でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

しあわせは、こんなとこにある。

2017-09-07 23:24:16 | Weblog

おお、ぼーっとしてたら
9月に入って1週間も経っておりました。
日が暮れるのも早くなって、秋が始まったなぁと。

ちょっと前の話ですが、
「小田原おしゃべり読書会」というイベントに
参加してきました。

前からちょっと気になっていたのですが、
なかなかタイミングが合わなくて
今回は土曜日の午後に開催ということで
満を持して(?)の参加。

自分の好きな本を持ち寄って紹介するという
このイベント、
初出場の私が持って行ったのはこの5冊。

貝がらと海の音 (新潮文庫)
庄野 潤三
新潮社
貧乏サヴァラン (ちくま文庫)
早川 暢子
筑摩書房
アンの青春―第二赤毛のアン (新潮文庫)
Lucy Maud Montgomery,村岡 花子
新潮社
とりぱん(11) (ワイドKC モーニング)
とりの なん子
講談社
富士日記〈中〉 (中公文庫)
武田 百合子

中央公論社


初回から飛ばしすぎだろ!

なんというか、あれもこれもと決めかねてしまいまして・・

自分が好きな本を並べてみると、
なんというか、日常のなんでもないことを
細かく細かく描いている本が好きなんだなぁと気づいた。

買い物の値段や食事のメニュー、天気、庭に咲いた花、
庭にやってくる鳥たち(とりぱんですね)
好きな食べ物や、そのメニューがどんなものなのか。

「アンの青春」はフィクションだけど、
このシリーズの中で一番たんたんと日常が描かれていて
いつ読んでもほっとする。

「貧乏サヴァラン」の中にこんな一節がある。
「私が知っている人々の中の一人に前衛の踊り手がいる。
彼女は初めて私に会った時、こんな話をした。
(あたしはもと読売ランドで水中舞踊に出ていました。
私は水が皮膚にふれるのがとてもうれしいのです。
春先や秋の気持ちのいい日にふれるのも)」

最近プールに通うようになってから、
「水が皮膚にふれる」うれしさがわかるようになった。
先週から今週にかけて、
朝、新聞を取りに外に出た時に
ひやりとする空気もうれしい。

毎日のちいさなちいさな動きに耳を澄ませば、

幸せは、こんなとこにある。

 

ちなみにほかの皆さんのご紹介本は
こちらに掲載しています。

それぞれ、皆さんのこだわりが面白かった!

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