ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

山口の強姦殺人

2006年04月23日 12時22分06秒 | 社会

 私は以前は、死刑廃止に賛成していました。でも、昨今の日本の犯罪事情を見ると、死刑があってもいいと思えるくらいの無責任な残忍犯罪が増えていると思います。それに、加害者が未成年であっても、少年法を認識してわざと犯罪を実行しているケースもあるので、逆に、性犯罪や少年犯罪に関しては、一般の刑罰よりも重くするくらいのことがあってもいいと思います。
 7年前に、山口県で女性を強姦して殺し、一緒にいた女性の子ども(乳児)まで殺害した事件が起こりました。遺族は死刑を望んで、いまも裁判が続いているのですが、加害者の弁護士が死刑廃止論の弁護士に代わり、裁判をわざと妨害したりしているようです。でも、私は、強姦致死というのは、絶対に殺人罪として認めるべきだと思うのです。弱者に対しての暴力、暴行、それは殺意があろうがなかろうが、被害者にとっては命の危険にさらされているのですから、当然、殺人罪として扱うべきです。そして、7年前の事件は、被害者を殺害し、さらに抵抗の出来ない乳児まで殺したのですから、二つの殺人罪適用で、当然死刑です。税金を使って、更正しようのない人間を保護する必要は全くないと思います。被害者保護をもっと考えてほしいです。罪に対しての償いを出来ない人間は、極刑で当然。特に性犯罪は再犯率が高い。死刑か、強制的な性転換の選択を加害者が選ぶとか・・。
 未だに、日本という社会では、女性の地位が低いです。地球規模で考えても、女性の参政権を獲得できたのは、ほんの1世紀前くらいですよね。それだけ、女性の人権が無視されてきたわけです。モノ以下の扱いを受けてきた歴史があるのです。ひどいものです。いまもゆっくりと読みつづけている「強姦の歴史」には、本当に昔から、女性の人権を全く無視した男性中心の社会が脈々と続いていたと実感しました。
 あの事件の加害者が刑務所から友人に送った手紙にも、レイプということがまるで当たり前の行為のように書いてあって、全く反省が見られないのです。犬がかわいい犬にファックしただけみたいな表現でした。相手の犬や人間が被害を受けた場合、犬なら、即殺処分です。あなたが犬だというのなら、7年も裁判続ける前に、動物保護センターで殺処分になってしまえばよかったと思います。性衝動をコントロールできない人間は、社会で生活する権利はありません。
 女性や児童に対する暴力は、決して許してはいけません。この小泉政権の社会では、改革といいながら、弱者への保護をないがしろにしている、それ自体を自己責任で解決しようとしている強権国家としか思えないのです。こんな政治がゆるされていいはずはありません。どこかの近隣の独裁政権と同じじゃないですか。
 人は、弱いものを守る義務があったし、それはいまも当然あるべきです。弱いものを守るという風潮が薄くなって、ただ、国家主義を押し付ける、こんな国は最悪ですね。弱いものを守れない国は、国じゃないでしょう。女性や児童の人権を守れなくて、何が国家でしょうか。児童ポルノは、最近は素人が違法で作っているとか。もっと摘発して犯罪者は徹底的に追求すべきです。万引きだって、窃盗という犯罪なのです。小さな犯罪の目を摘み、もっと安全な日常生活を、国民にかえしてほしいです。
 性犯罪、これは徹底的に糾弾してほしい。日本がきちんと更正プログラムを作れないのなら、極刑で犯罪者を野放しにしないでほしい。弱いものに対する暴力は絶対に許してはならないのです。
 ネットで検索したら、中国でのこういう事件が出てきました。教師という立場を利用して、自分が担任している女子生徒を次々とレイプですって。信じられません。でも、中国では極刑になるみたい(当然でしょ!)。日本でも、似たような事件はあるはず。半年の研修でのうのうと職場復帰してしまう教師もいるそうです。おかしいですよね!

コメント
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