今日で2月も終わり、明日からは弥生3月、春も近い季節になるわけですが、そろそろ私は
桜咲く4月に催される「境内アート」という信州は小布施の「玄照寺」という古刹での屋外アート展
にむけて茶室を製作しなければなりません。
毎年、私は実際の建物には使えないような、イメージ優先の仮設小屋みたいなものを作り、その場所で、習った事も無い「薄茶」を来客に差し出してきました。
ダンボールや農業用の寒冷紗という布状のものを使う事が多いのですが、毎年それなりに、どんなイメージで作るか迷います。
遊びとはいえ、建築にたずさわるものとして、何か刺激になるような形を生み出したいと思う訳です。
そんな時にヒントとして役立つのが「折り紙」でして、平面から思いもかけない立体を作り出す妙は、何ものにも代え難い面白さがあります。
さて、今年はどんな茶室にしようかなっと・・うれしい悩みであります。