南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「ボーン・アルティメイタム」キター!

2007-11-10 18:54:15 | 映画
 待望の「ボーン・アルティメイタム」見てきました。
 期待に違わぬおもしろさ。アメリカでも大ヒットしたらしいですが、うなずけます。
 ボーンといえば、CIAとのやりとりと、過剰なアクションがウリですが、今回もそれは健在。
 今回も例によってCIA内部の争いもあるんですが、前回の好敵手、女ボスのパメラが再登場。もうひとりのボスキャラと激しくやり合います。
 まあ、部下達は船頭はひとりにしてくれよ、と思ってるかもしれませんが。

 今回のボーンは、一作目のように訳もわからず逃げまわるわけでもなく、二作目のように恋人を殺された上に、変な濡れ衣を着せられたわけでもありません。自分の失われた過去を求めて積極的にしかけていきます。
 今回、一作目、二作目ではただの脇役だったニッキーがかなりストーリーにからみます。ボーンに協力したことで裏切り者扱いされ、ともに殺されそうになるニッキー。
 ニッキーを追う殺し屋、それを助けようとするボーン、ボーンを追う警官。あのあたりのアクションシーンはすさまじい限り。住宅の密集地を屋上から屋上、窓から窓へと飛び移ります。格闘アクションの迫力も相変わらず。
 なにより撮り方がうまいから、ものすごい緊迫感があります。
 だけどやはり一番の見せ場はカーアクションでしょう。
 前作「スプレマシー」のカーアクションもすさまじかったですが、今回もそれに負けない出来。
 なんというか、一人称カーアクション。
 つまり、カメラが遠くから撮ってるんじゃなくて、乗ってるドライバーの目線で撮ってる。
 だからほんとうに自分の乗ってる車に、車がぶつかってくるような錯覚を起こして、迫力満点。
 もちろん、それだけじゃ、わけわかんないし、酔ったようになってくるから、引いたところから撮ったショットを混ぜるわけですが、その割合が絶妙でものすごいスピード感があります。
 さらに今回は完結編らしく、すべての謎を解き明かし、CIA内部の悪の大元を暴きます。
 ラストで、ボーンの死体が上がらなかったというニュースを聞いて、ニッキーがにやりと笑うシーンもいいですね。

 アクション映画好きなら、必ず見るべき一本。
 というか、三部作ぜんぶ見ろ。

ジェイソン・ボーン ツインパック

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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