のがみのイカの話27月、8月は新(しん)イカの仕込みが大変です。子(こ)イカとも呼ばれるこれはスミイカの子どもで、シンコと並ぶこの季節しか食べられない寿司屋の風物詩です。
イカ一パイで一貫握る大きさです。
ゲソは穴子の煮詰めをつけて。
(あっさりした本体の身とは対照的にゲソは味が濃く当店では秘かに人気があります)
9月、10月になると新イカではなくなり、スミイカとして入ります。同時期、小ヤリイカも入ってきます。
スルメイカが入ると主人は塩辛を作ります。ワタがパンパンに詰まった12月、1月に塩辛を作ることが多いでしょうか。
そしてちょうど今頃。2月、早ければ1月下旬。ホタルイカが入ってきます
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そしてまた2月になり、食べごろのスミイカ(左)とヤリイカ(右)です。これから4月頃までご堪能いただけると思います。