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エネルギー触媒機5/ウィキペディア英語版項目のほぼ全訳

2011年05月18日 18時36分16秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月18日-5
エネルギー触媒機5/ウィキペディア英語版項目 Energy Catalyzer のほぼ全訳

■ Wikipedia(ウィキペディア英語版)のEnergy Catalyzer
http://en.wikipedia.org/wiki/Energy_Catalyzer
という項目のほぼ全訳


エネルギー触媒機 Energy Catalyzer

 エネルギー触媒機は、発明者[1]であるアンドレア・ロッシ Andrea Rossi[2]が、彼の相談相手である物理学者で名誉教授[3]のSergio Focardiからの支援を得て作られた装置である。特許申請書[4]によれば、装置は、その燃料(水素とニッケル)に蓄えられたエネルギーを、その二つの構成要素を冷融合することによって、熱へと変換〔変形〕する。なお、その結果として観察される生産物は銅である[5]。ロッシによる言明の一つは、それは冷融合ではなくむしろ、低エネルギー核反応(LENR)[6]だというものである。かなり少ない力しか生じないけれども同様のシステムは、前に Forcadiら[7]によって記載された。Focardiによれば、「水素は、単純な抵抗器によって、或る温度で熱せられる。点火温度に達すると、エネルギー産生過程が始まる。すなわち、水素原子がニッケルに入り込み、銅へと変換〔変形〕する」[8]。この装置を特許とするための2008年の申請書に対して、ヨーロッパ特許局からは、特許権を与えることに関して好意的ではない準備報告がなされた。その報告は、その装置の記載は「一般的な言明〔陳述〕と憶測」にもとづいていると記しており、「記載上および実現可能性を支持するという提供された証拠上の両方で数多くの欠陥」を引用している。しかし、2011 年4月6日に、一つの申請書がイタリアの特許商標局によって認可された。それは、その発明のための特許として発行されたものである[10][11]。

 1 実演と調査
  1.1 2011年1月の実演
  1.2 18時間の試験
  1.3 ボローニャでの2011年3月の試験
  1.4 ボローニャでの2011年4月の試験
 2 メディアの報道
 3 装置の評価
 4 商業的計画
 5 さらなる参照先〔See also〕
 6 文献
 7 外部リンク

 
実演と調査

2011年1月の実演
 2011年1月14日、招かれた記者と科学者に対して、ボローニャの外の工場納屋で、実演が行なわれた[12]。一時間ほど続いた実演の間、反応機は抵抗器を通過した電流で『点火』された。独立的〔実演者とは無関係の〕観察者であるLevi教授は、装置に与えられた電力は(数分間は約400ワットにまで減少したが)平均して約1 kWだった、そして装置が産み出した熱エネルギー(水を蒸発させるのに使われる)はおよそ12 kWだったと報告した。水温は摂氏20度から約101度にあがり、産出物は乾燥蒸気だったと、教授は報告した。彼は、電力利得比は約30であると計算した [13]。融合過程が起きていると申し立てられた装置部分から放出される放射線の強度が、点火の前と後の両方で測定された[14]。装置が働いていないときと『稼働』状態にあるときとで、放射能壊変速度に有意差は検出されなかった。この結果は、核融合過程および放射と物質の間の相互作用についての現行の理論的および実験的知識とは相反する。それによれば、過剰な放射が、生じるだろうし、装置から漏れることが可能であり、その後に検出されるであろう。しかし、この大変低いエネルギーについては、別の考察が適用されるかもしれない[15]。RossiとFocardi [14]による制限のせいで、ガンマ線分光検査は実施されなかった。INFNの核物理学者であるGiuseppe Levi [16]は、この実演を組織するのを手伝った。彼は、反応機は約12 kWを産み出したと確認し、また、測定可能な水素消費は無かったから、そのエネルギーは化学的起源〔由来〕のものではありそうにないと述べた[13]。

