受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

軒丸瓦(のきまるがわら)

2006年06月06日 | Weblog
軒丸瓦は、本瓦葺きの丸瓦の軒先部分で使われます。

軒先瓦の上に土と土佐漆喰を二度に分けて置き、その上に軒丸瓦を位置を確認し安定させ、銅線で止めます。

紋様は1月27日に検討した通り、一般的な巴紋でなく仏教と縁の深い蓮華紋。

受法寺では、軒先部分から上は本瓦葺きでなく、飛鳥2号という平瓦と丸瓦が一体となった瓦で葺きます。

本日で、北側の2/3、南側の1/2が終了しました。