でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

こひなたさんの週末

2009-11-24 00:45:29 | Weblog

あっというまに3連休終了。
まあ、最近は仕事してても時が過ぎるのが速いんだけど。
楽しい時間があっという間なのは当然だけど、
仕事中のイヤな時間も結構あっという間に過ぎるのは
ちょいと年をとった特権かしら。

さて、この週末は、土曜日に舞台で、
月曜日に映画で、小日向文世さんを見てまいりました。

舞台のほうはパルコ劇場の「海を行く者」。
ダンナさまのリクエストで、なんとラッキーなことに
一週間前にチケットが取れた。


ひと癖もふた癖もありそうな役柄を
それをひと癖もふた癖もありそうな男優たちが演じる。
アイルランドの漁村にあるような部屋を再現した舞台で
語りだけで展開される舞台。
これは難しい。場面転換なしで2時間、
観客の目と頭と心を引き付け続けるわけですから。

小日向さんの役柄は、街に似つかわしくない
かっちりとしたスーツを着込んだ謎の男。


そして今日はこちら。


最初にツッコみますが、FOXのあの「パンパカパーン」なオープニングは
いかがなものか。

こちらの小日向さんはサエないシナリオライター。
仕事も恋もうまくいかなくて、あきらめきれなくて、
一生懸命あがいている姿がみっともなくて、
だけどやっぱり、そうするしかなくて。
そのみっともない姿はなんだか愛おしい。

一緒に見に行った友人との会話。
「この映画を観て“わかるわかる”ってうなずいてる
20代がいたらちょっと待てやーって思う」

いえいえ、別に20代でそう思ってもいいんですけどね。
できることなら、若い世代にはこのみっともなさをそのまま
「みっともない」と受け止めてほしいなあと。
その時期を通過した後に、見えてくるものがあるような。

でも私だって、そんな悟ったようなことを言う
オトナのようにみえても
まだ精神年齢はあんまり変わってないのかな。
っていうか、みんなそうなのかな。

まあそれにしても小日向さん、どちらの役もお見事でした。
個人的にはサイドウェイズの役柄のほうが感情移入しやすくて好きだけど、
土曜日の芝居の小日向さんは、
テレビで見る小日向さんのイメージを気持ちよく裏切ってくれてて、
すごかったなー。いろいろと勉強になった週末でした。

 


屋根の上の・・

2009-11-12 01:04:56 | Weblog

不世出の名優、森繁久彌さん96歳大往生 (サンケイスポーツ) - goo ニュース

いろいろと在りし日を懐かしむ方のコメントの中でも、
黒柳徹子がよく「一回いかがですか」と言われてたという話が
ひじょーに印象に残っている私。

昔々、「屋根の上のヴァイオリン弾き」を
那覇市民会館で上演したことがありました。

確か母が観劇にいったのでしょう、
我が家にはそのパンフレットがありました。

子供心に「舞台化粧って厚化粧なんだなー」と思ったのを覚えています。

まさか30年後に自分がやるとわ。


そこつもののみち。

2009-11-06 01:05:38 | Weblog

そ‐こつ【粗忽/楚忽】 
[名・形動]1 軽はずみなこと。そそっかしいこと。また、そのさま。軽率。「-な男」「-な振る舞い」2 不注意なために引き起こしたあやまち。そそう。(以下略)

ってことで、私は粗忽者である。

先日もこのブログで書いたようにケイタイをトイレにぽちゃんとやったし。

実はそのあと、新しいケイタイの
わずか2センチ*4センチのスピーカー部分に
食卓で小皿にわずか数滴残っているショウユをハネかしてしまった。
おかげでしばらく私のケイタイは香ばしいかほりを漂わせていた。

それから、うちのマンションの立体駐車場のパネルを操作してて、
駐車場パネルの鍵をはずし、その鍵を持ったままパネルの扉を閉じようとして、
これまた数センチの隙間に見事に鍵を落としたし。
ダンナに「いつかやると思った」とは言われてましたが、
まさか駐車場を使うはぢめての日にやるとわ


ピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12ヶ月」という本に、
「ワイングラスを持ったまま腕時計で時間を確認しようとして、
胸にワインをぶちまける」かなりソコツな友人が紹介されていたが、
花粉症のマスクをしたままドトールでカフェオレを飲もうとした私に
彼を笑う権利はないわけで。

日々、ネタに困らない程度には何かしらやらかしている私。
一応キモチは完璧主義者なのだが、残念ながら行動ともなわず。

ちなみにここ数日は落ち着いてますよ。
まあせいぜい、洗顔フォームで歯を磨いたぐらいです。
いちおうパーフェクトホイップでも歯はつるつるになりました。
っていうか、ある程度磨くまで気づかなかった私はいかがなものか。


こんな私にカミサマは「自虐」という天下の宝刀を授けてくださったようで。
とりあえず笑い飛ばせ~!!ってところです。
まあ、前向きにいくしかありませんね。
赤毛のアンじゃないけど、明日はまだ失敗のない日ですから。

でもやるんだろうなあ。明日も。私。


追伸
私と同じ誕生日あんど血液型の友人は、
車のトランクから荷物を出してる途中で他のことに気をとられ、
トランクを半日開けっ放しにしてたそうですが、
このキャラは血なのか星なのか(^^;)(;^^)


おいしいごはんはだいじ。

2009-11-04 00:14:42 | Weblog

ハッピーマンデーでほとんどの祝日は連休だけど、
平日の真ん中にぽっかり穴があくような休日もたまにはいいですね。

急に冷え込み、今朝は晴れ上がっているけど
空気が冷たく澄み切っている感じ。

富士山もこんな風にもうまっしろに。



さて、そんな今日の文化の日。
遅ればせながら映画「南極料理人」を見てきました。
(小田原ではまだやっていた

面白かった~

「かもめ食堂」の南極版ですね。
主役の西村君が次から次へとおいしい料理を作り出す。
誕生日にはごちそうを作ったり、
工夫をこらしてラーメンにしたり。
南極基地の中でショットバーをつくる隊員がいたり。
普通の暮らしだけど、それを保つための工夫はやっぱり南極ならでは。
大変だからこそ、おいしいごはんは大事なんでしょう。

映画の中のデフォルメかと思ってたら、
昭和基地の中では、生活の変化をつけるために
本当にいろいろな工夫をしているようで。

これはDVDで何度も見たい映画です。