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No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

南国風の北国のバス停

2016-05-22 | バス停

まるで南国の建物のような突き抜けた雰囲気、もっとはっきり言えば半オープンエアー的な待合小屋である。色合いもノスタルジックで良いと思う。でも、これ山形県の山間(やまあい)の町で見つけたバス停なのだ。冬には風雪も吹き込み凄い状態になるかもしれないけど、これからの季節にはピッタリなバス停である。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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ブロック造りのバス停

2016-05-13 | バス停

どういう経緯なのか、この手のブロック造りのバス停が多い。トータルコスト、つまりは建造費だけでなく、維持管理費用も含めて考えた上でのことだと思う。見た目は頑丈そうに見えるが、実際は軽量コンクリートブロックの組み合わせであり、開口部なんか設けたら強度面には難がある。でも風雪のことを考えると、これに勝るものはない。地震の時だけは近づかないことが吉だと思う。なにしろ、ローカルバス停は、バス会社の費用で建て直しなんて不可能なのだから、長持ちして欲しい。



LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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バス待合所

2016-04-14 | バス停







中学校専用のバス待合所のようである。ここでスクールバスを待つということなのだろうが、多分現在の校舎よりずっと昔から使われてきたに違いない。ここで友達と笑ったり、ここで好きな女の子と二人きりになったり・・・。土砂降りの雨に降られて駆け込んだり、冬の寒さに凍えたり・・・。色々なシーンを目撃し続けた待合所は、今も同じ場所にある。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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日本一美しい名前の郵便局

2016-04-11 | バス停





もう色々な意味でやられてしまった。まずバス停の名前が、「日本国嶺郵便局前」である。実際に日本国嶺郵便局を、この眼で見てきた。そして、バスの行き先が「雷」である。いつもバスの時刻と合わず、バスのいないバス停の写真を撮っているが、今回は奇跡的にバスがバス停に停まった。厳密にいえば、少しばかり運転手さんが、僕が撮影し終わるまで待っていてくれた。ここは新潟県山北町の小俣集落で、ズバリ「日本国」という名の山が存在する。だから、色々なものの名前に「日本国」がつくという凄いところなのである。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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山の神住まうバス停

2016-03-13 | バス停

バス停の名前がそのまま「山の神」である。神様はまるでバスを待っているかのようなお姿である。山形というところは、こういう土着信仰に由来するものが、今でも日常生活の中に根ざしている。そして、それを特別なことだとは考えず、当たり前のように熟しているところが凄いと思う。



LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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バス停が行き着く先

2016-02-23 | バス停





バス停標識の行き着く先、つまりはバス停の墓場である。ここに佇む標識は、在りし日の幻影を思い浮かべているのだろうか。「ワシの停留所は、朝なんて10人くらいの人が並んでバスを待ったものじゃ」、「何をいう、ワシの停留所はイベントがあれば、15分おきに30人以上の人が乗り降りしたもんだ」なんて隣の標識と語りあうのだろうか。遠くに見える橋の上を走行するバスを懐かしく見るのかもしれない。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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矢来三丁目

2016-02-07 | バス停

矢来三丁目と言われても、大抵の人は困ると思う。山形県上山市の矢来三丁目で、上山温泉駅からそう遠くない場所にある。今回は家人が上山の「コストコ」で買い物をしている間、僕はこの辺りを散策したわけだ。週初めに転倒して痛めた脚が、またズキズキとするので、あまり沢山歩くことはできなかったのは残念だけど、二丁目と三丁目で十分楽しむことができた。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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陽の傾いたバス停

2016-01-25 | バス停

夕方近く見えるかもしれないが、実はまだ午後1時40分である。僕の感覚では、午後4時くらいの光である。朝とか夕方の定義は、状況(地域、人、場所)によって異なる。例えば、15時といえば、関東以南では「午後」、九州とかであれば「昼の」という頭書きが付くと思う。でも北東北では「夕方」なのである。午前2時は、大抵の人にとっては「深夜」だけど、秋田県では「朝の」という。夏の一番日の長い頃の話で、薄っすらと辺りが明るくなりつつある午前3時45分頃、僕は当然寝ていた。すると「ザック、ザック」という単調な音がする。暫く放っておいたが、止む気配がない。寝室に面した家の庭からその音はする。泥棒ではないかと確信して、窓から「ゴラァ!!~~」と腹の底から声を出して怒鳴りつけた。・・・。隣の家の婆さんが鋤を持ったまま、隣地の畑で腰を抜かしていた。ちなみに、夜は19時に寝て、朝は2時に起きるそうです。



LEICA M9 / SUMMILUX 50mm ASPH


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架空のバス停

2016-01-07 | バス停

何のことなのか僕には分からなかったのである。ネットで調べたら、アニメ「となりのトトロ」に出てくるバス停のようである。店舗の経営者が、自分が産まれ育った地のバス停を店の横に設置した。そんなロマンティックな妄想を抱いたのに、意外と普通の結果だった。もっと調べたら、このバス停の20センチ大のフィギュアが発売されているようだ。ちょっと欲しいと思う。



LEICA M9 / SUMMILUX 50mm ASPH


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鍛治町というバス停

2015-12-17 | バス停

いわゆる城下町を歩くと、かなりの確率で「鍛治町」という町名を見つける。江戸時代には鍛冶屋さんは必須の職業で、多くの鍛冶屋さんが並んでいたのだと思う。何しろ藩の刀剣はもちろんのこと、農耕具から調理道具、その他もろもろ仕事は沢山ある。城下町は都市計画に基づいて綿密に区割りされた人工の町で、ほかにも「肴町」とか「鉄砲町」とか、「馬」のつく町名とかは現在でも多く残っている。系統だって考えたことはないけど、「鍛治町」というバス停をもっと撮り集めてみたい。


LEICA M9 / SUMMILUX 50mm ASPH


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