でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

「蒼の乱」の感想の感想

2014-04-21 23:08:07 | 演劇

昨日このブログに「蒼の乱」の感想を載せたのですが

当然ながら、ほかにもたっくさんの人たちが
同じように感想をブログに書き込んでいます。

昨日から今日にかけて、ほかの人の感想を
いろいろとみておりました。

天海祐希ねえさんのカッコよさは皆さん共通。

「松ケンがバカすぎる」意見も結構多数。
まあバカな役だからねえ。

・・だから、松ケンに蒼真が惹かれて、
国まで背負っちゃうという展開が
イマイチ理解できないという意見も多かったけど
それはまあ、蒼真の宿命なのかなという感じもします。

本人の意思と関係なく、
いろいろなものを背負ってしまう天命をもっていたのが
蒼真なのでしょう。

橋本じゅんさんの演技も絶賛。

「子どもと動物を出せば全部もっていかれる」が
舞台でも通用するとは!

しかも人が演じても通用するとは!

(↑ 詳しいことはほかの人のブログを探してみよう!)

だけど、私と同じように「善さん最高!」という人は
いなかったんだよなー。むむむ。

こういう、悪役とも正義ともつかない役に
心惹かれるようになったというのは
歳をとった証拠でしょうかねぇ。



いのうえ歌舞伎「蒼の乱」(ネタバレあり)

2014-04-20 10:34:52 | 演劇

天海ねーさんの舞台復帰第一作、ということで
あまりにも魅力的すぎるキャスティングに
最初っからチケット取るの半分あきらめてたのですが
群馬の妹がゲットしてくれたので、
一年以上ぶりに新感線の舞台を見ることにできました。
(前回は五右衛門ロックでした)

会場は渋谷のシアターオーブ。
同じフロアにコンビニがあるのがうれしい♪
芝居見るとき、ちょこっと飲み物とかほしいですから。
特に今回は長丁場だし(4時間

さて、舞台です。
「将門の乱」を主軸にしたストーリー。

将門役の松山ケンイチがまっすぐな武士で
民衆の期待と裏切り、その人気を利用する政治の黒幕たちに
翻弄され、妻である蒼真(天海)を守るために敵方につき
最後には故郷と妻を守るために果てていく。

・・まっすぐだねぇ。まっすぐすぎてアホです。
うーん、こういうタイプの男、好きなはずなんだけど
「支えてあげたい」っつー気持ちになれないのはなぜだろう。

蒼真はその夫を支え、その夫の志を守るため
争いの中に身をゆだねていく。

いやー、かっこいいわぁやっぱり!
途中からきっぱり「武将」になっていくところは
「ついていきます!」と思わせる強さ。
夫への愛を盾に、国をひとつ預かるという度量の広さ、
そして戦いの先方に立つ強さ。
「理想の上司」ナンバーワンは伊達じゃないねえ。

早乙女太一の美しすぎる殺陣、
平幹次朗の、当然といえば当然だけど
「その場にいれば場が重厚になる」抜群の存在感。
橋本じゅんさんの「人間離れした」演技力も
もちろん最高でした。

でもワタシが一番心に残ったのは
梶原善さん演じる禅正淑人(ぜんじょうよしと)。

将門と蒼真のまっすぐな心を受け止めながら
私利私欲と陰謀の渦巻く朝廷にも取り入る。

清濁併せ呑む姿はかならずしも「正義」ではないけれど、
時代を動かすというのは、結局こういうことなのでしょう。

禅正淑人が朝廷に対して
政を変えていくと宣言した姿が
この舞台でいちばん好きなシーンです。

あと、いつもいつもいつもいつも思うのだが

新感線の舞台は前半が長すぎる!

なんとかならんのか!


花ざかりです

2014-04-14 00:14:02 | 小田原かいわい

 

しだれ桜はいまが盛りですね。

 

小田原城のお花も、桜からつつじとシャガにスイッチ中。

これから藤、紫陽花、菖蒲、蓮と
つぎつぎと彩りを変えながら、季節が移っていきます。

今日はマスクなしでも外出できました。
花粉症シーズン終了

そろそろ、我が家のベランダガーデニングも今シーズンスタートしなきゃ

 


紙のおみこし

2014-04-12 02:01:19 | Weblog

最近、ニュースを見てて思うこと。

今年、女性の雇用が増えていると聞きます。
たぶん、女性の昇進も増えるでしょう。

その御神輿を担ぐのは
「女性の活用」という言葉を、
なんのためらいもなく使うひとたち。

私たちは、道具ではなくてヒトなんですけど。
活用、ということは、使えなくなったら
ぽいっと捨てるということでもあるわけです。

そんなひとたちが作り出した御神輿は
とてもとても、脆いものだと思うのです。

その御神輿を踏み台に、
ぴょんとジャンプアップするぐらいの
強さを持ってなければとも思う。

そのためには、足元をしっかり固めないとね。

自分の耳と自分の目と自分の心を
研ぎ澄ませて、自分の方向を決めていかなきゃ。

均等法入社、バブル育ちのワタクシ。

今度はしっかりしなきゃね。





散るからこその

2014-04-06 01:32:49 | Weblog



小田原城の桜を見に行ってきました。

風が強い一日、桜の花びらがはらはらと散り続けました。

出店も花びらが散り敷いて。

西海子小路の桜も



小田原城の桜も

春の第一章の終わりを伝えるように
春の嵐の中、花びらの雨を降らせ続けていました。

咲いた桜はもちろんきれいだけれど

終わりの瞬間に、一番輝くのが
桜という花の、ちょっとやってくれるところ。

ちょっと前に比べると、写真を撮る枚数は減ったけど

その分、自分の目に焼き付けたいという思いが強くなってきたような気がします。

 


名調子!名調子!

2014-04-04 23:04:23 | Weblog



人混みにも負けず
夕方の豪雨にも負けず

今年も行ったぜ千鳥ヶ淵。

毎年警備の人が
「立ち止まらないでくださーい!」と
言うんだけど

今年の警備はDJガードマンで。

「一流のカメラマンは、人とは違う場所で撮影します!」(往路)
「前にお進みくださーい!前に進むのが人生です!」(復路)

名調子!名調子!

帰り道、友達と青臭い話に花が咲き
終電新幹線を逃したのも
春のなせるわざか。