JTBサポートの添乗員2名が立ち上がる!
東部労組加入で不払い残業代を請求
第1回団体交渉開催
東京の添乗員派遣会社「JTBサポートインターナショナル」(登録添乗員数約400名)の派遣添乗員の女性2名が1月末、全国一般東京東部労組に加入し、過去の不払い残業代を会社に請求しました。
組合員の2人はすでに退職していますが、過酷な長時間労働にもかかわらずその対価である残業代が全く支払われなかったことに疑問・憤りを感じ、今回勇気をもって組合として立ち上がったのです。
2月29日、JTBサポートとのはじめての団体交渉が行われました。組合員2名と本部役員が出席しました。会社は小松崎総務部次長をはじめ3名が出席。
組合側の不払い残業代支払要求に対する会社側の回答は、「事業場外みなし労働だったので、不払い残業代は存在しない」というものでした。
組合は「JTBサポートではつい最近、今後添乗員を社会保険・雇用保険に加入させる、有給休暇を与える、残業代を支払う、などの労働条件の改善を行うことを発表したと聞いている。そのようなことを行いながら、一方で過去の不払い残業代=違法行為を是正しようとしないのはおかしいのではないか」と指摘しました。
会社はこの指摘に対しては、「そのことと今回の問題は違う」と的外れの回答をするのみでした。
16~17、18時間の労働を強いておきながら、いざその対価を要求すると出てくるのが「偽装事業場外みなし労働」。組合員2名の怒りに火がつきました。
「休憩は何時に与えていたのか」「お客様へのパンフには12時間等と記載されているではないか」「深夜手当ては何故ださないのか」等々二人の組合員は怒りに震え厳しく質問します。
この的確な指摘に、会社側は「事業場外みなし労働・・・」「持ち帰って改めて回答・・・」「JTBサポートの所定労働時間は8時間だから・・・」「深夜労働手当ては、みなし労働だから時間管理ができないので払っていない」など、不誠実極まりない回答を繰り返すのみでした。
私たち東部労組は勇気をもってたちあがった添乗員のみなさんとともに今後も全力で闘っていきます。「偽装事業場外みなし労働」を許さず闘います。
JTBサポートのみなさん!
東部労組に入っていっしょに不払い残業代を取り戻しましょう!
「偽装事業場外みなし労働」を撤廃させましょう!
過去の残業代を請求しない云々などの、書面が最後に配られ、同時に一時金を支払う契約書もかねていましたが、サインしました。後から、これは過去の残業代などは支払わないものとする・・・と言うものと後から判りました。(難しい遵守するものとする。。。の表現で私は見落としました。)ですので、私はもし残業代の請求をしても、過去の残業代は請求できないことに。。
でもこの元JSIの添乗員さんは、そのような署名をしていないのですから、残業代は請求できるのではないかと思います。
みなし労働も改善されずで、苦肉の策の会社の考えもわかりますが、明らかになんか、みなしと言いながらも、時間給が設定されていたり、???でした。
改善されたのは確かに前より進歩ですが、みなしは変りません。
きっとこれからもっともっと他社が立ち上がって、さらに大きな動きになる予感がします。
私のような小さな派遣会社所属者も蚊帳の外ではなくなります。
阪急さん、JTBさんを盛り上げて業界全体を変えていきたいです。
難しい文言を書き添えておいてサインした者にはご褒美(一時金)をあげる、ですか??
私はそんなもの無効で、匿名さんはじめサインをして提出してしまった方達も残業代を取り戻すことができるのではないかと思いますが・・。
ましてや、サインしていない人ならなおさら、過去の残業代が存在するということを匿名さんの報告でJSIは認めていることになると思いますし。
申告したお二方、頑張ってください。
正しいのはあなた方です!
みなし労働。。。私たち添乗員が1日12~24時間働いている事実を認知しているにもかかわらず、みなし労働の一言で逃れようとするなんて、落胆です。
「旅行業界は他の業界とは違う、考え方が違うから長時間労働でも日当統一料金が当然、仕方のないこと」という考えが残念ながらあるようですね。その考えに私たちは洗脳されて、ずっとどんなにきついツアーであろうともトラブルがあって寝れずに働こうとも、その対価は求めず働いてきました。それは、この仕事が好きである思いもあったからだと思います。ですが、会社の人達はその思いをいい様に利用して欺いていたのでしょうね。会社によって違うでしょうが、日給というアルバイト扱いにしては、責任の追及は全て私たち添乗という酷い有様。そして今、やっと勇気ある方々からあげられた貴重な声や思いに対し、会社側は誠意のない対応をしています。会社も苦しいとは思いますが、まず法律に反する行為を開き直るのはやめて頂きたい、会社に貢献しようと働いている私たち全添乗員に謝罪をするべきなのではないでしょうか。残業代は、私たちの頑張りの当然の報酬です。そして、私たちが安心してツアーに出れるように自ずから努力していくべきなのではないでしょうか。あまりに低収入で生計が立てられない、過労働で倒れたのに保障もなく使い捨てされたという声が今後もあがりませんように。
次は??
応援してます!!