「ボーン・アルティメイタム」キター！

　待望の「ボーン・アルティメイタム」見てきました。
　期待に違わぬおもしろさ。アメリカでも大ヒットしたらしいですが、うなずけます。
　ボーンといえば、CIAとのやりとりと、過剰なアクションがウリですが、今回もそれは健在。
　今回も例によってCIA内部の争いもあるんですが、前回の好敵手、女ボスのパメラが再登場。もうひとりのボスキャラと激しくやり合います。
　まあ、部下達は船頭はひとりにしてくれよ、と思ってるかもしれませんが。

　今回のボーンは、一作目のように訳もわからず逃げまわるわけでもなく、二作目のように恋人を殺された上に、変な濡れ衣を着せられたわけでもありません。自分の失われた過去を求めて積極的にしかけていきます。
　今回、一作目、二作目ではただの脇役だったニッキーがかなりストーリーにからみます。ボーンに協力したことで裏切り者扱いされ、ともに殺されそうになるニッキー。
　ニッキーを追う殺し屋、それを助けようとするボーン、ボーンを追う警官。あのあたりのアクションシーンはすさまじい限り。住宅の密集地を屋上から屋上、窓から窓へと飛び移ります。格闘アクションの迫力も相変わらず。
　なにより撮り方がうまいから、ものすごい緊迫感があります。
　だけどやはり一番の見せ場はカーアクションでしょう。
　前作「スプレマシー」のカーアクションもすさまじかったですが、今回もそれに負けない出来。
　なんというか、一人称カーアクション。
　つまり、カメラが遠くから撮ってるんじゃなくて、乗ってるドライバーの目線で撮ってる。
　だからほんとうに自分の乗ってる車に、車がぶつかってくるような錯覚を起こして、迫力満点。
　もちろん、それだけじゃ、わけわかんないし、酔ったようになってくるから、引いたところから撮ったショットを混ぜるわけですが、その割合が絶妙でものすごいスピード感があります。
　さらに今回は完結編らしく、すべての謎を解き明かし、CIA内部の悪の大元を暴きます。
　ラストで、ボーンの死体が上がらなかったというニュースを聞いて、ニッキーがにやりと笑うシーンもいいですね。

　アクション映画好きなら、必ず見るべき一本。
　というか、三部作ぜんぶ見ろ。

ジェイソン・ボーン ツインパック ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン このアイテムの詳細を見る

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「ボーン・スプレマシー」で盛り上がって「アルティメイタム」へ

　「ボーン・アルティメイタム」を見に行きたくってしょうがない南野です。
　きょう、テレビでやってた「ボーン・スプレマシー」を復習のために見て、気分が盛り上がっています。
　いやあ、「ボーン・アイデンティティー」といい「ボーン・スプレマシー」といい、なんでこんなにおもしろいんですかね？
　前に劇場でこれ見たとき、ヒロインが冒頭で死んじゃうなんて、どんな話なんだと思いましたが、それからちっとも失速しません。
　（ひょっとしてあのヒロインはいらない子だったのか？）
　冒頭の殺し屋に襲われるシーンや、途中のCIAの内部の争い、あるいはCIAにたったひとりで立ち向かうボーンとパメラの頭脳戦とか、見どころいっぱい。
　そしてクライマックスのカーアクションはすごすぎ。
　ありとあらゆるアクション映画の中でも、屈指のカーアクションじゃないでしょうか？
　走ってると、いきなり真横に車がぶつかってくるシーンとか、まじビビります。
　いったんこれを見てしまうと、ぬるいカーアクションとか眠くなってしまいますよ、ほんと。
　と、気分が盛り上がってるところで「ボーン・アルティメイタム」に突撃だぁ！

ボーン・スプレマシー ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン このアイテムの詳細を見る

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「武林クロスロード２」警報発令

　深見真先生の「武林クロスロード２」があと一週間ほどで発売です。
　専用ブログ、ロード・トゥ・武林クロスロードでしっかり宣伝してました。
　そのブログでは二巻目の表紙と帯が載っておりますが、それを見て思わず笑ってしまいました。
　注意！本作には暴力シーンその他過激な表現が含まれています。
　警報発令してますぜ、帯で。
　暴力シーンその他、その他ってなんだ（笑）。
　きっとエロシーンとか、レズシーンとか、ふたなりとかのことなんでしょう。
　そもそもこの表紙はどうなんだ？
　前巻の時もうすうす感ずいてはいたんですが、どう考えても美少女文庫の表紙よりもエロいです。
　前巻では、オープンしたパンツが帯で隠れていましたが、今回は帯にも下の絵と同じものが描いてあるぅ～っ。
　きっとイラストのRebisさん、前回帯で隠れたから今回もだいじょうぶと思っていたんでしょう。ところがその裏をかくガガガの編集。しっかりIフロントの股間が露わに。
　さすが、やってくれるぜ、ガガガの編集。

