最近、自分の車が冬向きでないのと、普段乗り回すのには向いてないので、人様の車を拝借する事が多くなりました。
貸す方はいい迷惑でしょうが、そんな中で新車をお借りする事があり、これは気をつけなくちゃいけないなあ~・・としみじみ思った事がありました。
それは、最近の車は「キーレス」とか言うんでしょうか、鍵が無くてもポケットに発信器の様なものを入れておけば、車の取っ手に触るだけでロックが解除されて、開けられるようになっていますが、この便利さが逆に災いする事がある事がよくわかったのです。
朝、車を使おうとして、ある方から「キーレス」の新車を、エンジンがかかったままお借りして発進しようとしたところ、その方があわてて走って来て窓をコンコン!
どうしたのかと思ったら、発信器のような物を私に出して、
「これが無いと、エンジンを止めた時かからないんですよ。」と言うのです。
う~ん、よく考えてみたら、私は乗って行ったものの、車を止めてエンジンを切ったら再びかからなくなり、路駐でもしたものならとんでもない事になるんだ!・・と変な感心をしてしまいました。
そのあと、その貸し主から聞いた体験談では、何年か前、やはり同じようにエンジンがかかったまま身内の車を借り、しかも遠い旅先でドライブに使用し、目的地の途中コンビニで止めて買い物をし、さて、エンジンをかけようとしたらかからない・・そりゃそうでしょう、発信器は貸し主が持って行っちゃったんですから・・という失敗談があったそうです。
これが、もし人里離れた山の中だとしたら・・などと考えるとぞっとします。
幸いその方はコンビニの隣がタクシー会社だったので、もと来た道を引き返し、そんな事とはつゆ知らない貸し主から「発信器」を借りて再び出発したそうです。
おかわいそ~・・
写真は便利の落とし穴「発信器」
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