生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

IPCCゲート後/生物学的タクソン(脱線)

2010年10月19日 15時13分15秒 | 生命生物生活哲学
2010年10月19日-4
IPCCゲート後/生物学的タクソン(脱線)

 近藤邦明氏のHP
http://env01.cool.ne.jp/index02.htm

に掲載されている、米国在住のH.M.博士による論文:

Climategate、IPCC-Gate後の世界 (2010/07/09)

(pdfとして入手できる)は、貴重である。内容は大変説得的であり、10頁で最近の動きまでが書かれていて、ありがたい。日本は食糧など貿易鎖国してもやっていけるようにもっていきたいと思うが、情報鎖国状態は打破すべきである。

 ただ、CRUの「アリバイのように怪しげな補正の加えられたデータベース」の「信頼性はネス湖のネッシーといい勝負かもしれません」(8頁目)とあるが、比較にはならないと思う。ネッシーは怪しい例としてもちだしたのだと思うが、もし見つかったら、この文は意味をなさなくなる。
 ネッシーと定義される生物体が見つかれば、存在したと確認される(見つからなければ、いないかもしれない(=いるかもしれない)、というだけ)(私見では、いるだろうから、そのうち確認されるだろう)。
 一方、CRUの気温データベースは、測定方法や精度や「生の観測値」の補正など、作為的余地が沢山あるから、肯定的確認も否定的確認も困難。
 ネッシーという語では、或る性質群をもった実在するかもしれない生物体たちを指すのに対して、気温は結局は構築体(われわれが仮構したもの)だからである。
 なお、ネッシーとは _N-us n-us_というタクソン名を命名された分類カテゴリーに属する生物体だとした場合、_N-us n-us_というタクソンは、構築体である。タクソンが構築体(ここではクラス)であることは、分類作業とは、或る対象を或るカテゴリーに対応づける(=属させる)ということであるから、当然の帰結である。ただし、そのタクソン名はまた、或るシステムの名称でもあるとすることは可能である。しかしそのことは、そのシステムとはどういうものかとか、そのシステムは実在するのかどうかといったことに繋がるので、現段階では知らん顔するのが得策だと思う。もし、実在するシステムとして定式化できたとすれば、それは本質的に重要な作業であり、貴重である。

美術修行2010年10月15日(金)/美術修行2010年10月16日(土)

2010年10月19日 01時48分49秒 | 美術/絵画
2010年10月19日-3
美術修行2010年10月15日(金)/美術修行2010年10月16日(土)

 2010年10月15日(金)
 松山淳個展 アイドル阿修羅「不安」/立体ギャラリー射手座。結構広い空間のまんなかに、三つの顔のあるアニメキャラ的人形一体を設置。ここは貸しギャラリーで、ときに企画もするとのこと。
 松本ヒデオ展 ディテールの連鎖/ギャラリーなかむら。ここは企画のみのギャラリー。
 ギャラリー三条は休み。
 ギャラリー龍馬は、坂本龍馬関連だった。
 

 2010年10月16日(土)。
 十字屋。ヤマハCLP-380は、木の鍵盤。本体価格43万円。

 非在の庭 吉岡千尋展「ガラスのライオン」/ART SPACE NIJI。
 ウェステイン都ホテルに、(堂本)印象のサインがある絵があった。
 桜井貞夫 銅版画新作展/artspace東山。
 稲田早紀展 - gift -/ギャラリーはねうさぎ4。素材に工夫がある。
 竹内佳緒里展「□」/ギャラリーはねうさぎ room1。
 青野卓司展/ギャラリーはねうさぎ room2。
 青い風23人展/ギャラリー青い風。モダンアート展や国展などの人々。案内葉書に、「画廊依頼の23名の先生方の秀作を展示します」とある。
 人長果月展/galerie 16。人の頭がプロジェクターからの光を遮ると、そこから白く広がっていくといった相互作用的なビデオ映像(インスタレーション)。10月16日の京都新聞に紹介ないし批評が掲載されていた。

 地下鉄の東山で乗車し、京都市役所前で下車。
 ギャリエヤマシタ。
 ギャラリーヒルゲート。
 10mほど奥まったところに入口があるところに、漫画展があった。

 さらに下る。
 2010 京都現代美術研究所グループ 層展/ギャラリーF。京都現代美術研究所とは、行動展の人々のグループ。9人。ほとんどが抽象。
 同時代ギャラリーの場所がわからず、一角をグルッと回ってしまった。さきほどのギャラリーFで控えていた人に聞き、よくよく見てわかった。
 大野麻理 とりつくろいのトリ/同時代ギャラリー内 gallery shop collage。かわいいと記帳されていた。基調は、桃色に白玉。
 奥の部屋では写真展。

 三条京阪近くで、Kyoto Art Map 2010に載っているギャラリーを探したが、わからずじまい。

 Kyoto Art Map 2010に記載されている14の画廊の開廊時刻は、

  13-19、11-19、12-19、12-19、12-19、12-19、12-19、
  11-19、12-19、12-19、12-19、11-23、12-19、13-20

と、12時から19時までの7時間開廊というのが多い(9/14)。

美術修行2010年10月11日(月祝)/奈良アートプロム2010

2010年10月19日 01時34分11秒 | 美術/絵画
2010年10月19日-2
美術修行2010年10月11日(月祝)