　で、かんじんの中身のほうはしっかりエロい……じゃなくて、おもしろいんでしょうね？
　南野しっかり買って、レビューするつもりなんで、失望させないでくださいよ。

武林クロスロード (ガガガ文庫 ふ 1-1) 深見 真 小学館 このアイテムの詳細を見る

　　↑一巻目はこのパンツ、帯びに隠れてたのにぃ。


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「海の底のアルテミス」ちょっと低迷

　木曜恒例のただ読みネット更新されました。
　南野の「海の底のアルテミス」は５位。しかも得票数が落ちて、３３票。ちいっとまずいです。
　まだ、今週で４章が載ったばかりなので、まだ巻き返すチャンスはあるというものの、ちょっと不安になってくるではないですか。
　というわけで、南野のブログの読者のみなさん、なるべく応援投票をお願いします。
　で、先週投票してくださった方はありがとうございました。
　出来ましたら、二作目のこの作品も電子書籍化して、いきおいに乗りたいもので。

　今週の見どころは、感情を失った海の殺し屋、「殺人機械」の江、登場。

　ただ読みネットはこちら。
　http://www.tadayomi.net/light/

　ケータイはこちらから。
　http://mkw.papy.co.jp/exzg/ranking.php

　読むのも投票するのも無料です。
　毎週、ひとり一票有効です。


　みなさんの応援を期待してます。

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「生首に聞いてみろ」ようやく読んだ

　法月綸太郎さんの「生首に聞いてみろ」、文庫落ちしてようやく読みました。
　正直この人の小説は読むのが凄いご無沙汰。っていうか、この本自体出たのが、すごいご無沙汰でしたよね。南野はハードカバーのときは買わなかったけど。

　で、内容はというと、ショッキングなタイトルに似合わない地味な話。
　けっこう長い話なんですが、物語の半分くらいまで行かないと、人が殺されませんよ。
　殺されるのはひとりだけ。
　まあ、生首が出てくるあたり、あまりおだやかな話でもないんですが、そんなに怖い話でもありません。
　「このミス」で一位に選ばれた秀作なんですが、正直ちょっと退屈かな？
　南野はもともとクイーンよりカーのほうが好きなんで。
　島田御大とかの、ど派手な話のほうに心が傾きます。
　それにこの人の文体とか会話文って、みょうにおっさんくさい感じがしました。
　殺された娘にしても、「おまえほんとに二十歳か？」ってくらい大人びてたし。
　なんかもう、新本格っていう感じじゃないですねぇ（っていうか、新本格ってもう死語？）。
　けっこうお年の島田御大のほうが、ずっと若々しい文章書きますよ。
　ネガティブな感想になってしまいました。
　ちょっと、南野の趣味じゃありません。訳のわかんない怪人だの、密室だの、天才探偵だのが出てくるうわっついた話より（南野はそういう話が好き）、地に足がついたミステリーが読みたい人にはいいかも。

生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2) 法月 綸太郎 角川書店 このアイテムの詳細を見る

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相変わらず笑えるトリックだぜ「ネウロ」

　きょうのネウロ、髪切り美容師の話は原作どおりでしたが、なんというか……。
　ネウロといえば、笑えるトリックばかりですが、きょうのほど笑えるのはないぞ。
　あれはまじめに考えてるのか、受けを狙ってるのか、ぜひとも作者に聞いてみたいです。
　ハードジェルを接着剤代わりって、そんなハードジェルはねえ！
　いくらなんでも無理がありすぎ。
　まあ、きょうは長髪ヤコを楽しむ回ってことでOK?
　次回は「箱」ということなので、いよいよ、あの人が登場。


　で、その前にやってた「カイジ」のほうはどうかというと、宿敵北見を倒して、
　いよいよ限定じゃんけん、クライマックス間近。盛り上がってきてます。
　次週でいよいよ因縁の船井との対決。
　なんかもうちょっとで限定じゃんけん終わりそうだけど、その先、どこまで放送するんだろうか？
　利根川との対決まではぜひやって欲しいですね。