 
18時間試験
 2011年の2月10日から2月11日までボローニャで実施され、18時間続いた、別の試験〔テスト〕の後では、すべての化学エネルギー源は排除されたと言って、Leviは自身の言明を強化した。この試験では、水の沸騰に関連した疑念を避けるために、流速が増大させられた。すると、水は温度上昇したが、沸騰しなかった。この試験はLeviとRossiによって実施されたが、公開ではなかった[17]。Leviによれば、その過程は、およそ 1,250ワットの電力を10分間供給された電気抵抗器によって「点火」された。入力の電力は、その後に100ワット未満にまで減少させられた。その過程を制御する電子機器の運転維持には、それで十分であった。装置には点火前に水素が詰め込まれ、その後、水素瓶が閉じられた状態で試験が実効された。水素の総消費量は、Leviによれば、せいぜい0.4グラムであった。出力電力は、15 kWを上まわっていた。これは、およそ1GJ(ギガジュール)の試行の間に放出される総エネルギーに相当し、核エネルギー源ではないいかなる源からのものも超える電力が利用可能である。

 
ボローニャでの2011年3月の〔諸〕試験
 2011年3月29日に、二人のスウェーデン人物理学者、Hanno Essén(スウェーデン王立工科大学の理論物理学準教授で講師、スウェーデン懐疑論者協会の前会長)とSven Kullander(ウプサラ大学の名誉教授、また王立科学アカデミー〔学士院〕エネルギー委員会の委員長)は、小さめのエネルギー触媒機〔触媒器〕の試験に傍見者〔観察者〕として参加した[18]。試験は6時間に及び、計算された産出エネルギーは約25 kWhであった[19]。彼らの報告で、「なんと50立方cmの容器から25 kWhが産み出されることに対しては、いかなる化学的過程〔プロセス〕も除外されるべきである。唯一の代替的説明は〔説明の唯一の選択肢は〕、測定されたエネルギー産生を起こさせる、なんらかの種類の核過程があるということである。」スウェーデン科学技術雑誌 Ny Teknik のMats Lewanによれば[19]、彼らは、装置に使われたニッケル粉の見本〔標本〕が渡されただけでなく、Rossiが言うところでは2.5か月間使い続けたもの〔ニッケル粉〕もある。分析によって、不使用の粉は純粋なニッケルであったが、使用後の粉は10%の銅と11%の鉄を含んでいたことが示された。なお、鉄の産生は特許のどこにも触れられていない[21]。報告書での議論を、彼らは意見差し控えの陳述でもって始めた。すなわち、「われわれは、中心的燃料容器の内部設計を見ていないし、外的鉛製遮蔽と冷却水システムについての情報が無いから、きわめて一般的な論評ができるだけである。」

 
ボローニャでの2011年4月の〔諸〕試験
 4月19日[22]と4月28日[23]に、さらに二つの実演が催された。最初のものは[24]、24時間全ニュース的なイタリア国有テレビチャンネルである Rai News によっても扱われた[25][26][27]。今回はNy Teknikの論者が一人出席し、前に気づかれたいくつかの詐欺の可能性を試験した。彼はそれゆえ、すべての水が蒸気に変えられたことを確認するために、アンペア計の目盛りを調べ、重さを測って水流を測定し、温度センサープローブ〔温度検知器探針〕の目盛りを調べた[28]。測定によって、正味電力は 2.3キロワットと2.6キロワットの間であることが示された。入力電力は300ワットであった。

 
メディア〔媒体〕の報道
 Rossiの仕事はイタリアの新聞である、Il Tempo[29]、La Stampa[30]、Il Fatto Quotidiano[31]、Il Resto del Carlino[32] そして La Repubblica[33]で、また様々なイタリアの国営ラジオ[34][35][36]で、そしてRai News[25]では25分間のテレビ・ドキュメンタリー〔記録番組〕で報告された。それはイタリア外でもメディア発表の主題となった。それは、スウェーデンのNy Teknik誌[37]において一連の記事の話題であったし、ドイツのTelepolis誌[38]での一つの記事の話題でもあった。それは合州国では、Fox News Channel 紙[39]、Washington Times 紙[40]、そしてCoast to Coast AM番組で提供された。ギリシャでは、メディアの報道は、日刊金融新聞のExpress紙[42]と国有のNew Hellenic Televisionテレビによって提供された。

