ということで、8月19日の朝、無事帰国してまいりました。
後で思い出したことなど、
写真や文章をちまちま修正するかもしれませんが、
ここで旅行記をひとまず終了します。
予想より長くなってしまいました（汗
延々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
狭い範囲をぐるぐるぐるぐる、
週末に小田原を散歩しているときと
おなじ速さでヘルシンキを歩いてきました。
いまの私たちに合ったスピードだったと思います。
いまは世界中どの場所の街角でも
手の中に納まるスマホでその画像を見ることができるけど
街の匂い、風、音、街を行く人たちの姿や表情、
石畳を歩く感触などなど、
いちど五感で感じた街は、とても身近な存在になります。
私の世界地図の中で、鮮やかによみがえる街ができました。
旅行中、フィンランドのテレビでは
バルセロナの事件を報道していました。
私たちが空港で搭乗手続きをしていたころ、
ヘルシンキにほど近いトゥルクでも・・・。
きっとあの街でも、短い夏を楽しむ人たちが
日差しを浴びて歩いていたでしょう・・・
このような悲しい事件が
二度と繰り返されませんように。
8月18日、フィンランド最終日。
ホテルのすぐ近くにあるカンピショッピングセンターで朝ごはん。
今回の旅でちょくちょくマーケットに立ち寄りましたが
入るたびにふわっと感じてた匂いのもとがわかりました。
シナモンロール！
スパイスの混じった、あまくあたたかい匂い。
フィンランドではホントによく見かけました。
ちなみにシナモンロールのことを
フィンランド語ではKanelipulla、
またはKorvapuustiというそうです。
（どっちの表記も見かけた）
フィンランドの人は英語が話せるから、
フィンランド語ができなくても大丈夫、と聞いてましたが
こういう売り場表記では当然フィンランド語がメインなので、
読むのに苦労しました。
（いや、英語ができるからといっても決して楽ではなかったんですが）
買う前にひとまず商品名を確認したい。
だって、シナモンロールのふりして
リコリス入りかもしれないじゃない！
（リコリスについてはこちらから）
商品棚の前でスマホ検索していたのですが
フィンランド語って単語の文字数が多い
必死で打ち込んでいるそばからダンナが
買わないなら行くよ
とさっさと先に行こうとするので
急ぐ旅じゃないんだから急かさないでよ
とプチ切れしたこともありました。
と、ちょっとこの旅を振り返りつつ、
次の目的地へ。
テンペリアウキオ教会。岩をくりぬいて作られた建物です。
実はホテルから徒歩15分ぐらいの激近物件でした。
最終日、だんだん駆け足になってきました。
ヒエタラハティ・マーケットでランチ。
今回の旅ではほんとにスープをよくいただきました。
旅先では胃の調子を崩しがちなダンナ、
このスープには助けられたそうです。
今回の旅、最後に行ったのはデザイン美術館。
なんか最終日がいちばん観光っぽい？
これにて、ヘルシンキの旅、全行程終了となりました。
Special Thanks to FIN AIR！
フィンランドの旅、だんだん終わりが近づいてきました。
この旅でよかったなと思うのは
「この場所、またあとで来よう」ができたこと。
たとえば、マーケットに到着するのが早すぎて
まだお店があまり開いてない、というときには
他のところに行ってまた午後に回ったり
2日目のディナーで食べ損ねたメニューを
3日目にもう一度行って注文したり。
ヘルシンキそのものがコンパクトな街で、
細かく地下鉄やトラムが通っているので
移動がしやすいのです。
さて、8月17日の午後。
「かもめ食堂」から出て、
フィンランドで最後の夜、どこに行こうか。
その日の午前中まで崩れていた天気が持ち直し
青空が見えてきたとき、
もういちど、ヘルシンキ大聖堂を見に行きたくなりました。
私がヘルシンキで一番気に入った場所は、この大聖堂です。
日本でいうなら浅草寺だったり、沖縄なら首里城みたいな
ベタベタの観光地で、そこらじゅう観光バスが止まっている場所。
（おお、そうそう小田原市で言うところの小田原城のようなね）
そんな場所なんですが、
2日目の朝、トラムの停留所から街の中を歩いてきたとき
目の前がぱっと開けて、ひときわまぶしく白く輝く大聖堂が見えた時
