駆潜亭清吉丸釣行記

海山釣行録

オオモンハタ

2017年09月25日 | Weblog
浜名湖わし丸さんから泳がせ釣りに行って来ました。
始まってしまった泳がせ釣りシーズン。
苦手なヒラメ狙いだが一枚は拝みたいところ。
まあ底物、青物と魚種多彩な季節でもあるので土産的にはなんとかなるだろう予想。
中アジ、イナダやハタ族が保険予定。

本日はteam「もんでい」W辺師匠さん達と同乗。
晴天凪なので釣り座でS木さんと近況などを話ながらポイント到着。
船長から「カツオがいるくらいの澄潮と晴天なのでアジの食いが悪いし、食いが下ちてくる」そうだ。
サビキやハリスを見破られるという事なので細いハリスのサビキ仕掛けで始める。
さてどうかと思ったが小アジの活性は良さそう。
しかしピクピクガンガンと小アジが乗ると瞬殺でイナダの猛攻でハリスもブチブチ切れ。
小アジの濃そうなポイントなのに1尾も拾えないでポイント移動。
次は船釣りにしては浅場。
反応はあるがあたらない。
小アジが確保できないと展開が開けないので焦り、いろいろ誘ったり待ったりする。
ベタ底から徐々にタナを上げて試しにラインを手でギュンギュンギュンと引っ張てみたところ当たってキープ。
10本針サビキの上針に掛かっていたので次も同じように掛けて少しづつ巻き上げると追い食い。
5尾確保・4尾確保と・・・パターンを掴んだ(多分まぐれ)。
あっという間に小アジが溜まったので食わせサビキに変更。
これは太いハリスなので見破られているのか小アジが掛からない。
小アジが掛からないと展開が開けないので焦るが船長からポイント移動のアナウンス。
多分お土産確保でイナダのポイントに寄ってくれた模様。
小アジも活性高く瞬殺でイナダの入れ食い。
イナダを3尾確保した後に強烈な引き込み発生。
ドラグを引き出され根に入られてラインブレイク。
こうなったら泳がせ釣りに変更。
そして皆さんも徐々に泳がせ釣りに変更するがコマセを出さなくなった為か海中活性下降してイナダも当たらなくなった。
その後はポイントを転々と移動。
流石にw師匠とS木さんは移動毎に「一枚、二枚、・三枚・・」と四枚づつ上げ腕の差を痛感。
自分は今期好調のヒラメはしくじったが途中に嬉しいハタ族のオオモンハタ(喉にトリプルフック付き古傷あり)を上げ終盤にマトダイ連荘でなんとか土産は確保。
色々魚影は濃いのでツボにはまれば爆釣かも・・・。
釣果(オオモンハタ、イナダ3尾、マトダイ3尾、小アジ多数、イワシ)








分杭峠

2017年09月20日 | Weblog
19日(火)に信州里の菓工房さんに行きがてら、というか自分的には本命の分杭峠に行って来ました。
以前、数年前に高遠城の桜見の後に立ち寄ったものの駐車場が無く峠碑で記念写真を撮っただけで心残り。
なので今回は是非日本一のパワースポット言われるゼロ磁場で「気」を取り入れようと下調べをして行きました。
ゼロ磁場では方位磁石がくるくる回るそうなので麓のシャトルバス乗り場でコンパスを購入。
休日はかなり賑わうそうだが自分達と計6名で出発してマイクロバスで20分ほどで峠に到着。
まずは「気場」というところに向かい途中にコンパスの針がかなり揺れるところもあったが10分ほど下って「気場」到着。
皆さん瞑想したり静かに佇んでいるので自分も呼吸を整え瞑想まがいを試みる。
しかし同行者のお腹がグウグウ、キュルキュル鳴って落ち着かないのとコンパスの針が北向きの静止状態。
森林浴だと思えば十分以上の場所だが狙いはゼロ磁場なので噂の「水場」と言われるポイントに向かう。
峠に戻り違う道を15分ほど下ると「水場」に到着。
途中で数か所、方位磁針が揺れるところもあり「水場」に到着。
座るに適当な平らな石に座り良い気を取り入れようとチャクラを広げるため全身チャクラ覚醒十三仏真言を唱えてみる。
水の音とマイナスイオンと美味しい空気に清々しい風。
全く無知の「気」とか「チャクラ」という領域も理解しだすのかと思ってきた矢先。
「ポンっ」という音の後にベンチに座っていた同行者の「イタッ」っという声。
クルミの実より少し大きい棒の実の直撃を受けてしまった。
大丈夫だったので結果笑い話になったが集中力が途切れ、多分チャクラというものが閉じてしまったような気がしたので帰ることに。
まだまだ修行が足らんという事でしょう・・・。
そしてお菓子屋さん、天竜川下り、温泉と満喫。