 
評価と装置
 エネルギー触媒機が過剰エネルギーを生じる(そうだとして)メカニズム〔機構〕は、不明である。Rossiは、特許[21]において、これはニッケルと水素が関与する融合過程であり、銅を形成すると述べている。この融合反応は、分岐比は、エネルギー触媒機の過程の諸条件のもとでのものと、標準的に核研究で関わるきわめて高いエネルギーに対してのものとと同一であるという仮定のもとで、直接的にもまた電子-陽子の対消滅の結果としても、かなりの量のガンマ放射を生じるはずである。しかし、2011年1月での彼らの装置の公開実演の間、何も検出されなかったので、分岐比仮説は観察された実験結果とは一致しない。マサチューセッツ工科大学のPeter L. Hagelstein教授は、(粒子ではなく)波〔波動〕の観点にもとづいた代替的説明を探求してきた。この見方で低エネルギー核反応を見るなら、『衝突』ではなくて、振動数領域における『共鳴』を見ることになり、ガンマ線とか中性子放出が起きるといった、高エネルギー現象を予想するいかなる理由も無いようである[要文献]。2008年、Rossiの特許申請は、特許授与可能性[patentability]についての好意的でない予備報告を受けた[9]。その報告は、装置の記載と、装置の実現性を支持するために提供された根拠、の両方における重大な欠陥を引用している。特許申請書は、2009年10月15日に公表された[21]。すぐ次の特許申請は、2011年4月に認可された[10]。RossiとFocardは、査読つきの学術雑誌に彼らの仕事を発表することはできないできた[44]。その代わり、Rossi自身が刊行する『the Journal of Nuclear Physics〔核物理学誌〕』と題するブログに、彼らの仕事を提出している。Focardi[7]による関連した仕事は、『Il Nuovo Cimento A』という雑誌に発表された。

 
商業的計画

Defkalion社〔デフカリオン社〕
 Rossiは、最初の顧客として新たにつくられたギリシャの会社であるDefkalion Green Technologiesと契約したことを公表した[45][46]。Rossiによれば、契約は、直列および並列に連結した300個の4 kW反応器から成る、1メガワットの熱装置一式を引き渡すことを要求している。Defkalion自身の目的だけのための熱源を供給する設備は、2011年10月に就任することになっている[47]。Rossiは、設備が引き渡されて稼働するまでは、Defkalionからの支払いは無いだろうと言う[48]。会社の広報担当者であるSymeon Tsalikoglouは、契約を確認した[49][50]。Defkalion社は、ギリシャの国営テレビで[51][52]、また国営商業新聞であるEpenditisで[53]特集されもした。Defkalion社とRossiによれば、その契約は、Defkalionがギリシャのどこでもエネルギー触媒機を製造して販売する独占的権利を与える[49]。

Ampenergo社
 Ny Teknik誌[54]によれば、Andrea Rossiは、合州国の商社であるAmpenergo社[55]と契約に達した。Ampenergo社は、アメリカ大陸〔in the Americas=北中南米〕でのエネルギー触媒機についての全販売に関する特許権使用料の一部と作られた製品を受け取るだろう。Ampenergo社の役員にはRobert Gentileがいるが、彼は1990年代初期に合州国エネルギー省の化石エネルギーのためのエネルギー次官補[Assistant Secretary of Energy for Fossil Energy、化石エネルギー局の長]でもあった[56]。

 
下記事項も見よ。
 * Cold fusion〔冷融合〕


文献
 〔略〕

外部リンク
 〔略〕

カテゴリー:核物理学 | 外縁〔周辺、非主流〕物理学[Fringe physics] | 発見と発明の論争


エネルギー触媒機4/冷融合、常温核融合、低エネルギー核反応

2011年05月18日 14時04分30秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月18日-4
エネルギー触媒機4/冷融合、常温核融合、低エネルギー核反応