なんだか
Welcome to Helsinki！
と言われた気がして、
嬉しさがこみ上げたのでした。
すっかりなじんだトラムで大聖堂へ。
西日が当たる階段に腰かけて、
つぎつぎと飛んでくるかもめを眺めた。
街にいる人々の間を
すいすいと泳ぐように飛ぶかもめたち。
なぜあの食堂は「かもめ食堂」だったのか
なんとなく、わかる気がした。
ヘルシンキは、かもめの街。
大聖堂から港のほうへ歩いて、エスプラナーディ公園へ。
短い夏の陽射しをめいっぱい楽しむ人たちでいっぱい。
私たちもベンチに座って、もういちど空を仰ぐ。
それにつけても、ヘルシンキの空の青さよ。
そういえば、フィンランドでもやってきました、ポケモンGO。
やっぱり大物のレイドバトルの場所では
人が集まってぽちぽちぽちぽちスマホを叩いておりました。
このエスプラナーディ公園では私もレイドバトルにも参加。
フィンランドのおともだち、一緒に戦ってくれてありがとう
さて、まだぜんぜん日は暮れないのですが、
ヘルシンキで最後の夕食。
ヘルシンキ中央駅近くのオープンカフェへ。
サーモンスープとサーモンサラダとピザ。鮭率高し。
どれも本当に本当に美味しいのですが多すぎ。
ピザは宅配ピザのLサイズの大きさです。
サーモンスープ、オーダーの時に
「small or big？」って聞かれて「small！」って答えてこの量。
big見てみたかったわ・・・
すぐ近くで、こんな風にヴィブラフォンを街角で奏でている人がいました。
夕方のくつろいだざわめきと、流れる音楽。
そんな街の風景に入り込めて嬉しいな。
to be continued・・
8月17日の午後、この日はもうひとつ行きたいところがありました。
フィンランドのかもめはでかい。
という台詞で始まる映画「かもめ食堂」。
ヘルシンキには、この映画のロケ地になったお店があります。
すっかりおなじみになったトラムで移動、
GoogleMapを見ながら進むと、看板が見えてきます。
ちょっと前までは「カハヴィラ・スオミ」という名前だったそうですが、
いまは「ラヴィントラかもめ」という名前の店。
おお！この外見！
って、来る人来る人同じところで写真撮ってました。
そう、ここもマリメッコ同様お客様は9割方日本人。
かもめ食堂が公開されてから10年以上経っているけど、
まだ映画が愛されているんだなぁと。
かもめ食堂に来たからには、やはりこのメニューを。
おにぎりです。
お昼にお米を食べていてもおにぎりです。
おにぎりとお味噌汁のセットもありましたが、
今回はおやつ代わりに1個だけ。具はおかかでした。
映画の気分でぱくりと。
ふっくら炊けたごはんはやっぱりおいしいなあ。
あの映画の中でマサコさんが食べていたおにぎりも、
こんな感じだったのかな。
さて、いよいよヘルシンキでの時間も残り少なくなってきました。
しつこいようですが
to be continued・・
8月17日。
この日はマリメッコ・アウトレットへ。
ヘルシンキ中央駅から地下鉄で移動します。
ネットでの情報で
お客さんは日本人が圧倒的に多いということなので
駅からはなんとなく、日本人の流れに乗っていったらいいかと思っていたら
無事到着しました。
（GoogleMapも見つつ）
ここは今までの街と違って、工場やちょっと大きな事業所があるような
郊外のイメージ。
お店の中は写真を撮らなかったのですが、
確かに聞こえる会話はほとんど日本語でした。
さて、地下鉄で中央駅に戻ったら、
トラム（路面電車）でヒエタラハティ・マーケットへ。
この3日間でダンナ様がすっかりトラムのプロになりました。
私たちがヘルシンキに到着したその日から
路線変更があったらしく、
ガイドさんからもらったこの路線図が旅の頼り。
トラムや地下鉄に乗るために買ったのが
デイチケット。
いわゆる「乗り放題」のカードで、1日9ユーロぐらい。
これを持っていれば、トラム、地下鉄、バスはエリア内乗り放題。
前日に行ったスオメンリンナ島に行くフェリーも
このカードで乗ることができます。無敵。
さて、ヒエタラハティ・マーケット。
この日の朝にもちょっと立ち寄ったのですが、
時間が早すぎて営業していないお店が多かったので出直し。
店内はこんな風に高い天井からタペストリーが飾られて
