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No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

紅葉バス停をバスが通過する

2015-11-02 | バス停







毎年のように通っている田沢湖のバス停。もう数年まえから同じ写真のオンパレードで、ブログにも掲載しなくなりつつあった。そんな紅葉バス停に対し、今年は画期的な出来事があった。到着は13時30分。時刻表を見ると、13時41分にバスが来ることになっているではないか。僕は撮影位置を決めて、あたかも列車の到着を待つ鉄道写真ファンのような面持ちで、その刻を待った。・・・。が、しかし・・・。天はまたも僕を見放した。バスは反対車線を走っていた。田沢湖は数十分で一周できる程度の大きさなので、バスは右回りと左回りがあるらしい。このバス停側に泊まるバスは、その日は朝の一本のみ。それでも反対車線を走るバスを捉えたことは進歩としよう。

追伸:意外なほど立派なバスだった。


EOS 6D / EF17-40mm F4L


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後生掛温泉バス停

2015-09-17 | バス停

「馬で来て下駄で 帰る後生掛」と言われるほど、効能豊かな温泉で、十和田八幡平国立公園の山奥にある秘湯である。近く(といっても10km単位)には、癌の治癒力を高めると評判の玉川温泉もある。仕事の出張の帰り、わざわざ遠回りをして立ち寄ってみたのである。



LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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駅前角

2015-09-10 | バス停

秋田県の「湯沢駅前角」というバス停である。地方の疲弊度をそのまま表現したかのようなバス停で、「テロ対策特別警戒実施中」の文字が虚ろに見える。勿論、テロ対策は重要で、都会のバス停などでは不審物に過剰な程敏感にならなくてはならない。でも、ここは・・・。その前に、ここに人が集まることを考える方が先決かもしれない。


LEICA M9 / ELMARIT 28mm (4th)


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少年は蝋燭屋のベンチに座っていた

2015-06-10 | バス停

これは「バス停」というカテゴリの写真なので、この少年がバスを待っていることは言うまでもない。しかしながら、もしバス停という情報が開示されていない状態で、ここにお婆さんでも座っていれば、仏壇に供える蝋燭を買いに来たのでは、と思うかもしれない。更には、怪しげな眼をした50代中年男性と、笑顔に寂しさが滲む20代後半のスレンダー美女、そんな二人が座っていれば、一体なぜとイケない想像を働かさせられるだろう。そんな僕の妄想と関係なく、バス停には、今日も時刻表通りにバスが来るのだろう。人知れぬドラマを描きながら(オチは特にありません)。

LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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家専用のバス停

2015-05-31 | バス停

僕の名が「西宮」で、家の前に我が家の名を名乗るバス停があるのであれば、かなり面白いとは思う。でも、さすがにそれはない。ここは、秋田県角館であり、レストラン兼ショップとしても営業している武家屋敷前のバス停である。ここ数日の好天で、武家屋敷の樹々も色濃い影を作り上げていた。ちなみに、どうでも良いことであるが、先日三陸方面に出張に行った際、「△△家水源地」という標識があった。個人の家に専用の水源地があるのかと、かなり驚いた。冷静に考えるとそんなことはあり得ないので、「△△家」自体が地名だったのだと思う。

追伸:まだ諸事情により、いつもの生活ができず、ブログ更新も当面、不定期になりそうです。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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もう一つの五丁目

2015-04-07 | バス停

数日前に「大町五丁目」というバス停の写真を掲載した。繁華街にほど近いのに、1日に1本のバス(朝7時台)しか停まらないというバス停だった。今日、その日の写真を何気なく見ていたら、撮っているじゃないですか、もう一つの「大町五丁目」を。写真的にボツなので、眼もくれず、気付いていなかったのだと思う。前回のバス停のすぐ近くに別のバス停があることは知っていた。それが全く同じ名前の「大町五丁目」であり、しかも同じ日に撮影までいたとは。
もう一つの大町五丁目は、もっとナマナマしい環境にある。判読できなかったけど、大量の本数のバスが走っているようだった。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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1日1本

2015-04-03 | バス停





秋田市の繁華街、川反にほど近いバス停である。決して過疎地域ではない。でも、バスは朝の一本だけ。どういう事情か知らないが、なかなか珍しいと思う。いっそのこと廃止したら?とも思うが、そうできない理由もあるのだろう。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH / SUMMICRON 50mm (1st RIGID)


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豪雪地帯の停留所

2015-02-19 | バス停

背景の雪をもって、大抵の人は「大雪」だと感じるだろう。でも、この地域は元々豪雪地帯で、自転車で走ることができる状態にあるだけで、「雪が少ない」ということになる。このように、全ての事象の価値は、絶対的なものではなく、相対的に決まるのである。

どうでも良いことだけど、撮影時にどうしても、ISO感度を低く抑えてしまう傾向があるようだ。今回は設定間違いで感度が高かった分、シャッター速度が稼げていたようだ。僕が撮る写真なんて、綺麗な画質が要求されることは殆どないので、今後留意しようと思う。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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小原温泉駅というバス停

2015-01-03 | バス停








昨年のネタではあるが、今日から本ブログも平常運転していく。
小原温泉は、山間を走る道路から分岐した先にある。その細い道路を下った谷間のような土地に建物が密集している。バスは温泉地に入らず、その上のバス停でUターンしていく。そのバス停は、ずばり「小原温泉駅」、そう、これは温泉街の駅なのである。掘立小屋のような待合室ではなく、温泉客を迎え、そして送り出す立派な駅なのである。そこから温泉街の方に下り、見上げるとすごい状態だった。相当頑張って建てたことが伝わってくる。
そして、それが時代と共にヘタってきている姿、それも美しいのである。

LEICA M9 / ELMARIT 28mm (4th)
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鍛治町というバス停

2014-11-20 | バス停
先日、「馬口労町」という町を歩いて以来、町の名が気になって仕方ない。肴町とか、鉄砲町とか、面白そうな町はまだまだある。今回は横手市の鍛冶町だが、バス停の周りはごく普通の街並みだった。それにしても、ごれを撮った「ズミクロン35mm」、フィルムでもシャープな描写である。

LEICA M3 / SUMMICRON 35mm ASPH / NEOPAN 100 ACROS
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