深紅の優勝旗、ここまで来た道。

【経過詳報】興南猛打、１３得点で春夏連覇(読売新聞) - goo ニュース



とうとう、深紅の大優勝旗が海を渡ります。



結構な点差がついて、中盤からは冷静に見ていたのですが、
8回あたりから、目頭が熱くなってきました。


30年前、ワイルドピッチで準々決勝に敗れた豊見城高校。
20年前、沖縄で初めて決勝に進んだ沖縄水産高校の選手たちの笑顔。
10年前、初めてセンバツで優勝した沖縄尚学高校、
21世紀枠から出場して準決勝まで駆け抜けた宜野座高校。

そして興南高校の今年の姿。

いままで応援してきた、甲子園での沖縄代表の姿がつぎつぎ浮かんできた。

9回表、最後の一人を三振に打ち取った瞬間。



涙がとまらなかった。

とうとう、ここまで来たんだなあ。

「島袋君もキャプテンの我如古くんも、
『優勝は沖縄県民の願いだったので嬉しい』って言ってたね。
そんなことを言う選手は、他県にはいないよ」と言われました。

沖縄にとって、深紅の大優勝旗は本当に悲願でした。
他県とは比較にならないほど熱い思いを持つ
県民の期待を背負ってグラウンドに立った選手たち。

本当にありがとう。

興南―東海大相模、直接対決実現！

興南、春夏連覇へあと１勝＝東海大相模は４０年ぶり決勝進出－高校野球(時事通信) - goo ニュース

さあ、とうとうここまでやってきました。

さすがに５－０になったときは、今日で終わりかと思いましたが、
すごいチームです。
一気にではなく、じわじわと、あきらめずに、
ワンイニングずつじりじりと追い詰めました。

9回裏、三塁に同点のランナーを置きつつの
最後の1球で三振を取った瞬間は、アドレナリン吹き出した！
職場の給湯室の小さなテレビの前で思いっきりバンザイ。ひとりぼっちでな。

本当に東海大相模との対決が実現してしまいました。

小田原で興南を応援するのは、
さいたまスタジアムに青いユニフォームを着ていく並のアウェー感ですが、
今年の高校野球、最後の一戦。
ご近所の皆様には申し訳ありませんが、迷わず沖縄を応援します。

最後の一戦、悔いのない試合ができますように。