ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

世界堂新宿本店

2010年09月19日 22時16分23秒 | 日常

 今日、来月の父の絵の展覧会のために、10枚の絵の額装を依頼しに、世界堂新宿本店に行ってきました。私はいつも、聖蹟桜ヶ丘のアートマンに入っている世界堂を利用していたので、本店ははじめてです。それに今日は、新宿界隈がお祭りのようで、歩行者天国になっているしお囃子は聞こえるし、相当にぎわっていました。そんな中、額装の相談に行ったのですが、芸術の秋、展覧会ラッシュで、今日行ってよかったです。ちょうど1ヶ月前ですが、混み具合で品揃えも大変になるとか、今日思い切って行ってよかった・・・。とはいえ、10枚の額をアクリルにしてもらってマットもつけて送ってもらうとなると、大金です。前回2007年の展覧会のあと、予算として7万円を取っておいたのがよかった・・・。同じ金額だけ上乗せして備えないと、絵が売れたときに額装できないなんて、悲しいですものね。まあ、大体は展示の作品を会期後に送ればいいのですが・・・。

 案内状に決めた「宮島A」の作品が、ちょっとしみがあったのにはびっくりでした。そろそろ、限界なのかもしれません。和紙に糊付けするということは、それだけシミのリスクが高いわけですから。私の一生は、親や夫のことで終わってしまいそうです。自分だけのために、いろいろ時間を使いたいと思います。残されるというのは、相当に負担です。いろいろ考えてしまいますよね・・・。

 考えてみると、自分がもし死んだら、一体誰にすぐに知らせたいか・・・。親も兄弟も亡くなっていたとしたら、友人知人でそれほどはいないものなんだと思いました。

 自分の人生でとても大切な他人が、その人にとっての自分が同じだけ大切かというと、実はそうではないような気がします。だとしたら、わざわざお呼びだてすることもないか・・・。だって、自分がすでに亡くなっていたら、来ようが来まいが、わからないではないですか。そう、死後のことって、実は残された人たちの勝手なことなのですよ。

 夫婦では、やはり先に逝ったほうが、「勝ち」です。残されたほうは、残りの人生を孤独に生きなくてはならないし、いろいろ後始末をしなくてはならない。そして何より、お一人様の老後と最後の後始末まで考えていなくてはならない。大変です。本当につらいのは、どちらか???

 かつては、殉死というシステムがありました。若い頃、それはあまりに理不尽だと思いましたが、今は、そういうシステムもいいのではないかと思っています。とにかく、家の中、とっちらかっていますから、実は私もただ、逃げたいだけだったりして!?

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