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全国一般東京東部労働組合の記録

5月1日は日比谷メーデーに行こう!「万国の労働者団結せよ!」

2007年04月13日 09時42分36秒 | メーデー

【1886年 5月1日】
14時間・15時間という長時間労働が当たり前であった当時のアメリカシカゴの1万5千の企業の労働者35万人が「8時間労働制」を要求し、「八時間の労働、八時間の休息、八時間の自由な時間を」と訴えながらストライキへ突入した。アメリカ全土で156万人がストに参加。

<闘争> 拠点組合の会社の前での集会やデモ、ピケット。工場前の会社側の私兵・暴力団のピストル、棍棒、ライフル銃スト破りとの闘い。

<勝利> この日の闘いで18万8千人の労働者が8時間労働制をそれぞれの資本家に約束させた。その他20万人労働者は労働時間短縮を勝ち取った。

<敵の巻き返し> 州知事が「戒厳令」。5月3日武装警官がスト労働者を襲撃。発砲。4名の労働者殺される。8名の労働組合リーダーを逮捕。5月4日アメリカ全土で抗議闘争。裁判で8名のリーダーに「死刑判決」(すぐに4名は絞首刑。1名獄死。3名はのち無実として釈放)。


【1888年】
アメリカ総同盟 「再び決起」を決議
全世界で第一回国際メーデー。スローガンは「万国の労働者団結せよ!」

アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・・・・・「8時間労働制」を要求して幾百万の世界中の労働者が一斉に決起。(日本は1920年第一回メーデー上野公園5000名、15労組)


【各国で8時間労働制】
1917年、ロシア革命で始めて8時間労働制生まれる。ドイツ1918年、フランス1919年、イタリア1923年にそれぞれ8時間制勝ち取る。日本はなんと戦後の1947年(昭和22年)の労働基準法成立でようやく8時間制になった。


【現在の日本は・・・】
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 「過労死」を続出させる長時間労働、残業代すら払わないサービス残業等々私たちの「NPO法人労働相談センター」に寄せられる毎月400件もの労働相談の中身は、どれも悲惨な内容であふれています。

政府・経団連・厚労省は「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」「労働契約法」を導入し、残業代未払いの合法化、労働者のドレイ化を狙っています。

また、現に、今の日本の企業の中は封建時代いやドレイ時代です。一体どこに「自由社会」があるのかと思います。
「過労死は労働者の自己責任」=「過労死したのは労働者自身が悪い」と公然と言ってのける経営者もいるのです。

政府・厚労省・経団連は、時計の針を19世紀以前に戻し、労働者の権利を奪うことを狙っています。

いまこそ「万国の労働者団結せよ」という労働者の団結と闘いが求められています。
本当の労働組合を強くしなければなりません。

全国一般東京東部労組を強くするためにみなさんの力をかして下さい。
メーデーに参加してください。労働者の生活と権利を守りましょう。

<5月1日午前9時、日比谷公園噴水前に集合しよう!>

 

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-04-15 04:06:04
ウーン少しは知っていたが詳しい中身は全然知らなかった。
今の自分たちと完全にリンクしていたということ。

八時間の労働、八時間の休息、八時間の自由な時間、
いい言葉だ。
今、睡眠、自由な時間併せても9時間あるかどうか。今15時間労働の自分たち。

1886年ですか。死刑ですか。
でも今でも日本は、すかいらーくの方は殺されたのですね。

ますます、会社にアタマにくる。
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