今回の大河ドラマ「真田丸」の視聴率が好調だとか、うれしい限りです。脚本家三谷幸喜が好きだった大河ドラマが「国盗り物語」だったとか。私もそうです。私は彼よりも年上だけど、覚えているのは、平幹二郎主演の「樅の木は残った」あたりからです。そして、高校生の時かな、国盗り物語は、もう最高に面白かった。高橋英樹の信長は、素晴らしかったし、彼の正室、濃姫役が松坂慶子だったのです。その美しさと言ったらもう、本当に群を抜いていました。彼女は今も素敵ですが、若いころは本当に輝くような美しさでした。
篤姫でも、高橋英樹と松坂慶子は共演しましたし、去年の「花燃ゆ」でもお二人とも出ていました。今は、大河の重鎮的存在です。
そう、私の大河ベストワンは「国盗り物語」です。原作も司馬遼太郎で面白かったし、その影響で、日本史の勉強に進みましたから。三谷幸喜のように、脚本家にもなりたかったけれど、夢はかないませんでした。
真田丸のお気に入りは俳優陣はもちろん、音楽がいいのです。ヴァイオリンのあのテーマの響きが、日常生活でも頭の中で鳴っています。やっぱり、ヴァイオリンやっていて(もうやっていないけど)よかった。
あの響きは、男性的ですね。ピアノは女々しくてね~(私は実はピアノ嫌いです、特にショパンなんか、ひ弱な男のイメージしかないのだ)。なんたって、あの名器ガダニーニの音色が聴けるのですから、毎回、見るぞー(聴くぞー?)。