今年に入って、タイの首都バンコクで、旧政権のタクシン派の現政権に対する抗議運動がエスカレートしていますが、私が昨年訪れたタイの首都バンコクは活気あふれてはいても、所々でタイ人の温厚さを感じる大変魅力的な旅でした。
今度の紛争は、農村部と都市部の種々の差による不満が原因のようですが、私の好きなタイの内情をこの機会に少し勉強しようと思っています。
昨年の旅行は南半球を訪ねた10日間の旅の前後に、タイ航空を使った利点を生かそうとバンコクに立ち寄ったものですが、バンコクの大変安くて快適なホテル（レジデンシャルホテルと言って、1泊6000円台で、築2年ほどの新しいプール付き豪華ホテル）の入り口ゲートを監理する警備員が私が出入りするたびに最敬礼した姿が忘れられません。
屋台三昧の毎日で、私にはパラダイスでしたし、短い期間でしたが接した人たちの親切が身にしみました。
というわけで、今回の暴動では温厚なタイ人にそこまでさせる動機があったのかと気になります。
平穏なバンコクが戻ったら又是非行ってみたい所です。
写真は泊まったホテルへ曲がる角にあった「ルンピニ公園」近くの不穏な街の様子。