尚美学園不当解雇撤回裁判・第3回口頭弁論
尚美学園(久保公人理事長)は業務委託の偽装をやめろ!
尚美学園(久保公人理事長)は業務委託の偽装をやめろ!
尚美学園大学(久保公人学長)で学生カウンセラーとして働いていた全国一般東京東部労組・公認心理師ユニオン支部の平田尚寛さんが、同大学を運営する学校法人尚美学園(久保公人理事長)に対して、不当な雇い止め解雇の撤回を求める裁判の第3回口頭弁論が9月7日に東京地裁で開かれ、東部労組の組合員らが支援の傍聴に取り組みました(写真)。
学園側は裁判で業務委託契約を盾に平田さんの「労働者性」を否定し、そのことをもって解雇規制から免れようとしていますが、過去の最高裁判例などで労働者性については契約の形式や文言にとらわれることなく働き方の実態で判断するという考え方が確立しています。
その意味で入職以降、大学側から仕事のやり方などの指揮・監督を受けてきた平田さんに労働者性があるのは明らかです。学園側の手法と主張は、業務委託を偽装して労働者保護をはく奪する不当なもので到底認められるものではありません。
この日の裁判後も組合側を担当してくれている戸舘圭之弁護士から引き続き平田さんの労働者性を証明していく方針が傍聴に駆けつけた組合員らに述べられました。
この間、アマゾンの配達ドライバーたちも全国各地で労働組合を結成し、業務委託の偽装に反対する闘いに立ち上がっています。東部労組も尚美学園の不当雇い止め解雇撤回の闘いに勝利することで、雇用「類似」の契約のもとで無権利状態に置かれている労働者の生活と権利を守る労働運動を広げていく決意です。
この間、アマゾンの配達ドライバーたちも全国各地で労働組合を結成し、業務委託の偽装に反対する闘いに立ち上がっています。東部労組も尚美学園の不当雇い止め解雇撤回の闘いに勝利することで、雇用「類似」の契約のもとで無権利状態に置かれている労働者の生活と権利を守る労働運動を広げていく決意です。
次回裁判期日の第4回口頭弁論は11月16日(水)午後1時10分に東京地裁620号法廷で行われる予定です。みなさんのご支援をよろしくお願いします!