。その看板は煌々と紅い明かりを灯していた。奥側には割と新しいトイレもある。照明も点灯していて使用できる状態にある。一体誰が管理して、誰が費用を分担しているのか疑問にもなる。20時になれば営業する店があるのだろうか。否、そんな気配は感じない。この紅い照明が消えるとき、第三振興街自体も消えるのだろう。
X-PRO3 / XF23mm F1.4R
それでも灯される 振興会が残っているのかな
そして飲み屋さんの灯 一軒だけと言えども
常連客が居るのでしょうね
多分 高齢のお客さん この方たちが飲めなくなった時 街は終わる フェードアウト 昭和も消えて行きますね
でも一歩入れば、異空間。
でも営業している店は殆どない。コロナが止めを刺した感じで、休業のはずが・・・。
でも実は2階に人が住んでいるという噂も・・・。
赤提灯の店だけは、明るいうちから営業し、カラオケの音がガンガン聴こえましたよ。
そこだけは大丈夫そうです。