受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

くり瓦座合わせ

2006年06月04日 | Weblog
日曜ですが7時前からの、ノミを当てる音で目が覚めました。

梅雨が近づき雨が降らない日を惜しんで、瓦屋さんが一人で軒先のくり瓦座をノミやカッターで削っていました。

くり瓦座は、型でくりぬいていますが、瓦の形は一つ一つ異なります。
そこで、リバイダーというコンパスのような道具で模り、それぞれに合わせて削ります。

この作業が終わらないと、瓦を葺くことが出来ないと言う事です。
根気の要る大変な作業です。