仕事が休みなのでとにかく外へ!
小田原市立図書館の裏庭でおにぎりを。

みどりはまだひんやりと雨の余韻。

一番のごちそうは
この青い空。

令和元年でございます。よろしくお願いいたします。
さて、10連休。
小田原駅は観光客でごった返し
沖縄に宅急便を送ろうとすれば
「旅客でいっぱいなので、荷物を入れるスペースがない(ので遅れる)」
と言われる今日この頃。
連休アタマの3日間、なんと京都に行ってまいりました。
この日の新幹線チケットは
一緒に行った友人とともに発売日の午前5時半に起きて
パソコンの前にスタンバイして確保。
さて、ワタクシ4回目の京都。
1回目と2回目はお仕事で行き
「ここは旅行で来るところだ」と思いました。
3回目はバスツアーで駆け抜けて
「ここは歩いて回ったほうがおもしろいところだ」と思いました。
なので今回は「歩いて回る旅行」と相成ったわけです。
コースは
1日目 南禅寺~水路閣~永観堂~哲学の道~銀閣寺
2日目 京都御苑~高台寺~六波羅蜜寺~祇園
3日目 二条城~三条会商店街~錦市場
お茶する時間もとれないほどスケジュール一杯になってしまいました。
バスツアーがあれだけスケジュールをこなせるのは、時間制限&バス移動のたまものですね。
徒歩移動ではこれが限界。っていうかこれでも無理。
2日目は3万歩歩いた。
もちろんくたびれましたが、楽しかった!
撮影禁止のところ(襖絵や天井絵などなど)も、庭園も道もしつらえも
京都ってなんでこう
いちいち美しいんでしょう。
祇園は人だらけで早々に引き揚げ。
哲学の道で今年最後の花吹雪に出会いました。
ねこにも会った。
銀閣寺近くにこんな建物が。
1968年に建った現役のアパート。風呂なしの部屋もあって
共同のシャワーがあるそうです。
※この建物を見つけて「おおおお」と写真を撮っていたら
近くに屋台を出していたお姉さんが教えてくれました。
憧れの「スマート珈琲店」(「きのう何食べた?」に出てきたお店。
フレンチトーストがシロップをたっぷり吸ってふかふかでもう幸せすぎる
また行くぜ、京都。今度は秋かしら。
年賀はがきの当選発表も終わったというのにいまさらですが
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、今年最初は何を書こうか。
お正月はいつものように
沖縄→小田原→群馬と慌ただしく移動しておりましたが
群馬から帰ってくるときに、電車の中で読んだ本。
樹木希林さんの最後の作品として話題になった映画の原作。
小説ではなく、作者がずっと習ってきた茶道を通して感じたことをつづったエッセイです。
茶道の「形」を繰り返し練習することで、
頭ではなく体が動きを身に着けていく。
時間をかけて茶道と向き合う中で、
作者の感覚が研ぎ澄まされていくさまが描かれています。
同じ水でも、お湯と水で音が変わる。
梅雨のときと秋のときでは、雨の音に変化がある。
お茶室に入った時に、炭の匂いに気づく。
雨は「天気が悪い」わけではない。
どの天気にも、どの季節にも小さな煌めきの粒々が散らばっている。
それを感じることができるなら
確かにそれは「日日是好日」。
茶道をやっているわけではないけど、
毎日の暮らしの中で、煌めきを見つけていきたいと
改めて思わせる本でした。
![]() |
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫) |
森下 典子 | |
新潮社 |
映画『ボヘミアン・ラプソディ』にパワー負けして号泣…ネバヤン・鈴木が語るオススメのシーンは?
毎年毎年思うのですが
あっという間に年末ですよ!
時間が過ぎる速さの加速が止まらないんですけど!
さて、そんなバタバタの中で
我が家はいま空前の「クイーン・ブーム」到来中。
3週間前にこの映画を見てから今日までに
ボヘミアン・ラプソディ100回ぐらい聞いてる。
私はクイーンにジャスト、という年齢ではありません。
姉がレコードを持ってて、
「手を取り合ってこのまま行こう~」というのを小学生の私に聞かせて