 Wikipedia英語版にあるエネルギー触媒機〔触媒器〕 Energy Catalyzerという項目
http://en.wikipedia.org/wiki/Energy_Catalyzer
の「1.4 ボローニャでの2011年4月の〔諸〕試験」までの訳出文を掲載する。


■ Wikipedia(ウィキペディア英語版)のEnergy Catalyzerという項目の訳

エネルギー触媒機 Energy Catalyzer

 エネルギー触媒機は、発明者[1]であるアンドレア・ロッシ Andrea Rossi[2]が、彼の相談相手である物理学者で名誉教授[3]のSergio Focardiからの支援を得て作られた装置である。特許申請書[4]によれば、装置は、その燃料(水素とニッケル)に蓄えられたエネルギーを、その二つの構成要素を冷融合することによって、熱へと変換〔変形〕する。なお、その結果として観察される生産物は銅である[5]。ロッシによる言明の一つは、それは冷融合ではなくむしろ、低エネルギー核反応(LENR)[6]だというものである。かなり少ない力しか生じないけれども同様のシステムは、前にForcadiら[7]によって記載された。Focardiによれば、「水素は、単純な抵抗器によって、或る温度で熱せられる。点火温度に達すると、エネルギー産生過程が始まる。すなわち、水素原子がニッケルに入り込み、銅へと変換〔変形〕する」[8]。この装置を特許とするための2008年の申請書に対して、ヨーロッパ特許局からは、特許権を与えることに関して好意的ではない準備報告がなされた。その報告は、その装置の記載は「一般的な言明〔陳述〕と憶測」にもとづいていると記しており、「記載上および実現可能性を支持するという提供された証拠上の両方で数多くの欠陥」を引用している。しかし、2011年4月6日に、一つの申請書がイタリアの特許商標局によって認可された。それは、その発明のための特許として発行されたものである[10][11]。

 1 実演と調査
  1.1 2011年1月の実演
  1.2 18時間の試験
  1.3 ボローニャでの2011年3月の試験
  1.4 ボローニャでの2011年4月の試験
 2 メディアの報道
 3 装置の評価
 4 商業的計画
 5 さらなる参照先〔See also〕
 6 文献
 7 外部リンク

 
実演と調査

2011年1月の実演

 2011年1月14日、招かれた記者と科学者に対して、ボローニャの外の工場納屋で、実演が行なわれた[12]。一時間ほど続いた実演の間、反応機は抵抗器を通過した電流で『点火』された。独立的〔実演者とは無関係の〕観察者であるLevi教授は、装置に与えられた電力は(数分間は約400ワットにまで減少したが)平均して約1 kWだった、そして装置が産み出した熱エネルギー(水を蒸発させるのに使われる)はおよそ12 kWだったと報告した。水温は摂氏20度から約101度にあがり、産出物は乾燥蒸気だったと、教授は報告した。彼は、電力利得比は約30であると計算した[13]。融合過程が起きていると申し立てられた装置部分から放出される放射線の強度が、点火の前と後の両方で測定された[14]。装置が働いていないときと『稼働』状態にあるときとで、放射能壊変速度に有意差は検出されなかった。この結果は、核融合過程および放射と物質の間の相互作用についての現行の理論的および実験的知識とは相反する。それによれば、過剰な放射が、生じるだろうし、装置から漏れることが可能であり、その後に検出されるであろう。しかし、この大変低いエネルギーについては、別の考察が適用されるかもしれない[15]。RossiとFocardi [14]による制限のせいで、ガンマ線分光検査は実施されなかった。INFNの核物理学者であるGiuseppe Levi [16]は、この実演を組織するのを手伝った。彼は、反応機は約12 kWを産み出したと確認し、また、測定可能な水素消費は無かったから、そのエネルギーは化学的起源〔由来〕のものではありそうにないと述べた[13]。

