今年のイブは

クリスマスイブ料理の備忘録です。

 

今年のメインの肉は。

でっかいハムでした。

ハニーベイクドハムというそうな。

強大な塊ハムに甘いタレを付けて焼いたものです。

食べ応え大アリでした。

 

 

パンにブルーチーズ、美味しいですね。

妻が大好きなので、うちではパンがメインの時によく出てきます。

 

青カビのチーズって、初めて食べたときには強烈な味に臆してしまいましたが、慣れると美味しい。

でもカマンベールの方がもっと好きですが。

 

 

クリスマスケーキは北海道からの取り寄せでした。

LeTAO（ルタオ）

小樽のお店です。

小樽のルタオ。

回文を狙った？

 

 

チーズケーキとチョコレートケーキ。

チョコケーキの方を切った後、刃物についたクリームをペロリと舐めた妻が一言。

「これ、コーヒーが入ってる」

 

妻はコーヒーが全然ダメなので、子供たちは4つに切った白と黒一つずつで、妻が白2つ、私が黒2つになりました。

でも食べてみるとチョコレートの苦味がとても良い。

それに妻は一瞬で見抜いたのに、私は「コーヒー本当に入ってるの？」というくらい感じない。

苦手な人にはわかるものなんですね。

 

私は昔、レタスが死ぬほど苦手（今は平気）で、家族が食べるときも自分だけキャベツを用意してもらったりしていました。

嫌いなものも我慢して全食するタイプの子供ではあったのですが、レタスだけはどうしてもダメで、土下座で頼む勢いの私に親も仕方ないかと思ったようで。

 

そんな子供時代のある日、いつものように自分スペシャルのキャベツを食べた瞬間に違和感を憶え母親に確認したところ、レタスを切った包丁を水で流さずそのままキャベツを刻んだ模様。

刃物についたわずかなレタスの香りがキャベツに移り、それを感じ取っちゃったと。

今なら自分でも「そんなの気がつく方がおかしい」と思いますが、誰しも苦手なものにはそのくらい敏感なのかもしれませんね。

当時、そのやりとりを隣で見ていた妹はドン引してましたが。

 

まあ、私には絶品のチョコケーキだったということで。

 

 

読書の備忘録。

御影瑛路氏作「殺人鬼探偵の捏造美学」

「氷鉋清廉。天才精神科医にして、美学に満ちた殺人鬼・マスカレード。海岸沿いで発見された怪死体にはマスカレードに殺されたような痕跡が。新米刑事の百合は紹介された協力者と捜査を開始するが、その人物はあろうことか氷鉋だった！父親、婚約者、恋人の証言が食い違う謎めいた被害者・麗奈を、当の氷鉋と調べる百合。だが、死んだはずの麗奈の目撃証言まであらわれ…！？」

ラストに向けてのどんでん返しが良かった。

最初と最後のつながりがなかなかのもの。

 

望月麻衣氏作「京都寺町三条のホームズ 6 新緑のサスペンス」

「ついにお互いの気持ちを伝え、付き合いだした清貴と葵。ある日、京都では名の通った鑑定士や収集家の家から、仏教関係の美術品が盗まれる事件が頻発しているという報せが、二人のもとに入る。さらに、吉田山荘事件で知り合った探偵の小松が、行方不明の娘を捜してほしいと『蔵』にやって来た。二つの事件は巧妙に絡み合い、さらなる謎へと―大ヒット・キャラクター小説第６弾！」

けっこう本格的なサスペンス展開です。

京都の小説は舞台を思い浮かべやすくていいですね。

 

電子書籍では、

健速氏作「六畳間の侵略者！？ 24」

 

 

以上で367冊目。