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No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

公衆便所とバス停

2017-06-30 | バス停
山形県の田麦俣という所に行った。多層民家という独特の藁葺き屋根の家屋を見に行ったのだ。多層という言葉通り、内部は三階建構造となっていて、立派なものだった。だが、現地に着いた途端、こんなバス停を発見した。かなり年季の入った「公衆便所」の前に停留所はある。この場所はバスの転回場所でもある。田麦俣集落は山間の集落なのだ。公衆便所の古さからいって、建造当時ここが観光名所であったとも思えない。もしかすると公衆便所は、バスの運転手さんが用を足せるように作られたのかもしれない。


LEICA M9 / ELMARIT 28mm(4th)
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名の由来は知らないけれど

2017-06-17 | バス停
「黄金沢」、かつて金が出たのか、金色に輝く何かがあるのか、いずれにせよ魅惑的な名前である。調べれば経緯が分かる可能性もあるが、調べてみれば「がっかり」する場合もある。こういう時は、謎は謎のまま置いておく方が良い。



LEICA M9 / ELMARIT M28mm 84th)
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niconico動画のバス停

2017-02-11 | バス停
バス停好きなので、ちょっと面白いバス停を見つけると写真を撮る。最近ではバス停に置かれたベンチにも注目している。食品や飲料、病院に不動産。あとは地元の商店の名前入りが多い。有名どころは、コカコーラに森永チョコレート、亀山ローソクではないだろうか。ニコニコ動画のベンチなんて初めて見た。しかも置かれているバス停のシチュエーションとのミスマッチ感が堪らない。地元の祭りとの関連で製作されたようで、レアでないかと思う。

X-PRO2 / XF23.. F1.4
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バス待合所は、もうすぐ崩れるだろう

2017-01-14 | バス停

一部マニアに人気の某ホテル(思いっきり名前が書いてあるけど)。巨大ホテルチェーンとは無関係の廃ホテルだ。以前にも書いたが、ここは所謂「心霊スポット」として多少柄の悪い人たちの肝試しスポットと化してしまったそうだ。僕はネットの掲示板にあった住民の書き込みに愕然としたことがある。それは次のような趣旨だった。
「ここには心霊現象なんかありません。すぐ近くで毎日生活している私が言うのだから間違いない。私には夜中に集まるマナーのない集団の方が心霊よりも遥かに恐ろしい」。

これ以上付け加えることはない完璧な証言だ。僕は廃ホテル自体には興味もなく、内部に入ったこともない。正直写真的にも特に興味を引く物件でもない。ただこのバス停に惹かれ、何年かに一度撮影する。バス停の近くのホテル廃墟には規制テープが貼られていたが、それは破られていた。もう辞めたほうが良いのでは。僕は心霊系には冷淡なのである。



LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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それでも存在することに意味はある

2017-01-11 | バス停
現実的には、男鹿温泉に路線バスで来る人は殆どいないのだとは思う。自家用車か観光バスで来るのだろう。それでも温泉街周辺に住む人もいるし、何より公共交通機関のルートが存在しない観光地というのは健全とは言えない。だからバス路線は必要であり、可能な限り乗って路線維持に努めないと、あとで後悔することになる。

それにしても、このバス停、画面を構成するあらゆる線が傾いていて、どこが水平でどこが垂直なのか、さっぱり分からない。立地条件も色合いも寂しいけど、前述の理由を考えれば、存在することに意味がある。



LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH

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海のバス停

2017-01-09 | バス停
海に一番近いバス停、というよりも「浜中」の停留所名の通り、もはやバス停自体が海の中にあると言ってよいだろう。曇天といえども、この日は穏やかな天候だったが、荒れた天候の下ではバス待ちも困難だと思う。一方で、そのデメリットを遥かに凌駕する魅力のあるバス停でもある。



LEICA M9 / SUMMICRON M35mm ASPH
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昭和遺産のバス停

2016-11-09 | バス停









これも我が師匠のブログで教えて頂いたもので、岩手県前沢町にあるバス停である。このバス停の待合所は、外から見ても風情があるけど、内部はもっと凄い。見ているだけで、もう胸が熱くなる。ここに掲示されているお店、その殆どはもう営業をしていないだろう。これは単なる古びた広告看板ではない。小さな町でも人口が増え所得が増えていった時代。世界は発展し続けることを信じていた時代。個人経営の専門店が商売として成り立っていた時代。つまりは昭和という時代のレガシーかと思う。


X-PRO2 / XF14mm F2.8R


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農協前バス停

2016-09-24 | バス停

農協前と書いたバス停標識には、もう時刻表示板は付いていなかった。農協らしき建物もぱっと見では発見できなかった。

LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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紫陽花バス停

2016-07-10 | バス停

X-PRO2を手にして初めての週末だったが、所用が重なり改まった場所に出かけることはできなかった。この紫陽花に囲まれたバス停は、過去に何度か撮っているバス停だ。カメラの方はまだ試行錯誤で、色も出たままそのままである。


X-PRO2 / XF23mm F1.4R


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例え誰も座らなくとも

2016-05-29 | バス停

もはやバス停とは思えず、不法投棄された廃棄物にしか見えない。でもこれは立派なバス停なのである。この椅子はいらないのではないかとか、座る人はいないだとか、論理的な帰着点は誰にでも想像はつく。それでも敢えて椅子を置こうと考える誰かが存在する。その事実こそがバス停の魅力なのである。



LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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