日本国内だと1986年2月から1993年1月まで販売されていたフォード フェスティバ。マツダが開発し当時のオートラマ(フォード車専門の販売チャンネル)で販売され当初はマツダ製の3ドアが販売されていた。
1989年頃から韓国起亜自動車で生産された5ドアのフェスティバ5、90年代に入ってから4ドアセダンのフェスティバβが日本のオートラマで販売されるようになったが、左ハンドルのままが災いしたのか、品質もあまり良くなかったのか販売成績は良くなかったそうである。90年代前半だと自分は小学生だったが、5ドアを見た記憶が辛うじてあるくらいで4ドアセダンのβは見た記憶が全然無い。
令和に入った現在は数台程度しか残ってなくマツダ製のフェスティバでも見掛けるのが非常に難しい現状である。
そんな状況の中、日本国内に数台しか残っていない韓国製フェスティバを撮影する機会に恵まれ、アメリカ人オーナーの許可を得て撮影することが出来た。あまり機械とか詳しくなく詳しい説明が出来ないので悪しからず。
リアの写真。テールランプは韓国の起亜プライド(フォード フェスティバの韓国名)とは異なる。日本向けのβはウインカーランプが上、ブレーキランプが下になる。この個体は元々、南九州辺りに居たとのこと。いまのこの場所まで持ってくる途中、関西辺りで故障したとも言ってたような。(半年前に聞いたお話なので間違えてたらごめんなさい。)自分もここ数年、南九州に何回か行ったことがあるが、フォードJ80やJ100(マツダ3代目ボンゴ・ボンゴブローニイのフォード版)を4台見たので、フォード=マツダ車がある程度強い地域かもしれない。
恐らく新車時からのタイヤホイール。
Kのマークが韓国製であることの証し。
MADE IN KOREA。番号などは隠してます。
エンジンルーム。
運転台回りの画像。ギアはオートマチック。
簡単な文章で申し訳ないが、今回、貴重な時間を割いて説明してくださり、オーナーの方には感謝を申し上げます。いつかこのフェスティバβが公道で走ることを願ってます。