魔人探偵脳噛ネウロ 7 (7) (ジャンプコミックス) 松井 優征 集英社 このアイテムの詳細を見る

　　↑髪の長いヤコ

カイジ―賭博黙示録 (4) 福本 伸行 講談社 このアイテムの詳細を見る

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「ボーン・アイデンティティー」はやっぱりおもしろい

　テレビで「ボーン・アイデンティティー」やってたんですが、やっぱりおもしろいですねえ、これ。
　じつはつい最近、ある人にこれ勧めたばかりなんですが、その人も気に入ってくれたようです。
　同じスパイアクションでも００７のマンガ的なおもしろさとはまるで違う、リアリティと緊迫感がたまりません（いや、べつに００７がだめと言ってる訳じゃないですよ、念のために）。
　記憶喪失のまま、何者かに追われ、自分自身の特別な力に驚いていくというストーリー。
　めちゃくちゃ凄い技を猛スピードでおこなう体術。
　ど迫力なカーアクション。
　ライフル対ショットガンなど、ガンアクションも半端じゃない。
　もう、すべてがすばらしい。
　完璧。
　ボーンを追う、ＣＩＡの様子も異様な緊迫感とリアリティがあって、手に汗を握ります。
　ボーンの技、あれなんですかね？
　パンチに肘打ち、蹴り、合気道に似た投げと関節、身近なものを武器に使う機転。
　なんだか知りませんが、マット・デイモンかなり様になってましたから、そうとう練習したんでしょうね（スタントじゃないよね）。
　なんというか、ほとんどけちのつけるところがありません。
　ま、強いて言うなら、ヒロインのマリーはもっと花のある女優を使ったほうが良かったような気もしますが。

　近日公開の「ボーン・アルティメイタム」が待ち遠しいです。

ボーン・アイデンティティー スペシャル・エディション ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン このアイテムの詳細を見る

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「海の底のアルテミス」今週も４位

　木曜日恒例のただ読みネット更新です。
　南野の「海の底のアルテミス」は先週と同じ４位。ただ、得票数は先週よりも多かったので、来週に望みをかけられます。

　投票してくださった方、ほんとうにありがとうございます。

　上位の作品が最終回を迎えたので、来週、再来週あたりがチャンスかと思いつつ、上をねらいます。

　今週の見どころとしては、楊、やくざの事務所に殴り込み。そしてその過去が明らかに。ってところでしょうか。
　本格的に海洋冒険小説っぽくなるのは、来週の四章から。
　ダイビングシーン出まくりです。

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「カイジ」限定じゃんけん盛り上がってきました

　今週のアニメ「カイジ」は限定じゃんけん編いよいよ佳境って感じです。
　いよいよ時間がなくなってきて、ケツに火がついた状態のカイジ達。なのに尻込みするふたりに檄を飛ばす、カイジ。
　寝言言ってんじゃねえ。もうとっくに足もとは焼かれてる。前に進むしかねえんだ。（微妙に違う気もするけど、意味はそんな感じ）
　ううむ。かっこいいよ、カイジ。それがわかってりゃ、人生失敗しないだろうに。
　そうして、当たって砕けろの要領で、無茶な勝負をしたのかと思えば、しっかり計算しているしたたかさ。
　ううん。やっぱり、カイジがこの船に乗ってること自体不思議。どう考えても、勝ち組の考え方だよ。
　ただ、北見に勝ったあと、えんえんと自慢げに解説するのはどうよ（笑）。
　敵に考えを悟られちゃうぞ。第一、もう時間がないんだろう？　名探偵気取ってる場合じゃないぞ、カイジ。
　まあ、仕方ないよね。気分いいし。今まで負け続けだったんだからそれくらい大目に見てあげなくっちゃ。

　ちなみに「ネウロ」の方は今回原作のまんま。
　いくらなんでもあのトリックはないだろうと思う。
　（そう言えば南野、自作「二挺拳銃お姫様」で似たようなことをやっているのに今気付きました。もっともあっちはミステリーじゃなくてバトル小説。忍術として出てくるんですが……）

カイジ―賭博黙示録 (3) 福本 伸行 講談社 このアイテムの詳細を見る

魔人探偵脳噛ネウロ 5 (5) (ジャンプコミックス) 松井 優征 集英社 このアイテムの詳細を見る

　　　　　　　↑今回出番の五代。やっぱり逆さま。


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