安易に処分しないで

６月議会に提案予定の本年度新規事業の中に「動物の愛護管理事業」がある。これは、動物愛護管理ＨＰの開発と、犬ねこ引き取り手数料の導入などである。

これまで議会の質問で、保健所で保護された犬ねこをできるだけ殺さずに新たな飼い主に譲渡を促進するためにＨＰで情報提供をすべき、と昨年９月の議会で取り上げ（議事録はこちら）、引取手数料の導入については、安易な保健所での引き取りを抑制するために引き取りは有料化すべきと一昨年11月議会の質問で要望していたものである（議事録はこちら）。

引き取りの有料化については、金さえ払えば処分できる、という考え方につながらないか、、と懸念する声も寄せられたが、少なくとも無料で処分している現状よりは保健所に持ち込まれる頭数が抑制されることを期待している。

もちろん、おもちゃ感覚で安易にペットを購入する飼い主や儲け第一に考えて繁殖させるペットショップの方々に、いのちを大切にするという意識を持ってもらうことが最も必要なことである。