南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

馬鹿にする人も多いが「日本沈没」はやっぱり泣ける

2008-04-14 00:04:13 | 映画
 きょう、テレビの特別ロードショーで「日本沈没」やってました。一瞬、日曜洋画劇場の「スピード2」とどっちを見るか迷いましたが、やっぱりこっちだ。
 樋口監督って、馬鹿にする人はとことん馬鹿にしますが、南野はなぜか大好きですね。
 ガメラとか、ローレライとか。いいじゃないですか?
 この日本沈没にしたところで、馬鹿馬鹿しいという人もいますが、やっぱり泣けます。
 まあ、これリメイクなんですが、オリジナルとの最大の違いは、オリジナルはけっきょく日本を沈むのに、こっちは沈まないってことですね。
 原爆並みのN2爆弾を連鎖反応で爆破させ、地殻のプレートを切断するというむちゃくちゃな作戦ですが。
 (まあ、あんな爆発起こしたら、日本が沈まなくても他の影響が出そうな気もしますが……)
 その結果、アルマゲドンとかとにた映画になっちゃいましたが、まあそれもいいんじゃないでしょうか?

 さて、物語のキモの深海にN2爆弾を仕掛けに行くところですが、最初は主人公小野寺(草薙剛)の相棒の深海艇パイロット及川ミッチー(役名はたしか結城とかだったと思う)が失敗して死亡。
 そこで草薙君の出番となるわけですが、残った深海艇は旧式で性能も落ちるやつ。生きて帰ってくるのはまず無理。
 ほとんど特攻隊員です。
 そこで特攻の前に、思い人である柴咲コウ(役名忘れた)に会いに行きます。
 ほんとうのことを話さずに、イギリスに行くと嘘をついて。
 そこで、「抱いて」といわれ、「今はできない」という草薙君。
 まあ、このシーン、へたれとか、わけわかんねえとか、いろいろいう人もいます(笑)。
 だけど、これはまあ、これから死んでいくわけですから、愛する人を過去に失ってトラウマになってるヒロインをこれ以上傷つけたくないということなんでしょう。(だよね?)
 で、まあ、これがあるからこそ、ヘリコプターで飛び立つ前の再開シーンが盛り上がるわけですよ。
 このシーンは泣けます。
 問題はここでクライマックスを迎えてしまって、それ以降がイマイチ盛り上がらないこと(笑)。
 やっぱり、草薙君が自爆するシーンを最高潮に持ってかないと。
 しかもそのあと、あっという間に事態が改善されていくというご都合主義。
 大地真央首相代行の演説や、おばちゃん家族の救出はほとんどおまけ。
 まあ、そのへんの演出はどうかと思いますが、全体で見るとやっぱりおもしろい。
 南野はそう思います。


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2 コメント

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うむ (まーちんだってYo)
2008-04-16 09:10:21
見てませんが、奥が蒸かそうですね^^

応援 ぷちっ@。@うふふふ
返信する
う~む (南野海)
2008-04-16 10:37:40
 いや、あんまり奥は深くないような気も……。
返信する

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