 2010年10月11日(月祝)。
 型染めで紡ぐ悠久の都-奈良・ハノイ 鳥羽美花展/薬師寺[8時30分開門]/観覧無料(薬師寺拝観料[800円]は別途必要)/近鉄西ノ京駅下車すぐ。型染め。版画であり、絵具の定着を染色で。できあがりは、切り絵風の版画。色鮮やか。
 薬師寺(白鳳伽藍と玄奘三蔵院伽藍)にある国宝をいくつか見た。
 薬師寺大宝蔵殿 秘仏特別公開/500円。吉祥天女を見た。
 東塔見学に列。20分かかった。
 白鳳伽藍から玄奘三蔵院伽藍へ。

 
 2010年10月11日(月祝)は、奈良アートプロム2010の最終日。近鉄奈良駅下車。
 奈良女子大学に向かう途中で、床置き看板が目に入った。ナカタニ ユミコ 個展 Jamais-vu vol.2/カフェワカクサ。2階を見た。
 奈良女子大学の構内に初めて入った。昨日は何かやっていたらしいが、今は何もやっていなかったので退散。
 奈良アートプロム2010 招待作家展しりあがり寿「おやじ山水」/国際奈良学セミナーハウス 旧世尊院/500円。20畳を二間の空間に、大中小(ハガキ大~20インチか)モニター多数を配置したビデオ映像。壁に投影も二か所あり。漫画的キャラの動画。
 
 ギャラリー勇斎は、web上でのスケジュール通り、「循環」展最終日ではなく、月曜ということで休み。明日からの展示の準備中だった。信澤あや 織展/ギャラリー勇斎。

 途中にギャラリーカフェTakeo。
 NAP2010本部におけるNAPおみやげ展(展示即売)では、Nozomiの作品に注目した。線描と散在する小さな面の彩色。
 なら工藝館のなかの、ギャラリー阿字万字〔あぜまめ〕で3人が隣り合って、あないし4つの壁に、展示。
 いのとみか 展/なら工藝館 ギャラリー阿字万字。雁皮紙を重ね合わせたものに、簡素だが味のある線での顔。重複利用して並ぶ顔。顔の輪郭と中身を分離。
 小吹隆文氏による写真:
http://livedoor.2.blogimg.jp/artkobujime/imgs/e/b/eb3d07ed.jpg
 Nozomi Simply Jazz (2009~2010)展/なら工藝館 ギャラリー阿字万字。
 若狭愛 展/なら工藝館 ギャラリー阿字万字。油絵。

 寺田真由美 LIVING ABSENCE/Gallery OUT of PLACE。模型を作っての写真。

 近鉄奈良駅で乗車し、橿原地域でのNARAコテンパンダン展へと向かおうとしたが、絵画はほとんどなさそうなので、車中でそれを見るのは断念することにし、生駒で下車。買い過ぎ分は払い戻してくれた。
 「Over」谷口良展/gallery CLASS。抽象絵画。
 家族の温度 福呂当起作品展/E.R.I + Y。ここで食事した。
 

美術修行2010年10月10日(日)など

2010年10月19日 01時20分01秒 | 美術/絵画
2010年10月19日-1
美術修行2010年10月10日(日)など

 2010年10月5日。土佐の紙大濵紙に描いた日本画展/大丸心斎橋店。明日からの展示だが、見せてもらった。

 2010年10月9日(土)。昨日で一段落したはずが、某通運の当日朝の取り消しでずれて、びわこホールでの寺島陸也エラールピアノリサイタルが聴けなくなった。ショパンのバラード第2番を聴きたかった。
 
 2010年10月10日(日)。
 中之島_4117を訪問。多数のちらしを入手。アートの相談に答えてもらうには、ネットなどによる[webでの文言によれば、電話かFaxかメールでの]予約が必要。
 時刻を見て、国立国際美術館へかけこむ。
 16:20、マン・レイ展 知られざる創作の秘密/国立国際美術館/1,500円。
 16:40、コレクション2 近年の収蔵品を中心に/国立国際美術館。
  桑山忠明、中西夏之などの作品。なかなか良い作品もあるウングワレー、のつまらない作品も。
  柳幸典「ワンダリング・ポジションーモノモリウム・ミニマム1」の英題は、Wandering Position -Monomorium minimum 1であった。Monomorium minimumは、蟻の学名である。説明札に、「蟻、クレヨン、蜜蝋、顔料、鉛筆[graphite]、サベージ紙、鉄アングル[steel angle]とあった。4.5mx4.5mくらいの紙。そばの見張り?の人に訊くと、蟻の歩いた跡を鉛筆で辿っていったのだそうだ。蟻自体を作品素材として使ったわけではなく、設計素材あるいは記録対象として使ったということになる。

 目録に、版画はprint〔印刷物〕とあった。印刷 printとはどういう種類の行為の範囲を指すのか。スクイーズ。上からゆっくりと押す。ステンシルと型。版。

 ホテルグランヴィア大阪。(予約せず訪れて、)フロントで訊いたら、満室らしく、部屋内の寝具の頭方向の壁などに飾ってある絵画の見学はできないとのこと。26階のエレベータを降りたところの広間での2つの絵画展示を見た。アートコートギャラリーの企画らしい。

 内藤六郎 陶展/阪急うめだ本店11階美術画廊I。