
レジェントとアコードの間に位置する車種として1989年10月に販売を開始した高級セダン。当初は5ナンバーモデルのアコードインスパイアのみの発売だったが、1992年1月にはボディーを拡大した3ナンバーモデルが登場した。この3ナンバーモデルはアコードの名前は取れ、車名は単にインスパイアとなった。

今回、見掛けたのはアコードの名前が取れた3ナンバーモデル。当時は日産ローレルの販売数を上回ったそうで、それなりに見掛けた記憶がある。ホンダ車はアクが強くてあまり好きになれなかったが、個性が失われた自動車が多くなった現在では新鮮な感じがする。この世代のホンダ車もなかなか見なくなった。
ナンバー無しの不動車だからか、アクが強いこの世代のホンダ車にも哀愁を感じる。

ちょい悪な感じが漂うリアだけど、老後の車生を謳歌しているように感じる。