国が変われば、国民感情も変わるようですねえ。
サッカーワールドカップもいよいよ今晩勝者が決定しますが、
アジアもアフリカも南米も姿を消してしまいました。
特に南米はアルゼンチンやブラジルといったサッカー史上に名を残す
名門揃いですが、その応援も超過熱気味のようで、新聞を読んでいるとちょっと笑ってしまいます。
その1.完全にゴールに入ったはずのシュートをキーパーではないのにハンドで跳ね返しその結果勝者となった試合を覚えているでしょうか。
あまりに露骨な反則プレーでしたが、そのウルグアイの「スアレス選手」が、なんと母国では「歴史に名を刻んだ」、「奇跡は多々あるものではないが、今回それが起きた」と各誌で絶賛されたようです。
反則プレーが英雄行為とはねえ・・。
その2.準〃決勝でドイツに負けたアルゼンチンでは、活躍しなかった名プレイヤーのメッシに対する風あたりが強かったそうですが、なんと隣国ブラジルではこの敗北に大喜び!
しかもブラジル大統領までが、「南米の国がすべて負けたのはとても悲しい」と、にこやかに、とても満足げに話したそうです。
その3.ドイツの水族館の占い「タコ」の「パウル」君は、優勝の行方を「スペイン勝利」と占ったそうですが、果たしてその結果は・・。このタコ、アルゼンチンの敗北を予想したため、怒りをかい、「タコ刺殺グループ」まで現れたそうなので、身を隠さないと危険ですよねえ・・。
写真は16強に入った瞬間の日本選手の喜びの姿。