「これは外人さんが日本語で歌ってるんだよ」と教えてくれたのが
記憶に残っている程度。
ですが、この映画をウチの夫婦は
2週連続2回鑑賞してしまいました。
映画を見て泣く人はたくさんいるけど、
エンドロールが終わっても号泣したまま
立ち上がれない人がいる映画、というのはあまりないかも。
映画としての良し悪しについて、いろいろと意見があるようですが、
なんというか、そういうのはどうでもいい感じがします。
この映画のすごいのは
観る人たちの内なるクイーンをものすごい勢いで揺り起こす
というところにあるような気がするのです。
映画館を出た時から、いまだにクイーンが頭の中でリフレイン中。
ちなみに映画を見た後にこの動画を見ると2倍感心します。グッチさんすごい。
犬のおまわりさん with QUEEN
![]() |
ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック) |
Universal Music =music= | |
Universal Music =music= |
先日、誕生日を迎えました。
9月16日生まれのワタクシ、
なんだか今年の誕生日は
日本中でその日をカウントダウンされて
なんともビミョーな感覚で迎えました。
さて、私のバースデーケーキはコレ。
沖縄の実家のすぐ近所にある洋菓子店のマーブルケーキです。
プレーンとココアの混ざった生地、
甘さ抑えめのバタークリーム。
そして甘々ミルクチョコのコーティング。
昔からチョコケーキの生地は
『真っ黒じゃないほうがいい』派でした。
「プレーンのケーキにチョコがかかっているケーキ」が
私のチョコケーキの原点。
50歳を過ぎた娘に、
毎年このケーキを送ってくる母。
いつまでたっても私は
チョコケーキ好きの次女のままです。
今日は西東京と北神奈川の決勝をテレビでやっていましたね。
西東京の決勝、接戦で見ごたえがありました。
個人的には日大鶴ヶ丘のピッチャー勝又君が
なんだかこの人に似ていて
甲子園に出たら「音尾が投げている」と
一部のマニアで話題になるんじゃないかと
そっと応援していたのですが
最後にサヨナラホームランを打たれてしまいました。
代表に選ばれた日大三高の監督も涙ぐんでいて
甲子園に来るまでに、もう物語は始まっているんですね。
今日は小田原もお祭りが中止になり、
暴風警報も出ているということで
夕方からは家にこもってのんびりしています。
こんな本を読んでいました。
![]() |
木曜日を左に曲がる |
片岡 義男 | |
左右社 |
片岡義男というと、私の世代にとっては
「メインテーマ」とか「スローなブギにしてくれ」の原作者で
角川文庫の赤い背表紙でよく名前を見ました。
私はそのころの小説は読んでないのですが
(ワタクシはそのころ夢見る少女だったので
同じ赤の背表紙でも新潮文庫の「赤毛のアン」シリーズだった)
最近の(といってもここ10年ぐらい)の小説は
ちょっと面白い。
そのほとんどが短編小説で
目の前にあるもののビジュアルと、
シンプルな会話でなりたっているストーリー。
このひとの「目に見えるもの」の説明は
文字に書いた写真のように詳細でありながら
要らないものは写りこんでいない、
プロの写真家が撮った写真のようです。
作者のちょっと独特な日本語の使い方も
なんだか心地よく、
ひとつ短編を読み終わるとちょっと目を閉じて
物語の場面を浮かべたくなります。寝落ちか。
関東も梅雨入り、恵みの雨の季節。
この週末は6月の花に会いに行きました。
土曜日のうだるような蒸し暑さの中、
原宿駅前の雑踏から
明治神宮の森の中へ歩いていくと
いまが盛りの花菖蒲。
花盛りなのに、静かな美しさなのは
白と紫の色彩のせいでしょうか。
そして雨が降り出して
ぐっと涼しくなった日曜日は
開成町のあじさい祭りへ。
田んぼのそばに植えられたあじさいが
いろとりどり。
晴れた日の花も鮮やかだけど
雨の日の花には
みずみずしくしっとりとした表情があります。
田植えが終わったばかりの田んぼにも
恵みの雨が降り注ぐ。
夏が来る前の、ほっとひといき。