 
18時間試験

 2011年の2月10日から2月11日までボローニャで実施され、18時間続いた、別の試験〔テスト〕の後では、すべての化学エネルギー源は排除されたと言って、Leviは自身の言明を強化した。この試験では、水の沸騰に関連した疑念を避けるために、流速が増大させられた。すると、水は温度上昇したが、沸騰しなかった。この試験はLeviとRossiによって実施されたが、公開ではなかった[17]。Leviによれば、その過程は、およそ1,250ワットの電力を10分間供給された電気抵抗器によって「点火」された。入力の電力は、その後に100ワット未満にまで減少させられた。その過程を制御する電子機器の運転維持には、それで十分であった。装置には点火前に水素が詰め込まれ、その後、水素瓶が閉じられた状態で試験が実効された。水素の総消費量は、Leviによれば、せいぜい0.4グラムであった。出力電力は、15 kWを上まわっていた。これは、およそ1GJ(ギガジュール)の試行の間に放出される総エネルギーに相当し、核エネルギー源ではないいかなる源からのものも超える電力が利用可能である。

 
ボローニャでの2011年3月の〔諸〕試験

 2011年3月29日に、二人のスウェーデン人物理学者、Hanno Essén(スウェーデン王立工科大学の理論物理学準教授で講師、スウェーデン懐疑論者協会の前会長)とSven Kullander(ウプサラ大学の名誉教授、また王立科学アカデミー〔学士院〕エネルギー委員会の委員長)は、小さめのエネルギー触媒機〔触媒器〕の試験に傍見者〔観察者〕として参加した[18]。試験は6時間に及び、計算された産出エネルギーは約25 kWhであった[19]。彼らの報告で、「なんと50立方cmの容器から25 kWhが産み出されることに対しては、いかなる化学的過程〔プロセス〕も除外されるべきである。唯一の代替的説明は〔説明の唯一の選択肢は〕、測定されたエネルギー産生を起こさせる、なんらかの種類の核過程があるということである。」スウェーデン科学技術雑誌 Ny Teknik のMats Lewanによれば[19]、彼らは、装置に使われたニッケル粉の見本〔標本〕が渡されただけでなく、Rossiが言うところでは2.5か月間使い続けたもの〔ニッケル粉〕もある。分析によって、不使用の粉は純粋なニッケルであったが、使用後の粉は10%の銅と11%の鉄を含んでいたことが示された。なお、鉄の産生は特許のどこにも触れられていない[21]。報告書での議論を、彼らは意見差し控えの陳述でもって始めた。すなわち、「われわれは、中心的燃料容器の内部設計を見ていないし、外的鉛製遮蔽と冷却水システムについての情報が無いから、きわめて一般的な論評ができるだけである。」

 
ボローニャでの2011年4月の〔諸〕試験

 4月19日[22]と4月28日[23]に、さらに二つの実演が催された。最初のものは[24]、24時間全ニュース的なイタリア国有テレビチャンネルである Rai News によっても扱われた[25][26][27]。今回はNy Teknikの論者が一人出席し、前に気づかれたいくつかの詐欺の可能性を試験した。彼はそれゆえ、すべての水が蒸気に変えられたことを確認するために、アンペア計の目盛りを調べ、重さを測って水流を測定し、温度センサープローブ〔温度検知器探針〕の目盛りを調べた[28]。測定によって、正味電力は2.3キロワットと2.6キロワットの間であることが示された。入力電力は300ワットであった。


風間虹樹:光絵画詩 <あれ、あれ、さぎ>

2011年05月18日 09時45分27秒 | 詩 poetry
2011年5月18日-3
風間虹樹:光絵画詩 <あれ、あれ、さぎ>



  あたしたちが 彼方へと 幻影の淡いの向こうへと退いていくとき。
  あれ。 言いえぬあれ、 は立ち現われる。
                     そのようなとき。

    裂けを透して
    非在という果てしない存在の陰で
  
   □              ■
     □       □
      □  ■
       ■
       □
      □■

 
 
 
 ]脚注:あちこち、字余り[