写真=ユニオン結成を厚労省で記者会見する心理士ら
全国の臨床心理士はユニオンで団結しよう!
私たち全国一般東京東部労組・臨床心理士ユニオンは昨日(4月6日)、厚生労働省で組合結成の記者会見を開きました。
その模様は、当日のNHKニュースで放送され、本日の新聞朝刊(朝日・読売・毎日・東京)各紙で報じられました。
以下は毎日新聞の記事抜粋
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臨床心理士:労組結成、「処遇改善を」 8人で全国初
東京都が設置する児童養護施設でカウンセラーとして働く臨床心理士らが6日、労働組合を結成した。児童虐待などが増えて子供の心への支援の必要性が言われる中、多くの臨床心理士が非常勤など低収入で不安定な状態に置かれているため。臨床心理士の労組結成は初めて。
結成したのは、全国一般東京東部労組・臨床心理士ユニオン支部(木村秀委員長、8人)。
(略)
木村委員長は「安心して働けない。子供たちの安定のためにも、私たちが仕事を辞めずに済む環境が必要だ」と話す。今後、約2万人の臨床心理士に労組加盟を呼びかけ、処遇改善などに取り組むという。問い合わせは同労組(03・3604・5983)。【東海林智】
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さっそく報道で知った全国各地の心理士からは「私もユニオンに入りたい」「入会資料がほしい」といった問い合わせが組合事務所に次々と寄せられています。
臨床心理士は文部科学省所管の財団法人が認定する民間の資格ですが、指定大学院の修了が条件になるなど、高い専門性を求められています。にもかかわらず、公務・民間を問わず多くの心理士が不安定な雇用環境と劣悪な労働条件で働いています。
全国2万人の臨床心理士はユニオンに入って雇用者との団体交渉で改善させていきましょう。市民への心のケアに責任を持つよう行政に求めていきましょう。臨床心理士の国家資格化を国に求めていきましょう。
<連絡先・問い合わせ先>
全国一般東京東部労組本部・臨床心理士ユニオン支部担当(須田)まで。
東京都葛飾区青戸3-33-3野々村ビル1階
電話03-3604-5983
メールinfo@toburoso.org