こじんまりしているけど、おしゃれな作り。
ハカニエミマーケット、オールドマーケット、そしてこのヒエタラハティと
3つのマーケットを回りましたが、
どのマーケットに入っても、同じ匂いがします。
暖かくて甘い、ちょっとスパイスが混じった匂い。
異国なんだけど、ほっとする匂いです。
ここでお昼を頂きました。
中東料理？のお店で、ちょっと久々にお米。
手前のが私（グリルチキン）、奥がダンナ様（ポーク。ちょっとラフテーっぽい）
パラパラのゴハンですが、この料理にはあってるかな。
実はこのあと、もう一回お米をいただきます。
to be continued・・
8月16日、今日はまず
海上要塞スオメンリンナ島へ。
天気がいまひとつですが
船に乗ると風景が動き始めて
気持ちいい
15分ほどで到着。
さて、この島は海上要塞ということで
300年前ぐらいの戦争のときの姿を残しています。
石垣に守られた姿は
天空の城ラピュタを思わせるという意見もありますが
個人的には
中城城跡に激似。
海沿い、石垣、年代もそこそこ近いと
西でも東でもおんなじ感じになるんでしょうか。
ちなみにこの場所、観光地なので
ポケモンgoプレイヤーに優しい。
ポケジム、ポケスポットたくさんあります
私たちが行った時には
小学生の社会科見学らしき団体がきていて
中世風の衣装を着たスタッフが
歴史を説明していました。たぶん。
しかしこの島、移動手段が徒歩のみ‥
さすがに2時間石畳を歩き続けると足に来る
お昼頃にふたたびフェリーに乗り
港の市場でランチ。
昨日に引き続きサーモンスープ。
さて、フィンランドに行く話をしたら
ルアーを頼まれたので、
釣具屋さんを探したら
この港のすぐ近くでした。
ほとんどカフェとかショップばっかりの中に
いきなり釣具屋さん。しかも目立たない！
夕食は昨日と同じレストラン。
サンドイッチのリベンジを果たす。
ダンナと今後の日程を話してて
「18日の夜はどうする？」と話したら
「18日の夜は飛行機の中だ」
と言われ衝撃を受ける。
19日出発じゃないんだ
9時間フライト＋6時間時差を考えれば
18日出発になるやん
そのまえに日程表読めや
自分にツッコミの嵐
気を取り直してデザート。
マンミのアイスクリームとチョコケーキ。
マンミってなんだろうと思ってたら
ミロっぽいお味でした。
さあ、旅も後半に入ります。
そういえば、この日郵便局からハガキを投函。
19日に帰ってきたら、もう届いていました。
to be continued・・
8月15日、ハカニエミから移動。
トラムを降りて道の角を曲がると
どーん！と現われる
ヘルシンキ大聖堂。すごい存在感。
観光地の代表格らしく
お客さんがいっぱい。
ヘルシンキの空の青さよ。
ここから歩いて10分ぐらいのオールドマーケットへ。
サーモンの種類がすごい！
この、ベリー類の量り売り、いろんなところで見かけました。
いちごは少し小粒ですが、試食したら結構甘かった。
マーケット内のスープ専門店でランチ。
フィンランドはスープがおいしい。
これはシーフードのトマトスープ。
その後は「かもめ食堂」に出てきた
アカデミア書店へ。
有名な建築家が設計していて
天井から光が入ってきます。
さて、この日の夕食は
ホテルのフロントで教えてもらった
ローカルフードの店へ。
やっぱりスープ。
食べたいと思ってたサーモンスープ。
さあ、メインはどうしようかと思ったら
ダンナが
「あとはデザートでいいや」
なんだと〜！！！
私が狙ってた狩人風サンドイッチはどうする！
「俺はもう食えないから、
一人で食えるなら頼めば？
でもたぶんすごく多いよ」
ダンナの胃袋の裏切り‥
泣く泣くサンドイッチをあきらめ
デザートにパンケーキを。
これがもっちりしてうまい！
明日はサンドイッチのリベンジだ！
と、外に出たが
さっぱり日が暮れない午後8時半であった。
8月15日、今日から本格的に街歩き開始。
まずはハカニエミマーケットへ。
地下鉄で移動。深い。
新御茶ノ水駅か。
ハカニエミ駅。
階段の雰囲気が御堂筋線淀屋橋駅のよう。
なぜいちいち日本と比べるのか
さて、到着したマーケットは
建物前の広場が半分工事中。残念。
気を取り直し室内をぶらぶら。
雑貨がけっこう多い。
外でお茶を。
やっと旅に来た感じが出てきた。
To be continued ‥