カツオ

2017年09月05日 | Weblog
浜名湖わし丸さんから中深海釣りに行って来ました。
今回の同乗は初顔合わせのT中さんで飛び道具(キャスティングロッド)は持参してない様子。
なので飛び道具は自粛しようと思ったが、僚船の、かず丸船長が本日はルアーでの出陣。
話を聞くとカツオがボンボンいるらしい。
チャンスがあればと今回は堂々と積み込むことに。
もし運良くカツオのお目見えも30分はないだろうと仮眠するためにキャビンに入る。
出港出湖して間も無くエンジンの回転が下がる。
アブコや子カンパチでもいるのかなと様子を見ると、餌床(ベイトボール、アンチョビボール)にカツオが見える。
一投目、着水すかさずヒットもバラシたが、二投目も着水すかさずヒットでこれはシイラ。
万力と言うだけあって引きは最高。
餌床ぎりぎりの着水ではカツオで少しでも外すとシイラが来るということで3尾ずつゲット。
船長もT中さんのお土産含め2,3尾上げて、中深海ポイントに向かう。
シイラのエラハラを処理捌きながらポイントに向かうのだがこれが間違いだった。
腹からまん力臭(腐ったイワシがドブに捨ててあるような匂い)が鼻をつき、
素手でハラワタを掻いてしまったので爪の中にまん力かすが入ってしまった。
ポイントに到着しても臭いが残りウネリと、どんよりした空気でゲロッキー状態。
おまけに潮も速く、水深アナウンスよりも10mくらいも糸ふけが出る。
そしてアタリもこの頃では一番少なく当たっても乗らない。
定番のユメカサゴも乗らないし型物のアタリが二度あったが乗らない。
まあカツオの土産があるから余裕はあるのだが、いよいよ最終ポイントに移動。
本日は潮が速く残念でした(🎶ちゃんちゃん)。

なんて終わるところだが、これからクライマックス。
彼方に蔵王山が見えたのでふと思い出す。
江戸時代の帆掛け船が蔵王山沖に達すると帆を降ろして航海の安全を祈願したそうだ。
自分も蔵王権現の御真言「オン、バキリュウ、ソワカ」と唱えてみた。
着底しても棚を取るたびにラインが出るのでけっこうな掛け下がりかと思っていたが糸ふけが出ていただけのようで、
「仕掛けを上げて下さいのアナウンス」。
しかし、その時、重いトルクのある引き込み発生。
頭の中では間違えなくアラだと思い慎重に乗せる。
途中何度か強烈な引き込みをかわす。
船長から「キロ越えのユメカサゴがいると聞き」少し不安になる。
残り30mで強烈な引き込み発生でアラの可能性がなくなるが水面に浮いたのは予想外想定外の大型メタレッドなアカムツ1.8kg。
水面で針が外れたが浮いていてくれたので船長の操船でタモ入れゲット。
次は着底して斜めのライン糸ふけを巻き取っていたら強烈引き込み。
間違えなくアカムツでアカムツの集落直撃だと思い慎重に巻き上げると、なんと今度はアラ。
最終ポイントで最高な釣行になりました。
釣果(アラ、アカムツ、ウッカリカサゴ、ウケクチメバル、ユメカサゴ9尾、カツオ3尾、シイラ3尾)