
(写真:多くの参加者を前に発言するHTS支部境組合員)
4月13日、「今やらずにいつやる!派遣法抜本改正集会」(主催:派遣法抜本改正を求める共同行動)が弁護士会館で行われました。
東部労組HTS支部も参加。連合・全労連・全労協など、ナショナルセンターを超えた250名を超える参加者、民主党菅直人代表代行、社民党福島みずほ党首、共産党小池晃参議院議員、国民新党亀井亜紀子副幹事長など、各政党代表者を前に境組合員が塩田委員長への不当なアサイン停止=事実上の解雇の不当性を訴えました。
境さんは「塩田さんへの処分は、メディアを飛び越し取材に応じた者を事実上の解雇にするということで、狙い撃ちの組合つぶしだ。また、会社は登録型派遣という働き方を利用して仕事を与えないことで塩田さんを事実上の解雇にしている。HTS支部は徹底的に闘う。と同時に、会社にとって都合の悪い労働者を簡単に切ることのできる登録型派遣の廃止を含め、派遣法の抜本改正を求め闘っていく」と訴えました。
また当日の集会では、週刊金曜日発行人である評論家の佐高信さんが「派遣法に私の一言!」として派遣法の問題点について話されました。その中で佐高さんは週刊金曜日の記事を理由にした塩田委員長アサイン停止についても言及されました。
HTS支部はさまざまなところで塩田委員長アサイン停止問題の不当性を今後も訴えていきます。また、労働者を簡単に「使い捨て」にできる登録型派遣派遣の問題など、派遣法の抜本改正についても闘いを進めていきます。
その様な状況の中で二つの仏最高裁での最終判決を勝ち取りました。
3月25日JALPAKアシスタント対JALPAK
正式雇用認定裁判。
4月8日 CFDT (労組)対JALPAK
日本式人材派遣禁止。
日本の旅行業界不況を理由に、着々と進められている解雇計画は、このふたつの判決が出てもJALPAKアシスタント自身さえ、解雇撤回、職場復帰はできません。
日本の皆様の動き一つにかかっています。
皆様と共に考え、共に歩みたいと思います。
それにしても、塩田さんを救おうと歯を食いしばって奮闘なさっている東部労組HTS支部の添乗員組合員の方々を心から尊敬します。皆様を、塩田さんの友人として、同じ添乗員として、なにより一人の人間として本当に美しいと思います。
そして、全国のすべての心ある添乗員の方々は、いまこそ立ち上がる時ではないでしょうか。塩田さんたちの血と汗の努力を犠牲にしてはなりません。
私たちも全力で応援します。
-天網恢恢粗にして漏らさず-
「天の網は広く、その目は粗いようだが、悪人を漏らすことなく捕らえる。すなわち、天道は厳正で悪事をなしたものは早晩必ず天罰を受ける」
マクドナルドの名ばかり店長の時と同様、トラサポは裁判に勝てないのではないだろうか。
もし裁判が起これば、テレビ・新聞・ネットetcで経過を報道され会社のイメージが大幅にダウンするであろうし金銭的な面でも・・・とは考えないのだろうか。
それを考えれば安易にアサイン停止にしないほうが得策だと思うが・・・